「フィギュアスケート通信DX 北京オリンピック2022最速特集号」

2022年2月28日発売。定価「1,320円」。アマゾンは在庫切れ状態ですが、近日中に入荷されるとのこと。この雑誌に関しては、そのまま品切れになるとは考えにくいので、ご近所に書店がない方は、少し待ってみても良いかもしれません。

さて、昨日軽く触れましたが、本号は「全ページ羽生さん」ながら、「エキシビは未収録」です。まぁ、男子SPが2月8日、フリーが10日、そしてエキシビは20日でしたから、10日が終わった時点で編集作業に着手したのでしょう。それでも3週間かからずに出版にこぎつけたのですから、素晴らしいです。

目次の画像の通り、従来通りの時系列の通信スタイルで写真が並んでいます。まず気になったのは、44頁。ロンカプの演技後、氷のくぼみの所を手で触っているショットなんですが、明らかに違う色の削れているような部分が見えます。これですかね？

そのままめくっていきます。これも通信の特徴なんですが、マスク着用の写真はごくわずかです。公式練習のリンクに入る前と後、それからキスクラぐらいかと思います。合計でも5枚前後という所でしょう。

また、転倒の写真やアクシデント等で表情がゆがむショットもありません。そういうわけで、ロンカプも、天と地とも、まるでノーミスで演じきったかのような、沈着冷静な表情のショットで占められていますね。そう考えると、五輪という大舞台で、サルコウのパンクや捻挫がありながらも、本当に立派だったなと思います。ケチをつけるとすれば、表紙に「フィギュア史上初 4A 公式認定」という文字がありながら、練習・フリーともに、4Aに関するショットが無いのはちょっと残念かもしれません。

あとは、コロナ禍でコーチ不在ということもあって、喜怒哀楽を爆発させるような写真が無いのも、やや物足りなさを感じる要素になっています。仕方ないことなんですけどね。

で、通信はワールドの特集号も出版予定だったんですけど、羽生さんが欠場を発表したことで、おそらく「タイトルを変更」してもう作り始めていると予想します。もし私が編集者だったら、北京のフリー後の練習＆エキシビのショットを詰め込めるだけ詰めて、あとは記者会見の写真もあれば一冊イケるんじゃないですかね？

オリンピック期間中、長瀬カメラマンは、フィギュアだけでなく、他の競技も取材されていました。記者会見やフリー後のサブリンクに毎日通う時間があったのかな？・・・ただ、他の媒体の写真を借りることで、北京五輪「第二弾」号を出してくれることを願っています。

さて、メタルジョギング・チャレンジの2日目は、CREAMの2ndアルバム『DISRAELI GEARS』（1967年11月）でした。サイケなアルバムジャケットから、日本では『カラフル・クリーム』という邦題で知られています。

ジミヘンの1stの翌日に聴いてみると、キレイに曲としてまとまっていて、3人組ロックバンドの元祖なだなぁ・・・ってのがよく分かります。ジミヘンの方が勢い一発で突っ走る感があるので、こっちのが方がカッチリとして大人しい印象です。そんな中、個人的な一押しは「SWLABR」（スーラバー）という曲。She walks like a bearded rainbow.（彼女は髭を生やした虹のように歩く）の略称らしいですが、なんのことだかサッパリわかりません（笑）。

曲としてはどってことないのに、エリック・クラプトンのギターの「ぴぽっぷぅ～」というフレーズが耳から離れません。ギターヒーローになる人って、こういう訳のわからないフレーズを思いつくのだなぁ・・・と感心しました。ただ、アルバム全体としてだと、ジミヘンの1stの方が自分は好き、というのはよく分かりました。

では、また明日！

Jun

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