2021年5月7日発売。定価「1,528円」。
全日本号の「Vol.21」は、1月29日に発売されました。前号もLMEYの表紙でしたが、ロックな出版社なのでこちらの衣装の方が編集部のお好みということなのでしょう。
パラっとめくってみると、ページの下に、こんな告知がありました。
【次号予告】7月7日(水)FIGURE SKATERS Vol.23”星に願いを…”発売予定!!
世界フィギュアスケート国別対抗戦2021の詳報ギャラリー他を掲載予定です。お楽しみに!
とはいえ、国別からも、LMEY・天と地と・花は咲くで、計8ページ掲載されています。なぜ2号に分ける必要があったのかな?と一瞬考えたんですが、この雑誌はスケ連のお墨付きが無いので、ゆづ成分をある程度薄めざるをえない。そんな事情もありそうです。まぁ、次号には国別だけでなく、SOIも入れてくれることを期待しています。
ストックホルム・ワールドについては、羽生さんについては30ページ収録。LMEY、天と地と、表彰式、花は咲くで構成。練習着ショットはありません。LMEYはこのサイズだとカッコイイですし、花は咲くは、国別とライティングが違うので、違った魅力があります。大判ですけど画質もまずますです。
で、その後は、ワールド男子上位陣のネイサン、鍵山君、宇野さん、女子のシェルバコワ、リーザ、トゥルソワ、坂本さん、紀平さん、宮原さんという並び。EXのショットも収録。一枚だけ、これを入れる必要ある?と文句をつけたくなる写真があります。まぁ、誰かがアマゾンのレビューなり、まとめサイトなりで苦言を呈すはずでしょう。FIGURE SKATERSにしては、珍しくこれは悪手だと思います。
その後は、「蔵出し 世界フィギュアバンケ特集」と題した、2014年以降のワールドのバンケの記念ショットが続きます。中国のジジュンちゃんとか、Pさんとか、ケヴィン(・レイノルズ)とか、引退してしまった懐かしい面々も登場しています。
「黒い稲妻(THE MAN IN BLACK)」は、黒系の衣装の羽生さんのショットをまとめたものですが、意外性のあるセレクションなので、これはご自身の目で確かめてください。私は、あるページに、「うひょっ!」と思わず声が出てしまいました。
そして、「日野龍樹 引退記念特集」では、日野君の演技の写真もあるんですけど、16年札幌N杯の94年組そろい踏みの写真も収録。そんなに月日は経ってない気もしつつ、SOIで再演されたレックレははっきりと「成熟」していたので、確実に時は流れていますね。
まとめると、ゆづ成分の薄さを、LMEYの迫力と企画力の面白さでうまくカバーしているかなと思います。
では、また明日!
Jun