やっぱり、そばにブライアンとトレーシーがいると心強いですね。4年前のお隣の国のヘルシンキワールドを思い出さずにはいられません。
公式練習の「天と地と」の曲かけ動画(音声なし)がアップされています。基本的にジャンプは位置確認だけで跳んでいません。跳んだのは、唯一、前半の3Loだけだったかと思います。
メディアは「羽生さんとネイサンの対決」という部分を煽りたいんでしょうが、羽生さん自身は、いたって冷静ですね。
こっち来て感覚がすごく整ってるわけではないので、ちょっとずつ感覚を整えながら、体を整えながら、いい演技をしたいな、っていうふうに思ってます。素直な気持ちはそこかなあと。何か、これをやりたい、あれをやりたい、こういう演技したい、とかいう感じでは、今はないです。
・・・まあ枠取りに関しては最大限、貢献したいなとは思っています。あとは、そうですね。僕にとっては今のところそれだけですかね、この大会については。
・・・結果出てから考えればいいかなという感じと、あとそんなに今回、結果、結果という感じがなくて、とにかく無事になんの不安もなく日本にしっかり帰って、うん、しっかり健康な状態でこの試合を終えられたらいいなと思ってます。
それでいいと思います。日本男子の3枠確保に貢献して、無事に日本に帰ってくる。それでミッション・コンプリートですよ。ジャンプ構成は全日本から変更は無いようですが、プログラムのブラッシュアップがあるのかどうか。衣装のデザインの微調整があったりすると面白いですね。
52年前の撮影では、よろいは重いし、体に食い込んで痛いし、最初はすぐ脱いでいました。ところが最後は、よろいを着たまま食事したり休憩できて、演技もなじんできて。羽生選手も、同じでしょう。
記事の中でも言及がありますが、いま石坂さんは79歳で、大河の撮影時は27歳だったとのこと。ちょうどいまの羽生さんと同年代ですから、感慨深いでしょうね。
知的で、それでいてとても温かいメッセージになっています。ぜひお読みください。羽生さんがこれを読むのは大会後だと思いますが、全日本の時の石坂さんのコメントは当然承知しているでしょうし、力になっていると思います。
では、また明日!
Jun
コメント
こんにちは 更新ありがとうございます
石坂さん、ほんとにうれしそうですね。
自分の演じた上杉謙信がなんらかの影響を与えているとしたら演者としてこれ以上の喜びはないでしょう。
しかも「天と地と」はオリンピックプログラムになる可能性大。
野村萬斎さんが平昌五輪のあと、「狂言の新たな可能性が開けた」と言ってたのにも通じる。
世選の報じ方は「ネイサン対羽生の行方は?」みたいな感じですが、「対」にするなら同格の実力でないとね、ええまあ、フジテレビですから。
みつばちさま
萬斎さんは羽生さんに直接アドバイスをしていましたが、もし羽生さんが石坂さんの演技を見ていたのだとしたら、間違いなくインスピレーションを受けているでしょうね。
LMEYは正直分からないですが、天と地とは確実に五輪プロになるでしょうから、また石坂さんのコメントが聞けるのを楽しみにしています。・・・このワールドを勝ったら、すぐに取材の依頼が来そうですが(笑)。