リザルトは「こちら」。フィギュアスケート速報さんは「こちら」で。ライストがよく止まって苦労しましたが、一応ライブで見ていました。改めて動画で見直しての感想です。
コストルナヤ。76.55の首位発進。この日の女子のジャッジのおかしさについては、すでにいろんな所で言われていて、3Aも回転は完全に足りていますね。これは誤審です。まぁ、フィギュアスケートというのは「その日のノリ」で採点する競技なので、いちいち腹を立てていてはキリが無いですが、頼むからNHK杯ではこのようなことはやめてもらいたいです。
ビックリしたのは、3Aの入りと出の部分が、2Aとまったく同じだった点。トリプルにするからといって、簡略化は許されない。気に入りました。それでこそ真のアスリートです。3Lzも珍しく着氷は危なかったですけど、3F-3T以降はいつもの演技に戻ったと思います。スケーティングスピードが速すぎて、スポンサーの看板が読めません。気を取り直して、FSでは思いっきりやってほしいです。
ザギトワ。74.24の2位。ついに、ルッツにエラーがつきましたね。セカンドループもいつもあんな感じで特に回転が足りないようには見えなかったですが、しっかりURを取られました。にも関わらず、PCSはやけに高いという矛盾。「あんたら、どうせ演技を見る前から、PCSを決めてるんでしょ?」と言われても仕方のないイイカゲンさ。相変わらずですね、この方々は・・・。ザギちゃんの調子自体は悪くないと思います。
樋口さん。64.78の5位。ファーストのルッツ自体はとても高さがあって、セカンドトウもギリギリかな?という感じはしましたが、やはりここでも判定は厳しめでしたね。フリップのエッジもアテンションではなく、容赦なくエラーがつく所は、ザギちゃん同様に、これまた厳しい。足の状態がとにかく心配で、GPシリーズが始まる前は、2戦ちゃんと滑りきれるんだろうか?と心配でしたが、よく頑張っています。無理せずに全日本に合わせていってもらいたいです。
坂本さん。64.08の6位。冒頭の3F-3Tがいい感じで入っただけに、その後の崩れ方は、まさか・・・なぜ?としか言いようがないです。2Aの転倒は着氷時にスリップしたように見えましたが、得意のループもバランスを崩して両足着氷気味になり、いやぁ、フリーに引きずらなければいいですが・・・。ファイナル進出は優勝以外は厳しい情勢だったので、もうそこは切り替えるしかないですね。
白岩さん。63.12の7位。おや?セカンドはダブル?と意外だったんですが、全体としては良い演技で、GP初戦ですし、この時期ですから、まずまずではないかと。しかし、PCSに6点台を混ぜているJ8(ポーランド)は、GOEをすべて1で並べていて、鼻でもほじりながらよそ見してテキトーにつけてるだろ?と。ちゃんとやれや!と不信感しかないです。
うーん、ロシアの2人と比較するわけじゃないですけど、日本選手は3人ともに、「ちょっと絞れてないのでは?」と。台乗りのためには、70点以上が最低条件になっているのが現状なので、例年通りの調整では出遅れてしまっている印象があります。
では、また明日!
Jun
コメント
そうなんです、坂本さん…最初のコンボがあんなに素晴らしかったのに、なぜ?2Aのfallで集中が切れたんでしょうか。最後のステップ好きだし乗っていける部分なのに、切なかったです。後でバックヤードが映っていましたが、まだ泣いていましたね。元々スロースターターでしたっけ?全日本女王、頑張れ!とエールを送りたいです。
コストルナヤの3Aについて、宇野選手の転倒した3Aとの比較動画が拡散されていましたね。後者が回転不足を取られていないのに、という、ジャッジ不信。いちいち腹を立てないというjunさんの姿勢を見習わないと、やってられない気分です。
樋口さんは、回転不足については納得していたようですね。ショートはかなりモノにしている印象です。キスクラの笑顔が本当に嬉しいです。
ととちゃん さま
いわゆる「坂本比」で言うと、この時期から毎試合ノーミスというわけではないんです。しかし、それでもファイナルに進出できていた昨シーズンと比べて、今季は状況が一変しています。
今季シニアに昇格した「エテリ3」が強いのは分かってはいたことですが、これまで日本勢が問題なく勝っていたアメリカ勢に後塵を拝している状況は気になりますね。
男女ともにすでに最終順位は出ていますが、しっかり4回に分けてレビューしていく予定です。