そろそろフィギュアスケートブログらしいこともしなきゃ!と、今日から週末にかけて、女子を中心に、個人的に気になる選手をチェックしていきます。
アメリカのアリサのロンバルディア杯(9月10日)でのSPから。74.31で1位。この曲を聞くと、樋口さんの17-18シーズンのSPを思い出しますが、実際、振付も樋口さんのプロと同じマッシモのようですね。
今季からシニアデビューとなりますが、このSPでは3Aを回避。でも、余計なプレッシャーもなくのびのびとした良い演技に見えました。調子は良さそうです。
フリーは144.93で1位。合計219.24で優勝。チャイコフスキーのバイオリン協奏曲ですね。個人的に、この曲の有名なフレーズを聞くと、ガルネリウスが頭に浮かんで仕方ありません。
冒頭の3Aは、URがついていますが、前はもっと回転が足りていなかった記憶があります。それよりもむしろ、助走がかなり短くなっていて、頑張っていますね。けっこう忙しいプロのはずなんですが、指先まで優雅な表現が出来ています。
フリーでの高難度ジャンプは冒頭に3Aを1本のみなので、しっかりノーミスすることで、N杯でどれぐらいの評価になるのか、興味があります。これからルールもどう変更されるか分からないし、予想以上に良いスケーターとして成長しているので、彼女には息長くやってほしいですよ。
こちらは、9月11日開催のロシアテストスケートから、コストルナヤのSPです。Beth Hartの「Am I the One」という曲。原曲のライブ映像をチェックしてみましたが、例えが古くて恐縮ですが、ジャニス・ジョプリンのようなヴォーカリストですね。エキシビならまだしも、SPでこの曲?という疑問はありますが、エテリ組に戻ったら、選曲面では期待できないので、そこは仕方ない所。
プルさんのチームからエテリ組に戻る際、「3Aを跳べるように」という条件だったとかで、このSPではSOでしたが、高さもあってかなり戻してきている印象。アリサの演技の後に見ると、スピードあるなぁ・・・と感じます。
フリーは、ヴィバルディの「四季」より「冬」。冒頭の3Aは、着氷で若干グリってますが、SPよりもキレイに降りています。演技後のエテリの憮然とした表情を見るまでもなく、彼女の本調子から比べると細かいミスはありますが、これからコンディションを上げながら、少しずつ修正していくのみでしょう。
大好きな選手なので、正直映像を見るのを躊躇していたんですが、思ったよりも状態は良かったので、安堵しています。あえて、後輩たちの熾烈な突き上げのある古巣に戻ることを選んだわけですから、精一杯頑張ってほしいですね。
明日も、引き続きロシアテストスケートの注目選手を見ていく予定です。
では、また明日!
Jun