
リザルトは「こちら」。フィギュアスケート速報さんは「こちら」で。すでに最終順位は確定していますが、男子のSPのみ見ておきます。このレビューの大半は土曜日の午後に執筆したものです。
ネイサン。102.48の1位。両手をついた3Aがシリアスエラーになるかどうかの話はともかく、まぁ、3Aは上手ではないですよね。その分、クワドを決めなきゃいけないプレッシャーがかかってくるわけで、その意味では、「羽生vsネイサン」は、単にクワドの種類と本数の部分だけでは語れないと思います。
PCSも確かに高すぎなんですけど、女子のSPでもトゥルソワが34~35点辺りまで伸びてくる可能性があることを考えると、高難度ジャンプの(質はともかく)有無にPCSがモロに影響を受ける傾向がやはり顕著です。羽生さんや紀平さんが勝つことで、そこに歯止めをかけられればいいですが。
サマリン。98.48の2位。織田君の解説をAbemaで聞いていたんですが、この選手、けっこう器用で運動能力が高いんですよね。ジャンプは高さがあるだけでなく、回転も速い。だから、4Lzを回りきって、セカンドに3Tもつけられるのです。3Aのミスが無ければ、100点を確実に超えていたはずです。
ただ・・・同じロシアのアリエフにも言えるんですが、これをフリーでもやれるの?という話なんです。勝負はフリーです。フリーをまとめきる力があれば、羽生、ネイサンに次ぐ実力者として躍り出てくると思います。
エイモズ。82.50の3位。オータムでも動きはキレていたので、4Tと3Aを決めても、まったく驚かなかったです。しかし、3Lzでは身体が空中に上がった時点で、「コレ無理でしょ?」というぐらい軸が傾いてしまって、そのままバタンと落下。いやぁ、このコンボ抜けが無ければ、90点台でしたね。
オータムの件を蒸し返すわけじゃないですけど、フリーのPCSがどれぐらい出るのか、楽しみですね。台乗りに向けて大チャンスですから、どこまで踏ん張りきれるか注目です。
宇野選手。79.05の4位。「ニコ動」にはロシアの放送局の映像がアップされています、できればこちらをどうぞ。昨シーズンからすでにノーミスができない感じでしたけど、本当に状態が悪いですね。ジャンプが悪いだけじゃなくて、スピンとステップもレベルを取れていないのは、コーチ不在の影響が出ていると言われても仕方ないかと。批評すること自体が憚られるほど、好材料がまるで無い、気の毒な内容でした。
「羽生・ネイサン」だけでは面白くないですから、サマリンの踏ん張りに期待。3Aは心配ですが、クワドは入りそうな感じはするんですけどね。
それよりも、世界中のゆづファンに衝撃を与えたのはこの映像でしょう!
これ(下半分)を見ると撮影の様子が分かるんですが、テレビカメラマンのように肩にカメラを担ぐのではなく、自撮り棒にレバーがついているようなグッズを活用しながら、かなり低い位置から撮っていますね。
私は、「田中さんや、能登さんが、これからスケートを覚えるなんで、無理ゲー!」なんて感じたんですが、フォロワーさんから「スケーターのセカンドキャリアとしてなら良いかも?」とリプライをいただいて、なるほどなぁ・・。
カメラマンはジョーダンさんという方ですが、クラウドファンディングをしたら、相当な額が集まるような気がします。素晴らしい試みですね。
では、また明日!
Jun


コメント
こんにちは 更新ありがとうございます
いま、BSでLIVEフランス大会EX見ております。
エイモズ選手、クリムキンも見事ですね。
怪しげなんちゃらアワードよりスケートしながらスケートを撮影するほうが仕事として成り立ちそうな気がします。最も技術の細部を公開し、検証しやすくなることになりそうだからISUは嫌かもしれませんね。
みつばちさま
なんちゃらアウォード、あれどうなりましたかね?
そもそも、まったく興味が無かったのでその後の続報をまったくフォローしていないのですが、どうせISUが推し選手をプロモーションするだけの企画なんでしょ?と。
そんなもんにカネをかけるなら、カメラの台数増やして新しくせいや!と言いたくなりますよ。
ネイサン、3Aは克服したかに見えましたが、まだ苦手意識はあるのかも知れませんね。前向きに踏み切ることは相当怖いと どこかで読みました。最初から最後まで同じ調子のボーカルに合わせたように 相変わらず助走の長い4F、このプロ自体にあまり魅力を感じられずにいます。高難度ジャンプ=高PCSの傾向はなかなか断てないようですね。
一方で宇野選手のショートは割と好みなので
今回の演技でプロが崩壊してしまって残念です。コーチ不在に加え、良くない噂も聞きます。それが本当なら、現在日本男子2番手なのですから、もう少し自覚を持って生活して欲しいなと思いました。
ところで練習着のパリ散は本当に嬉しいサプライズでした。かなり近くで撮影しているようで、お互いの信頼関係がなければ出来ませんよね。セカンドキャリア、いいと思います。
ととちゃん さま
ネイサンは、やっぱり「韃靼人」の頃が良かったですよね。彼に限らず、ヴォーカル曲が解禁になって、なんというか「軽薄なプログラム」がここ2シーズンで一気に増えた印象があります。しかも、MuseやQueenなどの「曲かぶり」も多い。本当に、BGMになっていますね。
他方で、定番曲のかぶりも「カルメン」とか多かったですよね。・・・というか、「かぶっているのは、主にロシア」という気がしてきました。伝統を重んじる指導者は苦々しく思っているんじゃないでしょうか。