「独占密着!ドキュメンタリー 羽生結弦 RE_PRAY」(1.7.2024)感想

「独占密着!ドキュメンタリー 羽生結弦 RE_PRAY」(1.7.2024)感想

番組公式ページは「こちら」。

いやぁ、期待以上の素晴らしい番組でした。以下、印象的だった点をまとめておきます。

・我々のようにすでに「RE_PRAY」について熟知しているファンはもちろん、最近の羽生さんの活動をご存じない視聴者でも楽しめる親切設計の内容に関心しました。

・その理由として、前者の点については、「羽生さんのインタ」「リハーサル密着」等の初出の独占映像が惜しげもなく盛り込まれていました。ファン感激の内容でしたよね。通常、これだけのコンテンツならば、CSのテレ朝チャンネルでの初放送にして「ゼニ」の取れる形にしてもおかしくないですが、あえて地上波での放送にした。その英断に感謝したいと思います。

・そして、後者の点。アイスショーを地上波で放送する場合、単にショーを流すだけだと、ライトなファンはなかなかついて行きにくいと思うんですよ。試合の放送の場合、点数・順位・TESカウンターが出て、実況・解説があってと、各種情報とともに状況を把握できるわけです。単にスケートだけ見ているのは、さすがに飽きてくる。番組制作者はその辺りを十分に承知していて、今回の羽生さんのショーのコンセプトについて、ナレーションが的確に補足説明していました。

・「インタ」「密着映像」に話を戻すと、プログラムごと区切って、「背景解説」という形で組み込んでいたのは素晴らしい判断でした。特に新プロについては、羽生さんのインタによってプログラムに込められた「作意」の説明があり、MIKIKO先生を交えての貴重な制作過程の映像があり、そして実際の演技映像が紹介される。正直、競技者時代のプログラムでも、ここまで詳しい背景説明ってなかなか無かった気がします。五輪で滑ったプログラム(特にSEIMEI)など限られたものだけだったんじゃないかと。

それにしても、MIKIKO先生が仙台を訪れて、アイリンのリンクサイドに立つ姿は感慨深かったですね。目的は違うものの、堂本光一君も訪れてくれていましたが、超多忙なお二人であっても、「生で羽生結弦さんの練習風景を見たい!」とそのために仙台まで出張ってくれる、それほどの魅力が羽生さんにはあるんですよね。仙台でショーがあって、そのついでにアイリンに招待したんじゃない。これは凄いことだと痛感しました。

・「メタバース六本木イベント」の方では、「阿修羅ちゃん」と「MEGALOVANIA」がフィーチャーされていましたが、今回は「破滅への使者」にスポットが当てられて、非常に意義深かったです。しかし、演技後の呼吸困難な状況は、競技者時代もそうでしたが、いつ見ても心配になりますね。でも、それだけ追い込んだからこそのあの難構成ですし、まさにクジャに相応しい姿だったように感じました。

以上、ざっとこんな所でしょうか。個人的には録画ミスした「埼玉2日目」からの「阿修羅ちゃん」をしっかりキープできたことも嬉しかったです。いずれテレ朝チャンネルで「完全版」も出るんでしょうけど、まだ未公開映像はありそうですね。それを楽しみに、引き続きテレ朝チャンネルの契約を続けて、その時を待ちたいと思います。

そして、佐賀公演2日目の放送も迫っています。「1月14日(日)16:00~テレ朝チャンネル1」での生中継です。私も録画予約を改めてチェックしておきます。

では、また明日!

Jun


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