『羽生結弦2021-2022』感想

『羽生結弦2021-2022』感想

2022年7月29日発売。定価「3,850円」。すでに、火曜日(7/27)から店頭に並べている書店もあったようですが、私は、29日(金)午後に新宿のブックファーストで購入しました。3冊平積みでしたけど、まだどこかに在庫はあるのかもしれません。

帰宅して、透明フィルムを剥がして中を一通り見てみましたが、想像以上に「試合特化」「スケート特化」の構成になっています。

本書の第一弾は2年前に発売されましたが、美術館・美術品の写真集のような特殊なサイズで、羽生さんの写真集としては初めての試み。ただ、他の神カメラマンの写真集と違うことを第一に考えたのか、「アート感を狙った余白多すぎない?」という所は、好き嫌いは分かれるかもなーと思いました。矢口さんのカメラマンとしての腕はトップクラスですが、「でも、これなの~?」という疑問なんですよね。

で、今回も覚悟してめくっていたんですが、実は「アート感」はほとんど感じません。というのも、「余白」ではなく「余黒(?)」が増えていることと、見開きの「左ページにモノクロ」「右ページにカラー」という構成のページもあって、かなり斬新です。モノクロ写真の「ザラっとした質感」が、羽生さんの力強さを表しています。

正直言うと、「アスリート羽生結弦」という部分をこれまで一番得意にしていたのは、小海途さんのYUZU’LL BE BACKシリーズだと思っていたのですが、「力強さ」「カッコよさ」という点では、矢口さんの本書の方が「主張」を感じます。おそらく、「かわいい系」は田中宣明さんがジュエルズのフォトブックで披露してくれると予想しているので、偶然だろうけども、まったく違ったものが出来上がって、とても面白いです。

今年のFaOI幕張のショットも、ちょっとだけ収録。まぁ、FaOIは公式フォトブックが出ますから、これが限界でしょう。

羽生さんのプロ転向によって、私自身、より羽生さんに特化したお金の使い方をするつもりです。そして、羽生さんの「決意表明」会見の場を大切にしてくれたスポーツ報知の高木さんと矢口さんを応援する意味でも、ぜひぜひ、ご購入いただければと思います。とても素晴らしい写真集ですよ!

では、また明日!

Jun


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