雑談(羽生さん関連)

雑談(羽生さん関連)

女子のフリーは明日やります。今日は羽生さんネタで!

それにしても、中日新聞さんの写真が激かっこいいですね!バズり具合で言うと、神戸市立王子動物園の「タンタン」さんといい勝負です。羽生さんは、もはや「人間を超越した存在」であると、今回の北京五輪により、世界中の老若男女から認められたと言ってもいいでしょう。「報道の偏りガー!」とか言ってる方々は、現実を見た方がいいですね。

昨年の全日本後のMOIでは、わざわざ新衣装を身にまとっての「白レミエン」さんでしたから、当然、北京でも「レミエン」でしょ?と思っていたんですよね。今日はロック3部作の曲かけもありましたが、本番は「オペラ座」だと信じています。

問題は衣装ですよね。青ファントム、赤ファントム、あるいは新衣装・・・。羽生さんのことだから、特に中国のファンへの感謝の気持ちを込めて「赤」で行くような気がしてなりません。やるからには、伊藤聡美さんに衣装のお直し、矢野桂一さんに楽曲編集も依頼して、万全の準備で臨んでいると思います。

何のクオリティ?・・・ぜんぶですよね。ジャンプもスケーティングも表現も、すべてが別格ですよ。北京でのミスをこれでもかと叩いている人たちは、記憶障害じゃないの?と言いたくなりますね。

他の同業者とは「次元の違う質の高さ」ということで言うと、将棋の藤井聡太竜王の指し手がまさにそうなんですよね。並の棋士だったら、「この局面はこの一手でしょう!」とスッと指してしまう所も、そういった先入観は排除して、その一手が最善手かどうか徹底的に読みを入れて、自分が納得した上で指す。1時間でも2時間でも、一切妥協しないで考える。湯水のように時間を投入することもあるので、アンチは「こいつは学習能力ないな」と叩くし、ライト層は「ここでこんなに時間使ってたら負けるし!」と過剰反応して、ABEMAの中継のコメント欄はまぁ荒れまくるんですが、結果的にノーミスでそのまま押し切って勝つ。

たとえ、ジャッジに評価されなくとも、点数にならなくとも、羽生さんは、ジャンプの入りと出の部分にステップを組み込み、音楽との一体化に拘り、正しい技術に基づいた「羽生結弦のジャンプ」を追究する。一切妥協しない。その苦労の結晶がプログラムに現れているから、世界中の人びとが感動するんですよね。

羽生結弦のようなスターを「作る」ことができるか?持って生まれた才能(容姿含む)、家庭の教育、良き指導者、そして本人のストイックな努力、人間性。まぁ、私の生きている内はまず彼のようなスケーターは現れないでしょう。

藤井竜王にもそれは言えて、ご両親ががまったく将棋を指さない人でありがら、詰将棋選手権を小学6年生で優勝する前代未聞の天才で、それでいて指し将棋の才能もあって、師匠の杉本昌隆八段は「将棋については口出ししない」指導方針をあえて貫き、14歳2ヶ月でプロ入り。その後の活躍はご存じの通りですが、さらには、失言とは無縁の人柄ですし、ストイックな努力も惜しまない。こんな逸材、まず間違いなく出てこないでしょう。

残念ながら、将棋界隈の方でフィギュアの採点のアレコレまで熟知しているのは、羽生理恵夫人か若杉和希カメラマンぐらいかな?と思いますが、私は二人に共通する素晴らしさを言い続けていこうと思っています。

では、また明日!

Jun


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コメント

  1. みつばち より:

    こんにちは 更新ありがとうございます。

    さきほどまで女子フリー見てました。
    坂本さんがあんなにメンタルが強いとは・・感心しました。ほんとによかったです。

    北京五輪はいろいろ問題ありすぎて、全体にどんよりしてます。

    羽生さんは本気で勝ちに行くつもりだったと思いますが、SPで「アクシデント」でした。
    2019~2020年シーズンにプログラムを「SEIMEI」に戻したあたりから自分の立ち位置についてより深く考えてるような姿勢が目立ち、心配でした。
    口にださないけどこれは現行のジャッジシステムに対する挑戦ではないか、と。

    いままでこんなに大胆に「体制」に挑戦した人がいるかしら。
    そして4大陸で優勝してスーパースラム達成。

    ひとつひとつ「伏線」を回収しているようで少々寂しいです。

    中国のみならず世界で圧倒的人気というのもそれがあるかな?
    いまはどんなことでも即伝わり、分析される時代ですから。

    「やばい、やばい、本物だ」(笑)という気分を味わいたくて通路に人々があふれるのでしょう。
    特に中国では自国について語ることはタブーですので、日がさすような、どのような圧力があっても、あくまでも求道者として信念を貫こうという青年を近くで見たいんだと思います。

    • Jun より:

      みつばちさま

      おそらく、平昌五輪のシーズンに「バラ1」と「SEIMEI」を選んで戦った時は、羽生さん自身の中では、ジャッジへの「挑戦」という認識は無かったと思います。連覇するために、勝つために「再登板」させたのだと。

      しかし、19年のMOIを経て、20年の4CCをバラ1とSEIMEIで戦ったのは、ご指摘のように「挑戦」という部分はあったと思います。その引き金になったのは、間違いなく19年トリノのGPFの採点でしょうね。

      そんな色々なことがありながらも、北京五輪も終わりを迎えようとしています。ここ最近の公式練習の日替わり選曲はまるでCiONTUのようですが、おそらくEXを滑り終えた後に、本人はその真意を語ってくれるような気がします。