リザルトは「こちら」。フィギュアスケート速報さんは「こちら」で。先に男子の方を片付けてしまいます。まぁ、やっぱりこうなりましたね。
佐藤駿君。フリーは140.06の9位。合計204.95で12位。4T一本、3Aを二本降りたことは十分に立派ですが、首をひねりながら戻ってきたので、「この子はまだまだ強くなる!」と確信しましたね。準優勝した選手のフリーのスコアが、TES:63.60のPCS:88.50。一方、駿君は、TES:80.70のPCS:60.36と、面白いぐらいに真逆ですが、分かってはいることだけど、ひどい大会だな・・・とつくづく思います。
ただ、まだ14歳です。これから試合で4回転を降りて、降りて、降りまくるのみですね。彼らの世代がトップに立つ頃、全日本選手権も、スポーツ大会として真っ当な競技会になってほしいです。
山本君。フリーは140.74の8位。合計212.69の9位。いやぁ、この試合で一番、マジカルな瞬間を目撃できて、もうそれだけでハッピーでした。言うまでもなく、冒頭の4Tの着氷です。その後、3Aが拔けたり、いろいろ細かいミスがありましたが、スコアとか順位とかどうでもよくて、「もう無理しなくていいから!」と祈る気持ちで見ていました。
これまで跳べていたジャンプをすべて取り戻して、いよいよ来季ですね。そして、羽生君と同じ試合にアサインされてほしい。GPじゃなくて、オータムでもいいので。二人の共闘が現実味を帯びてきたのだなと、昨年の全日本を思えば、本当に感慨深いです。
鍵山君。フリーは141.85の6位。合計216.36の6位。2本目の3AのSOがもったいなかったですけど、よく頑張りました。JGPカナダで、SPを2位(75.60)で折り返したものの、フリーで崩れて(119.13)4位に後退した経験が生きましたね。全日本ジュニアでもフリーで順位を一気に上げて、全日本の切符を手にしたので、フリーでの安定感が増しているように思います。
鍵山君の強みは、ジャンプを着氷した後の流れと、そしてなんといっても「踊れるところ」じゃないでしょうか。なかなかいないタイプの選手なので、これからの成長が楽しみです。
島田君。フリーは139.32の11位。合計219.78の5位。6分間練習で4Tだけでなく4Sも着氷していたので、高橋選手の演技を見た後、「これは高志郎は逃さないぞ!」と期待しながら見ていました。今季、拔け・コケの印象が無かったので、ノーミスすれば2位の可能性は高いだろうなと。そして、これはワールドの選考は荒れるぞ・・・と。
しかし・・・。これが全日本最終滑走の魔物ですかね。今年見られないようなミスを連発してしまいました。ただ、世界ジュニアの代表にはおそらく滑り込んだと思うので、結果オーライという所でしょう。
おそらく私だけでなく、多くのゆづファンの皆さんにも賛同いただけると思いますが、大会のレベル・クオリティということで言えば、「羽生君は全日本は卒業でいいのでは?」と思います。ただ、ワールドの代表選考に関わってくるので、実際そういうわけにもいかないわけですが、だったらもう少しマトモなジャッジをしてくれと言いたいですね。
では、また明日!
Jun
コメント
動画もありがとうございます。
エテリさん家にも、カナダにも大器を予感させるJrがいますから、真っ直ぐに成長しますように。
男子の次元の低さに、連盟の「山根」状態を嘆く方々も多いようですが、こんなものじゃないですか?ただ、羽生さんのいた試合は、地力の差はあっても緊迫感があった気がする。贔屓目ですか?
捉え方にもよりますが、宇野選手の発言?GOEがこんなに貰えるならイーグルから跳ばなくてもいい、とか聞きました。
善し悪しではなく、選手のスケートへの取り組みや情熱が推し量れて、複雑な思いがしましたね。
捻挫とは言え、真っ当なジャンプは一つか二つぐらいに爆盛りGOEとも聞きました。奈良判定は、選手への影響を考慮して欲しい。特定選手だけだから、構わないのかな。
ごろ寝さま
アマチュアボクシングはヘッドギアをするので、KO決着がつきにくいことから、山根会長がいた頃の奈良判定の罪は重いです。一方、プロボクシング、キックボクシング、総合格闘技だとKO勝ちすればいいので、まだ選手が自分の実力でできることはあるわけです。
フィギュアスケートは、例えば体操と同様に、完全に他人に評価を委ねる競技なわけですから、評価する側は公平・公正でなければいけません。ただ、残念ながらジャッジたちはそういう発想にはならず、むしろこれを利権にしているというのは、嘆かわしい限りですね。「AIなんて誰が入れるかボケ!」って考えだと思いますよ。
今回の全日本の採点は本当に酷いと思います。でも、だからこそ、このスポーツというより、好きな選手、才能のある若手の成長を追いかけることに、私はエネルギーを傾けたいですね。
佐藤駿くん、素晴らしかったですね。これからどんどん結果を出して、自力でPCSを上げていって欲しいです。
草太くんのクワド成功も来季に期待を持たせるものでした。高志郎くん、残念でしたが 最終滑走の経験を 今後に生かせたらいいですね。
この中なら宇野選手が優勝して当然というところですね。怪我のようですが、今季のフリーでは 彼比で 一番良かった気がします。まあ、トップスケーターとして発言にもう少し気をつけるべきでは、と思いますが。
高橋選手は2分が限界だと露呈しましたね。そうであれば、ショーで充分でしょう。気が済んだなら、今度こそしっかり引退して欲しいものです。
ととちゃん さま
引退しないでしょう。国際大会には出ないと思いますが、夏のサマーカップとか、あるいは国体とか、忖度採点をしてくれそうな試合を選んで出るんじゃないですか?
高橋選手は「ショーで充分」というはもっともな話なんですが、そもそもショーで人を呼べないから、こんなことしてるわけですよね。氷艶もチケットは余りまくってたと言いますし、じゃ、真央ちゃんのサンクスツアーみたいに、自分が主催するショーをやれば?と思うのですが、集客が見込めないから、企画自体が立ち上がらないんだと思います。黄色とピンクのタオルを降ってた人たちも、実際の数字はそんなに多くないのでしょうね。
こんにちは
佐藤君、将来が楽しみですね
クリケットに行って欲しいけど、中々そうはいかないと思います。
草太君、良く頑張りました
これからもっと良くなっていきますよね?
ここまで頑張ってきたのであと少しですが、恐怖は克服できたでしょうか?
島田君、かなり緊張しているように見えまし。
全日本では独特の雰囲気がありますよね
高橋さん、やってみて体力的に無理だと思ったのでしょうか?
高橋ブランドに傷をつけない為にもワールドに出ない方がいいですね
所で、コストルナヤさんはペアに行くのでしょうか?
そんな事を呟く人がいたので、まだシングルで頑張って欲しいと思います。
ペアでも素敵とは思いますが…
ロシアは沢山いるので、息の長い選手でいて欲しいですね。
おのさま
いやぁ、今のクリケットは人の出入りがいろいろあって、ちょっとザワついている感じがあるので、駿君は埼玉で頑張るのがいいと思います。ジャンプの成功率もそうですが、スピンやステップでまだまだ出来ることはあります。おそらく、彼の来季の目標は「打倒ゴゴレフ」と「世界ジュニアを獲る」という所を目指しているんじゃないかと。
羽生結弦、紀平梨花に続く、天才ジャンパーだと思っているので、とにかくケガなく、着実に成長していってもらいたいです。
コストちゃんのペア転向話というのは、けっこう前のインタで「興味がある」という発言を目にした記憶があるんですが、ウチの本棚を調べてみても、どの雑誌なのか分かりません。現時点で、トゥルソワよりも優れている部分もある彼女を、ロシアスケ連が転向はさせないでしょう。
こんばんわ☆
毎日更新お疲れ様です!
いや〜!草太くんの4T泣きそうでした…。
Junさんのおっしゃるようにそれだけでハッピー。
今後も怪我に気をつけて頑張っていってほしいです!
個人的には4回転に挑戦する選手がフリーでは着氷できることが多かったのが嬉しかったです。
高志郎くんは残念でしたが(T ^ T)
でも最終滑走ですごく緊張したでしょうしね。
もっとみんな4回転の確率が上がるといいなぁ…。
日本スケ連さん、みんなジスランコーチのとこに合宿させてあげて!笑
ところで試合に出ても悪化しない捻挫ってほんとにあるんでしょうか…。
ととちゃんさまと同じく捻挫のフリーが私も今季一番良かったような気がしました(^_^;)
点数には納得できませんが(-。-;
あゆさま
今回の捻挫話も、(1)ショート後の囲み会見での「コメントは差し控えさせていただきまる」から、(2)フリー後のカメラの前での包帯巻き巻き、(3)椅子に座りながら「僕の予想では全治2週間」、(4)スニーカーでの表彰式と、何から何まで、学芸会レベルの拙さで、台本を書いた人間もそれを演じている本人も含めて、やっていることが隙だらけで、見ていて哀れになってきますね。
本当に軽症なら最初から「大丈夫です!」の一言で押し通せ!軽症を重症として装いたいならもっと上手くやれ!と、まともな常識のある社会人の感覚なら、一発で信用を失いかねない致命的な行動ですよ。その辺りを誰も指摘しないのだから、周りの大人がどーしようもない人間の集まりだという証明ですね。
キスクラでの「失言」が面白かったですが、これまでの踏み切りや着氷のごまかしも、「やっぱりこいつら確信犯じゃん!」ってことになりましたね。今回、キスクラの声をずいぶんとキレイに拾うなぁ・・・と思っていたんですが、これはフジテレビのファインプレーでしたね。
全日本男子は今まで見たこともない不快なものでした。今まで高橋大輔に特に感情もなくただ現役時代はよく頑張っているという印象くらい。今回ばかりはイロイロ含めて結局のところ自分が気持ちよく過ごせれば良い、32歳にもなりながら周りへの気遣いもなくヘラヘラしている。益々バカさ加減が浮き彫りにみえいつになったら大人になるんだと腹が立つ程。全日本に出るだけでも命がけで環境が許す範囲で練習をして出場している選手が沢山います、社会人選手もいます。今回で引退する選手は涙で氷を触ってお別れしている。怪我明けの選手、友野君やジュニアの選手はワールド目指して血の滲むような練習をして出場している。北大の鈴木君は厳しい勉学と両立してでもこの試合に出れた喜びを演じている、オリンピック銀メダルの宇野君を差し置いて連日の高橋報道、宇野君は自分が注目されないからいいといつものコメントとはいえ結弦君がいないんだから優勝して当たり前の3連覇のプレッシャーがどれほどのものかか?おまけに怪我までして負けてられないとフィニッシュのあのドヤ顔初めてみましたよ。終わった時PCS88.50?宇野くんと1点違い?フランス杯のジェイソンが89・64ですよ。いくらナショナルでもジャッジはあのズタズタの演技に何点つけるんだ?日本の恥だわ。友野君がどんなに技術点を頑張っても勝てない仕組みにしているとしか思えない。ワールドは若い選手に?刑事君だよ。若い選手にと思うならPCS爆盛りのこの大会には出ないで真央ちゃんのように頑張るか、若手の育成にノブ君のように活躍してはいかがでしょうか?結局のところ、世界の厳しさは知ってるからミニマムスコアも無理と分かっていいるから辞退ですか?。終わってみれば真剣に競技に向き合っている各選手をかき回しただけの人だったとしか映りませんでした。佐野さんがスポットライト症候群とはよく言ったものですね!
駿君エキシでオリジンやったらしいですね〜。駿君幸せだっただろうな。その駿君、チョットPCSいくらなんでも低すぎないですか?全日本Jr.は70点台の選手はいませんでしたよ。反対に島田君はあの演技に76.50は高いですね?スケ連の思惑を感じました。これ下げたら計算すると鍵山君の方が上になりますね。それと、フィギュアスケートフアンを購入してきました!店員さんが羽生君早く怪我がなおり試合に出れるといいですねと言ってくださり、ホットしました。 (今日は過激なコメントお赦しください)
senninさま
稔先生は、そんなことをおっしゃっていたんですね。
軽くググってみたら、今年7月の週刊新潮の記事のようです。7月ということは、復帰会見をしてすぐですから、まだブロック大会も始まっていません。おそるべき慧眼ですね。今回の全日本の結果と、あるいはワールド代表を辞退することも含めて、予想していたのかもしれません。ワールドで(というかその前のチャレンジカップで)惨敗したら、スポットライトは当たらないですから。
フィギュアスケートファンを無事に入手されて何よりです。書店員さんとの心温まるエピソードもありがとうございました。やはり羽生君は全国区で、そしてスケートとは無縁のような方も、ケガを心配しているわけです。スケーターとしても、人間としても、あの方々とは格が違うというものです。
駿君の4Tの入りと着氷姿勢はほぼ不動なので、テンプレートは完成していますね。
インタで、4Tと2Tは降りれるけど、3Tの降り方が分からないと言ってましたね。天賦を感じます。駿君がクラウドファウンディングを募集したら、応援するんだけどなぁ。
鍵山君の演技は不安要素がないので、終始安心して見れます。ダンサー樋渡君の好敵手になりそう。もし彼も世界ジュニア代表だったら、来年の三枠は確実にしてくれると思わせてくれる頼もしさがあります。
友野選手は、若き日の羽生選手が味わい尽くした辛酸を今回身をもって体験しました。
才能豊かな選手なので、これをバネに強くなって、世界の舞台で活躍してほしいです。
2014年に町田選手が羽生選手の強さを表現したシーンを動画に上げてくださった方がいたので、何度も見直しました。
羽生選手をネズミに例えて、もしライオンが襲ってきても、劣等感を覚えることもなく、おじげつくこともなく、勇敢に立ち向かってライオンを倒してしまう強さを持つネズミだと。
町田さんの語彙力凄まじいですね。
友野選手にとってのライオンは、今回は高橋選手であり、スケ連でもあり、事務所力であり、日本のコネ社会でもあります。
羽生選手がそうであったように、実力で悪しき伝統に打ち勝ち、そして世界の舞台で真のライオンと戦える強い選手になれるよう応援しています。
Fakefurさま
ネズミとライオンという表現は、いろんなものを比喩しているような気がしますね。ライオンとは、何を意味するのか。特定の選手なのか?あるいは、もっと大きな勢力を指すのか?
そもそも、スケート界を去って、まったく別の視点からスケートを論じるという職業をあえて選んだ彼が、諸々のことを知らないわけがないですからね。
学術活動で忙しいとはいえ、ホイホイ地上波番組などに出てくることもなく、誰に忖度する必要もなく、自分の言葉でメディアを選んで発信する彼はギラリと存在感を放っています。織田君とはまた別の意味で信頼できるOBの一人だと思っています。
町田さんは現役時代、お揃いのバナータオルは作らないでほしいとファンに意思表示したという逸話があります。町田さんならさもありなん、ですよね。
羽生選手がキスクラからファンに向かって、次に滑る選手のために静かにするよう呼びかけるのは、髙橋ファンから受けた凄惨な体験を若手選手に味わって欲しくないからでしょう。胸が締め詰められます。
選手の人格はファンの気質と行動に大いに影響します。
町田さんがショーの世界からも引退したのは、フィギュアスケートを日本の文化にするためには、腐った内部に居ては変えられないという確固たる信念があるからだと思います。
Fakefurさま
「(バナーは)美しくない」ってやつですね。
まぁ、いまはクラウドファンディングに対する選手からのお返しの意味もあるので、いろいろな考え方があっていいと思いますが、彼らしい逸話ですよね。
某オタが、自分の推しを愛するのは自由なんですけど、お願いだから、他のスケーターやファンを現地会場で妨害するのだけはやめてもらいたい。ネットであーだこーだ言うのは、私も似たようなものだから、それを他人には意見しません。ただ、現地では頼むからマナーを守っていただきたいですね。