梨花ちゃん、カメラそっちじゃないよ!(笑)
おそらく皆さまも同じ悩みを抱えていらっしゃると思うんですが、地上波の各局の番組を監視&捕獲したまではいいものの、編集作業どころかまだ見れていない番組が大量にあって、大変です。GPFのテレ朝ウォッチの時期までには、すべてチェックし終えたい所です。
まず、ネイサンage報道にザワついている意見について。やっぱテレビ側の人間の立場を想像すると、「ライバルの存在」を作っておかないと、注目してもらえない部分はあると思います。「どうせ羽生が勝つんでしょ?」という認識がライト層に共有されてしまうと、番組を見てもらえない可能性がありますからね。
「まださいたまワールドのこと言ってるの?」というのも、ネイサンの今季のスケアメとフランス杯の演技がさいたまワールドに遠く及ばない内容だからこそ、さいたまの話を引っ張り出さざるをえない。だから、羽生圧倒的有利の裏返しだと思っています。
これが20年ぐらい前の、サッカーW杯(フランス大会)の日本代表の「戦前予想」を思い返せば、「ジャマイカ?クロアチア?楽勝でしょ?アルゼンチンとも互角にやれるでしょ?」とテレビが「超楽観論」を煽るだけ煽って、3連敗。それで、怒ったサポーターが成田に押しかけて、城選手に水をぶちまけたこともありました。
そう考えると、ライバル分析を(内容が正確かどうかはともかく)それなりにやってるのは悪くないことだと、個人的には思っています。
大越さんと、あの新体操の子はこの番組に出てるんだ?と、普段見ない番組なので新鮮でしたが、オリンピックで金メダルを本気で獲りにいく二人の意識の高さをまざまざと感じました。梨花ちゃんの羽生さんに対するコメントで感心したのは以下の部分です。
「まわりの、まったく関係のない所で、すごい正しい、礼儀正しかったりとか、人としてすごい尊敬できる」
FaOIから、オータムから、スケカナから、今季ずっと一緒で、「オリンピックで金メダルを2回も獲るスケーターって、どう行動し、どう振る舞い、どんな発言をしているのか?」という部分を、彼女がしっかり注目して、学んでいた証拠ですね。
国内・海外問わず、羽生さんが、裏方・事務方の人たちにつねに気遣いや感謝の気持ちを忘れず、ToshIさんともあのような友情と絆を育み、そしてこのNHK杯に至る。つねに自分を律して、模範的な行動を当たり前のようにできる。それが世界のトップに君臨するスケーターなんだと、彼女も痛感したのでしょう。やっぱり、「羽生結弦の後継者は、紀平梨花だ」と改めて感じます。
一方で、羽生さんも、紀平さんの紹介部分でも気を抜くことなく、「3Aの成功率」について、「本数(試合数)はまだ少ないですけど」という部分に言及しつつも、「でも経験を積むのが大事。それをどんどんやっていけばいい」とエールを送っている。自分に対する質問だけ答えていればいい、というような緩んだ所がない。
もし、羽生さんがフィギュアの解説をすることになったら、事前の準備は相当なクオリティになるだろうな・・・と、ワクワクするやら恐ろしいやら、不思議な気持ちになりますね(汗)。
こちらも興味深い内容でした。羽生さんが出場する全試合を取材し、公式練習からカメラを構えている能登さん&小海途さんですから、今季の「表情の違い」という指摘は、説得力があります。
とくダネというか、フジテレビ自体あまり信用していないテレビ局ですけど、たまにこういう良企画が登場するのだから、油断できませんね。
最後にオマケ。武史さんの解説とのギャップ(笑)。にゃんこが、後半だんだん飽きてきてますな。スポーツ紙は明日やります!
では、また明日!
Jun
コメント
こんばんは
羽生くん紀平ちゃん、賢い2人でしたね
とくダネは慌てて録りました
信用して無かったので録るつもりは無かったけど、良かったですね
先ほどNHKニュースウォッチ9でのインタビューですが、あれだけの点数出たのにため息が出たとアナウンサーが聞いて、羽生くんがみんなの期待を裏切ってしまったと…
それは違う、点数低くかったからです
皆さん裏切られた気持ちなんて少しも無かった
あれは聞き方の良くなかったと思います
Twitterもその話題で持ちきりでしたね
フリーの時、私達は手が冷たくなってドキドキしてました
優勝は間違いないと思っていましたが、無事終わってほしいと…
ファイナルまで時間があまり無いので
いい練習が出来るといいですね
Junさま、羽生ファンはドキドキして心臓に悪いような?嬉しいような(笑)
勝手ですね
おのさま
NW9の男性アナは、まぁ、毎週あそこに座っていろんな競技の取材をしている人なので、どうせフィギュアのことそんなに詳しく知らんでしょ?と、私自身はそんなに腹は立たなかったです。
いちばん許せないのは、フィギュアスケートライターや大手新聞の記者が突如「sage記事」を書くというケースですね。一部ライターはともかく、今大会のスポーツ紙は全体的に好意的でそこまで悪い印象は無かったです。
こんばんは。
私もネイサンage報道?とやらは見てないですが全然理解できます。
フランスやロシア大会を含めた一連の視聴率を見ても、試合に競争があって日本選手を含めたトップ争いがあることが第一であり、スケートファンが嫌う対立煽りや新技投入煽りなども一般視聴者に向けてはやはり有効なんだと思われます。
それと実際ネイサンが現チャンピオンなんでライバル分析や比較は絶対出る事ですし、そこを避けて変に過保護さを求めるのは単にファンが自らの精神の慰めを求めてるのだと思います。
スポーツファンからするとちょっとついていけない部分ですね。
羽生選手紀平選手はともにそういった事も含めた競争の重圧を引き受ける度量や覚悟があり、それが世界の第一線に立ち続ける最も重要な資質だと思います。
過去浅田さんもそうでした。
ファイナルが楽しみです。
maruさま
まぁ、ゆづファンもたくさんいるので、ちょっと過敏すぎない?という意見もチラホラ見かけます。Twitterや匿名掲示板だと、自分で思ったことに「ワンクッション」入れることなく、そのまま発信できてしまうので、過激な反応が多くなるのも仕方ないのかなと。
私自身が「フィギュアでムカつくことがあったら、将棋に現実逃避する」という人間なので、まぁ、ここでは、ユルく意見交換できればと思っています。
おはようございます。
カメラマンのお話が削除されてて見れなくて残念です。
私も色々目を光らせていたのですが、とくダネ!見てませんでした。
ネイサンの報道についてJunさんのお話はなるほどなぁと、サッカーのエピで説明わかりやすいです。
紀平さん17才の初々しい所もありしたが(レッドブル発言ですね〜) しっかりしたコメントでしたね。
鈴木明子さんのインタも良かったです。
紀平さん足の痛み、完治してなかったんですよね?
大事にして順調に成長してほしいですね。
マリィさま
とくダネの方は別の動画を貼りましたので、ご覧いただけると思います。
98年のワールドカップなんて、もはや中高年じゃないと知らない大会ですが、あの頃の私は、ローンを組んで初めて自分のパソコンを買ったりした時代なので、ネットもあんまり無かったですよ。いまは地上波の情報番組もすぐに動画サイトにアップされますから、便利な時代になりました。おかしな報道はすぐに炎上しますから、マスコミの報道もかつてに比べれば幾分マシになっていると思いますね。
羽生選手の落ち着きに、大人になったなという印象と同時に、織田くんで見たかったなという思いも少し…。テンションは違っていたでしょうね。でも貴重な話が聞けて良かったです。
紀平さん、羽生選手のアドバイスを受けて嬉しそうでしたね。そういえばずっとFaoiで一緒だったんですよね。学ぶ点も多かったことでしょう。
猫、可愛いですね。本田さん、随分聞き取りにくい解説でした。内容も判で押したように同じで、幅、高さ、流れ…の繰り返し。同じフリーをテレ朝の別角度カメラで佐野さんが
解説していたのですが、そちらの方が良かったです。
ととちゃん さま
私は基本的に織田君の立場を支持していて、フィギュアスケート村の陰湿さを思えば、「やっと声を上げる人が出てきたか!」と感じています。
彼のような有名人に対してさえ、「バッシング」まがいのコメントをする芸能人やスポーツ関係者がいるぐらいですから、この問題は相当根深いし、裁判も長期化するかもしれません。
武史さんは、フジだと忖度解説風味になるんですが、それに比べればN杯はまだマシではないかと。毒に薬にもならない感じはしますが、だからこそNHKに呼ばれているとも言えますね。
この番組はこちらが聞きたいことを聞いてくれて良かったですね。結弦くんが一言話すと声が良いこともあり理路整然としているのがさらに光ってますね。紀平さんへのアドバイス一つにしても単的にわかりやすくでも中身のあることを話しているのが大人になったなあと感じながらも様々な苦労と共に沢山の栄光を手にしてきたからこそアドバイスが的確なんだなと感じました。コスちゃんやローマン君がいうスケートの「神」は間違いありません。
紀平さんのコメントですけど、今回の日本選手団の記者会見の終了後写真撮影のため、結弦くんが椅子の片付けをしてましたが紀平さんがそれをみて自分もやってましたよ。今期の紀平さんのプログラムは音楽と振り付けが不思議だなあと思っていましたが、生をみたらフレーズも上手く捉えて首だけの表現があったりで素晴らしかったですが、すでに世界のトップクラスに居ますからそういう人は佇まい、生き方も若くても出来るし先輩をみて吸収する能力があるんだと思います。トップになる選手はやはり違いますよね。紀平さん応援します。ただ、コスちゃんがね〜ホント全てにおいて一番では?生であのスケートを観てしまった私は頭を抱えてしまいました。紀平さんももっとスケーティング磨かないといけないとコメントしてましたね、利口な選手だと思います。
Senninさま
ほう、紀平さんの「椅子の片付け」のエピソード、ありがとうございます!やっぱり、彼女は学んでいるんですね!
コストちゃんと紀平さんの比較になると、やっぱり、コストちゃんは技術もそうですが表現者としての才能も持ち合わせていると思います。だって、同じチームのトゥルソワやシェルバコワは、彼女のようなスケートができないじゃないですか?人に教わらなくても自分で研究して、それを表現できるんでしょうね。
ただ、紀平さんはとにかく研究熱心で、あらゆるタイプの楽曲と、多くの振付師と仕事をしながら、経験値と引き出しを増やしている途中だと思います。例えば、フリーについては昨シーズンのBeautiful Stormの方が評価は高いですが、ならば、それこそ北京五輪シーズンに再登板すればいい。いまは自分の可能性をどんどん広げていってもらいたいです。