いまや、オンライン羽生結弦展の目玉企画となっている、読売新聞写真部の若杉和希カメラマンによる写真解説講座。なんと、この第4回が最終回となるそうです。うーん、残念ではありますが、動画の中で、将来またこのような機会を設けてくれそうな感じではありました。楽しみに待ちましょう。
今回の一枚は、昨年の札幌N杯のEX「春よ、来い」を演じ終えて、リンクを出る直前の柔らかな表情を捉えたもの。
羽生さんがこのN杯に臨む心境について、若杉カメラマンは、久々に日本のたくさんのお客さんの前で滑ることへの緊張感、演技のプレッシャー、GPファイナル出場がかかっているプレッシャー、もっと高みを目指したいという思い、「たくさんの重圧を背負っていたはず」と分析。
そして、「春よ、来い」を滑り終えて、ケガ無く終えられたこと、ファイナルに挑戦できることへの安心感を、この表情から感じたそうです。
ふっと肩の荷がおりた瞬間
人間・羽生結弦君の表情がちょっと出ちゃったような瞬間
天使が降りてきて、羽を休めている
「解説講座」の最後を飾るにふさわしい、素晴らしい論評だと思います。そこら辺のライターよりもよっぽど表現力豊かで瑞々しい言葉に感激しました。
さっそく、昨年のN杯の「春よ、来い」の動画を探そうとしたら、YouTubeはことごとく潰されていて、ビックリ。唯一「ニコ動」だけは生きていたので、こちらのシーンを確認しようとしたもの・・・ギリギリ切れていました。残念です。
「春よ、来い」を動画で見たのは久々な気がしますが、このプログラム、実はかなり激しいですよね。ユーミンの曲ということと、この衣装のデザインで、どうも穏やかなイメージの残像が残っていたんですが、やっぱりハードですよ・・・。スワンよりも明らかに激しいし、シャープで鋭角的な動きが、ここ2年のFaOIの「Wings of Words」や「マスカレイド」「クリメモ」とリンクする、と勝手に思っています。
世間は4連休ですが、私は「平常運転」という感じです。明日は、大阪の代表合宿の映像とニュースをレビューできればなと考えています。
さて、24日(金)は藤井棋聖の対局があります。丸山九段は個性的な棋士なんです。世代的には羽生九段と同じで1970年生まれの49歳。名人を2期保持していたこともある実力派棋士ですが、趣味がウェートトレーニングで上半身はムキムキのパンパンです。他にも、中国から取り寄せたデカい扇子を使っていたり、対局日になると物凄い量を食べることでも有名。明日の「将棋メシ」は、藤井棋聖よりも、丸ちゃんの方に注目してみてください。
では、また明日!
Jun
コメント
カメラマンさんたちは、言葉での表現も素敵ですね。
本当に、カメラマンさんがこれだけ表現できるなら、(一部の)底の浅い、底意地の悪い
フィギュアライターさんはいらないよなぁ、と思いました。
今夜のMステ、CM捕獲のため録画だけ、と思っていたのですが、ToshIさんも出演なら、
早めに夕食の支度をして、最近歌番組って見てないので、久しぶりにゆっくりと見てみる
かなぁ、と思ってます。
そして、お昼ご飯ウォッチャーとしては気になるお昼でしたが、なんと丸ちゃん(丸ちゃ
ん呼び  ̄▽ ̄;)Junさんのおっしゃる通り、期待通りでした。
炭水化物が1種類とはいえ、そうめんは大盛りだし、お弁当2つ!!
藤井棋聖のお弁当1つご飯少なめが、少食に見えてしまいました。
名無しの猫さま
竜王戦をご観戦いただき、ありがとうございます。将棋界には濃いキャラが豊富でしょ?(笑)
しかも、将棋の内容もほぼノーミスで、藤井棋聖を圧倒していました。最後、一瞬危ない場面があったんですが、藤井棋聖の「罠」を見抜いて、きっちり丸ちゃんが寄せ切っていました。
あれだけ充実した将棋を指せるのだから、挑決での羽生さんとの3番勝負、あるいは豊島竜王への挑戦もあるかもしれません。
そうなんですよ‼️春よこいはホンワカなイメージかもしれませんがなんとなんと、生はまったく違います。スピードが速すぎて目が追いつかない、シャープで鋭角そのものですよね?ニコ生で久しぶりに観ましたが、泣いた😭泣いた試合の後の春ちゃん全然結弦くんの気持ちが違う。羽生結弦は二度と同じ演技をしないことはフアンなら誰もが知ってる事だけど、ボストンワールドのレクイエムを思い出しました。あの時もこころ打たれて泣きましたよ〜。若杉さんそんな結弦くんが分かるんですね?コロナが収束したら読売新聞社さんが羽生結弦展をやってくれますよね?ところで新聞社はカメラマン変わるんですね?前は竹田カメラマンの写真好きでした。
さて、藤井棋聖様丸山九段との対決、いつも強い方と対決ですねえ。ホントに丸ちゃんお昼凄かったAMEBAでは小さくてみにくいけど確かにガッチリしてる。もっとじっくり見てみたいです( ◠‿◠ )この対局は遅くなりそうですね。
Senninさま
春よ来いは、原曲こそユーミンですけど、そもそも清塚さんのピアノもかなり激しいですし、そこを羽生さんも敏感に感じ取って、あのようなプログラムになったんだなと改めて思います。
若杉カメラマンも、口だけじゃない、完全なる「沼落ち」症状が見られますよね。シーズン始まったら、当然試合を取材しつつ、また熱いメッセージを伝えてもらいたいです。羽生結弦展の実現とどっちが先かな・・・?どちらも、楽しみに待ちたいですね。