すでに競技は終了していますが、中国杯の男子フリーも見ておきます。「フィギュアスケートYouTube動画ブログ」さんもご参照ください(1)(2)。
「ボーヤン」。フリーは186.95で1位。合計290.89で優勝。ローリー・ニコル作の昨シーズンからの継続プロです。クワド3発と3Aが2発の構成で、ミスらしいミスは、単発4Tのお手付きと、3Lz-3Tの転倒に留めました。
フリーになるとつなぎが物足りない部分はありますが、それでも、彼のトレードマークであるジャンプが全盛期に肉薄する出来なので、良いトレーニングを積めているんだと思います。海外の試合になるとPCSで渋られるのかもしれませんが、彼の魅力は変わりません。元気な姿を見せてくれて、嬉しいですよ。
「ハン・ヤン」。フリーは170.25で2位。合計264.81で2位。ラ・ラ・ランドも3シーズン目になりますが、もう、見ていてうっとりしてしまいますね。この曲は、男子も女子も、日本選手も海外選手も山ほど採用していた時期がありましたが、これはもう最高の出来ですよ。
冒頭の3A-3T以降、すべてのジャンプを決めてノーミスしてくれましたが、いやぁ、スケーティングは流れるように美しいし、我が道を行く求道者、もはやアーティストの域に達しています。素晴らしかった。拍手を送りたいです!
今季の男子は、コリヤダ、ボーヤン、ハンヤンと見てきて、あとはあわよくば羽生さんを見られれば・・・それで満足です。どうか私の願いが叶ってほしいと思っています。
では、また明日!
Jun