試合の写真が見つからなかったので、今年の5月上旬頃の写真です。FaOI出演がまだアナウンスされていなかった時期ですが、「こんな写真にOKを出すなら、当然出るでしょ?」と私は信じていましたよ。もはや遠い昔のようですね。
衣装はまだ出来ていないのか、SP・フリーともに同じもの着用していますが、あれれ、昨シーズンよりも選曲ぜんぜんいいんじゃないの?SPはコミカルな曲調で、ジャンプはもちろん上手なんですが、スケートもよく伸びますね。 これは、彼の表現の幅を広げてくれるような良プロの可能性があります。
フリーは、山本君とか須本君が好きそうな、ダイナミックな男性ヴォーカル曲。クワドにチャレンジしたのは転倒した最初のルッツだけのように見えましたが、3Aや通常のトリプルはキレイに降りますね。
でも、日本の誇る期待の次世代クワドジャンパーの佐籐駿君は、明確に彼をライバルとして認識しているはずで、今季のフリーでは3クワド+2トリプルアクセルでもって、俺こそが「TESの暴力」でゴゴレフを粉砕してやるぞ!と。先日のFSTVの駿君のロミジュリは5月のGWの試合でしたから、もっと良くなっているはずです。
JGPシリーズ、特に男子はめちゃ楽しみ!日本からファイナルに何人送り込めるか・・・。あと1ヶ月で開幕です!
シニア部門での出場なので、SPにも3Aが入っています。SPは75点台のスコアが出てるんですけど、3Aはちょっと足りないのでは?という印象です。フリーはジャンプが決まらなくて気の毒になりました。
あの鮮烈な優勝を飾った全米でも感じていたことですが、スケーティング全般と、イナバウアー、そしてビールマンと、全体的にアメリカっぽくなくて、ロシアのジュニアの子のような完成度の高さと洗練っぷりを感じます。いいスケーターなんだから、周りはあまり彼女にプレッシャーかけちゃいかんよ、と言いたい。
ところで、FSTVで邦和杯の吉田さんの3Aを見ましたが、ジャンプの高さはこのアリサよりも無いけど、回転スピードで強引に回り切るタイプに見えました。女子ジュニアはフリーにしか入れられないので、3Aの優位性は低いですが、どんな感じで戦えるのか楽しみです。
今季の女子のジュニアは、私の好きな荒木さんや川畑さんにとっては勝負のシーズンとなります。本来ならシニアに上がってなきゃいけない二人ですが、ジャンプの精度が課題。いいシーズンにしてもらいたいです。
では、また明日!
Jun
コメント
ゴゴレフくんの演技動画、ありがとうございます!
スケーティングはクリケ仕込みだからか、綺麗ですね。ジャンプはこれからでしょう。
この試合、バーケル不在でラファが帯同していたようですね。ラファの下でどういうスケートを志しているのか、いつか本人のインタを読んでみたいです。
アイスジュエルズで掲載されればいいのですが、あそこはロシア記事の翻訳ばかりですね。載るとすればWFSでしょうか。
まずは、JGPSに注目していきたいですね。
ととちゃん さま
ゴゴレフ君のいまの動きを見ていると、少なくとも、ネイサンやヴィンスよりも才能に溢れていて、ものすごい選手になる期待感があります。
非アジア系の男子スケーターでは久々に登場した大器だと思いますので、大事に育成してもらいたいです。ただ、もう少し背が伸びないと、北米での人気はどうか?という気もしますが。