「カルチュラルブック 2020-2021」(4)

「カルチュラルブック 2020-2021」(4)

今日も「カルチュラルブック」のマッシさんの記事です。今日は「フリー解説+総論」からご紹介します。

全てのジャンプは極上のクオリティで実施され、全く力みを感じさせなかった。余りにも簡単に実施されるエレメントの確固たる安定感が、高難度要素である全ての4回転ジャンプを極めて簡単なことのように見せていた。

・・・あらゆる動作が優美で、鮮やかで、内面の平安が感じられた。僅かな揺るぎもなく、演技開始と同時に楽曲『天と地と』の和の音色とそのストーリーに完全に同調しているように見えた。

また、琴の音の始まりと共に実施される3回転アクセル+2回転トウループのコンビネーションとその直後に続く3回転ループの配置に見られるような細部へのこだわりも勿論見逃すことはできない。

やはり、前半の3A-2Tからの3Loの所ですよね。他のスケーターの演技では絶対に見ることのできない、羽生さんにしか成しえない技術として、ファンの間でも浸透しつつあるような気がします。4回転と比べて「地味」かもしれないですが、個人的には、羽生さんのFPの中で、今や欠くことのできない魅力的なエレメンツだと思っています。

これほど圧倒的な演技の後、私は個人的にまるで芸術作品を間近で鑑賞できる栄誉を味わったような、多大な幸福感を覚えた。結弦の目標の1つは、希望のメッセージを吹き込むことだった。そしてこの目標は見事に達成された。

・・・フィギュアスケートの唯一無二のチャンピオンの競技人生において、羽生結弦はまたしても傑作を実現して見せた。

まだ、たった一回しか見ていないのに、全日本でのあまりの完成度の高さに、「今後、失敗する所を見たくない・・・」という恐怖心のような感情すら、私の中でわずかに芽生えています。なぜそう思ったかと考えてみた時に、マッシさんの言うように「芸術作品だから」ということなんだと思います。

もちろん、羽生さんのことですから、ワールドに向けてさらなるブラッシュアップを施しているはずですし、「進化した『天と地と』を見たい!」という気持ちも、もちろんあります。ただ、次がいきなりワールドというのもなぁ・・・と。でも、「B級試合でもあればいいのに!」というのは、きっと凡人の発想で、数々の修羅場で結果を出し続けてきた羽生さんならば、プレッシャーを力に変換して、しっかりピークを合わせてくれることを信じています。

ストックホルム世界選手権を考えると、全日本選手権の構成を一糸の乱れもなく滑ることが出来れば、330点以下の得点はあり得ない。ルールが考案・規定された通りに正しく適用されたなら、他のスケーターには到達できない得点を得てしかるべきだ。

力強い「スコア予想」も出ました。まぁ、この構成でノーミスを2本揃えたら、SP110点、フリー220点、合計330点という計算は成り立ちますしね。しかし、マッシさんらしいのは「ルールが考案・規定された通りに正しく適用されたなら」という但し書きをしている点。ただ、ノーミスを揃えれば、そこまで無茶な採点はなされないことを願っています。

では、また明日!

Jun

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