「フィギュアスケート・マガジン 2020-2021 Vol.3」(1)

「フィギュアスケート・マガジン 2020-2021 Vol.3」(1)

2021年4月7日発売。定価「1,320円」。

マガジンを買うと、真っ先に目を通すのが「座談会」なんです。ただ、今回は「座談会」と「完全収録」が内容的に表裏一体を成していて、「座談会」のディテールが、あらかじめ「完全収録」を読んでいないと分かりづらい部分があります。

とはいえ、あの大ボリュームの「完全収録」から読むのは大変かと思いますので、「座談会」→「完全収録」という順序で目を通してみると良いかなと思います。

今回のストックホルムワールドに、日本からペン記者は一人も現地取材に行ってません(ただし、「共同通信ジュネーブ支局」からストックホルムに入った井上将志記者の現地レポートは収録されています)。日本からはカメラマンのみで、読売の若杉さん、スポニチの小海途さん、そしてBBMの毛受さんなど、「10人もいなかった」ようです。

というわけで、羽生さんの会見は基本的にオンラインで、特にフリー後の一夜明け会見では、代表質問の3名のみ。テレビ局の代表者、通信社代表者の共同通信の吉田記者、新聞社代表者の報知の高木記者の3人だけが質問し、その様子を、BBMの山口さんを含めたISUから許可された各メディアがオンラインで視聴するというもの。吉田さんと高木さんは、「質問かぶり」が無いように、事前に打ち合わせしていたようです(*それでも時間オーバーしてしまって、質問を絞ったという話は臨場感があります)。

「完全収録」をお読みいただくと、これは校正上のミスだと思いますが、71頁の2段目の質問者だけが「記者」ではなく「高木」となっています。ただ、吉田さんから高木さんに質問者が切り替わったのは、70頁の3段目だと思われるので・・・。まぁ、原稿のチェックも山口さん一人でやっていると思うので、仕方ないですね。

座談会だけでなく、他の記事もすべて読んだ上での私の感想ですが、珍しく「意見が分かれている」と思ったのが、フリー当日の朝の羽生さんの公式練習の評価なんですよね。ペン記者の井上さん(21頁)や山口さん(43頁)の執筆部分では「よくない」という評価。他方で、カメラマンの小海途さん(75頁)と毛受さん(67頁)は、そうは言ってません。

たしかに、フリー当日朝の曲かけの様子は私も映像で見ていますが、4Loや4Sで多少乱れてはいたものの、昨年末の全日本も今回のワールドも、かつての公式練習に比べたら、クワドはめちゃくちゃ安定してますよ。数年前なら、4Loにしろ、4Sにしろ、なかなか決まらなくて、曲かけとは別に何本も練習していることもありました。そう考えると、4Aへの取り組みにより筋力がついた好影響は出ていると思います。だから、「体調の悪化」は、朝の曲かけの後のどこかではないかと。

そういえば、今回、本誌の中で、採点の件は一切出てきません。いまや、記者さんたちはTwitterを常時開いてTLをチェックしているはずで、アゲサゲのアレコレを知らないわけがないし、あの長谷川仁美さんでさえ、ジャッキーさんのツイを引用RTして、女子フリーのPCSに疑問を呈していました。ただ、「4A成功のために吹っ切れた羽生さんを応援しよう!」というスタンスに本誌も踏み出したはずで、それで良いと思います。

では、また明日!

Jun

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