いつもより短時間ながら、ストーリー設定の部分で細かい話をしていたので、STORY BOOKを再読して、またアーカイブで視聴し直すことで新たな発見があるかもしれません。まぁ、それはまた今後やるとして、印象的だった部分は以下の3点ですかね。
・「ピアノコレクションがほぼトレーニング!」→今回のショーで最も過酷な場面がピアノコレクション→バラ1なのは、我々素人が見ても明白ですけど、あれをアイリンで一人で深夜追い込んで練習してたんだろうな・・・と思うと泣けてきますよね。「天と地と」がトレーニングメニューになってるってことで、4A抜き構成なら今でも普通にノーミスするんでしょうけど、その「血の滲む苦労」を思えば、もはや気軽にリクエストできないプログラムかもしれません。
・「Echoesのスピンオフ・リバイバルの予定は無し」→そりゃ、そうでしょう・・・。このIce Storyをあと何年できるか不明ですし、毎年違うものをどんどん出していって行ける所まで・・・ってことですよね。おそらく「オフィシャル写真集兼ブック」的なものは出るはずなので、そこで年表・登場人物等の図解はあってもいいかなという気がしますが、どうでしょう?
・「Mass Destruction」の振付はemmyさん(ELEVENPLAY)、全体監修MIKIKO先生、スケートパート羽生結弦→曲がかっこいいんで個人的に大好きなプログラムなんですが、「映像との融合」という部分がめちゃ大きいので、今後他のアイスショーで単発でやる感じでは無いでしょうね。しかし、このマスディスに限らず、今回のショーの映像技術は、こういっちゃアレですが、ノッテのDynamiteあたりとは比較にならないぐらいハイクオリティでクールですよね!その道のプロ集団にお願いすると、やはり良いものができますよ。衣装も今回すごく良いし、「外部の目」が入ることで洗練度が段違い。やっぱ、フィギュアスケート界の「常識」とか「文化」に染まったままだと、結局垢ぬけないんですよ。今回のEchoesはそこを突き破って、エンタメとしてハイレベルな作品に仕上がっていると思います。
実は録画した2日間の映像を、ご飯食べながら流したりとか、居間でスマホ触りながら流したりしてるんですよ。羽生さんのショーとか試合の録画とかたくさん円盤にしてきましたが、今回そういうことをしてるのは初めてなんですよね。やっぱり、音楽が抜群にいいし、舞台演出凝ってるし、映像いいし、衣装いいし、ELEVENPLAYのダンスもクールだし、テレビでただつけて流しているだけで、いつものウチの居間じゃないみたいな高級感をひしひしと感じるんですよ。
こうなると、広島・千葉でのブラッシュアップがどのようになされるのかも気になります。前も言いましたけど、バラ1前のあの「映り込み」の所は違和感があるので、あそこだけでも!と思っています。
では、また明日!
Jun