リザルトは「こちら」。フィギュアスケート速報さんは「こちら」で。
まず、真凜ちゃんについては、動画が上がっていないので、コメントだけ。フリーは106.36の7位。合計168.09の7位。ジャンプの低さは以前から変わっていないのですが、気になるのは、転倒に元気がなくて、パタっとそのまま倒れてるんですよね。ジャンプの抜け・コケも多いし、アクシデントのあったスケカナの方が良い演技って、どういうこと?と、ちょっと話にならないぐらい出来が悪かったです。全体的に覇気も無くて、心配になります。
リーザ。フリーは143.53の2位。合計209.10で3位。昨年のプログラムに戻しました。3Aを2発決めたのですが、それ以外のジャンプで着氷の乱れがあって、もったいなかったですね。ただ、この試合は、回転不足やエッジの判定をかなり厳しく取っている中、その部分でクリーンな所は、さすがジャンプの名手だなと思います。
宮原さん。フリーは142.27で3位。合計211.18で2位。回転不足こそ3つありましたけど、演技としてはほぼ完璧に近いです。「おいおい、ハマコーの所を抜けて、大正解じゃねーかよ!」と、キスクラで出迎えるバーケルコーチを見て、誰もが思ったんじゃないでしょうか?
もちろん、ジャンプは低いですけど、それでも、しっかり降りて、スケーティングにつなげていく。バネのように身体をしならせて、演技の中でユルいところがまったくない。「隙のないスケート」です。ここが真凜ちゃんと決定的に違う所ですよ。まぁ、鍛え方が違いますよね。
そして、リーザに細かいミスがあったことで、2位を「拾い」ましたね。これはもうロステレで、何が何でも2位を狙いにいきましょう。スケカナでのメドちゃんの出来を考えると、十分にチャンスがあると思います。むしろベルちゃんと激しく競り合うことになるでしょうね。
シェルバコワ。フリーは152.53の1位。合計226.04で優勝。キスクラでスコアを見て、暗い表情をしていましたけど、正しく判定されるとこうなるんですよ。4本のルッツすべてアテンションがついています。地上波の方では男子もセットで入っているので、ボーヤンやハン・ヤンのルッツと比べることができますが、まぁ、まったく別のジャンプですよね。
クワドルッツが2本入っていても230点にすら乗らないわけで、やはりトゥルソワとコストルナヤに比べると、少し力は落ちるかなと。したがって、紀平さんは互角以上の戦いができると思います。
中国の試合はいつもきっちり判定してくれる印象ですが、フラワーガール・フラワーボーイの衣装もかわいいし、気持ちのいい試合でした。ただ、あの高い客席からの投げ込み(包装なし)は、ちょっと危ないよ!という感じはしましたが。
では、また明日!
Jun
コメント
こんにちは 更新ありがとうございます
2位と3位は納得ですね。フィギュアスケートはこうでなければ、というような採点でした。
甘めのよりテクニカルスコアよりお姉様二人の総合力が光る演技でした。ジャッジも悩んでるのでは?
エテリガールズは棒のように細い少女たちが、男子顔負けの高難度を繰り出す、といいますが女子には無理目を承知でやらせてるから、これ認めていいの?があるんですよね。もちろん本人たちには責任ありません。
それを知ってか知らないふりなのかむやみに持ち上げる日本のマスコミはいい加減にしたらどうなのって言いたいけど、自分のとこにも甘めで救済されてる選手がいるからか?なんて・・・・ね。
みつばちさま
かつてメドちゃんがエテリの所にいて、無双状態で勝ちまくっていたときも「細すぎる」と話題になっていましたが、シェルバコワはさらに細いですからね。4Lzだ何だと、日本のメディアまで持ち上げるのはどうなの?と思います。どう見ても不健康で、この子そもそも北京までスケートやれてるの?という話です。
その点、紀平さんは賢く考えているはずで、私は彼女を応援したいと思っています。
真凜ちゃんですが、事故などの影響は、直後よりも少し経ってから出てくるのかな、と。
スケカナ以降、充分に練習出来ていない可能性もあるのではと思って見ていました。全日本で復調するといいですね。
そして知子ちゃん!素晴らしかったです。ジャンプは確かに低いんですが、もう、左上のカウンターは無視して見入ってました。
「隙のないスケート」、本当にその通りですね。SPに続いて、初戦とは思えない完成度で
鳥肌が立つほどでした。ロステレで是非2位につけて欲しいです。何度も見たいプログラムでした。
シェルバコワですが、早速ルッツの比較動画が出回っていますね。比較されたボーヤン自身は彼女を立てていて、素晴らしいなと思いましたが、やっぱり変なジャンプです。国家的に結果をすぐに求められるのかも知れませんが、エテリの責任は大きいと思います。
ととちゃん さま
日本の女子も、2年ほど前のほぼ横並びの状態から、紀平さんが完全に抜け出して、坂本さんと宮原さんが追う、という力関係になってきた印象です。おそらく全日本はこの3人が表彰台で、そのままワールドの代表になるんじゃないか?と思います。
宮原さんは、表現としてのスケートのクオリティが素晴らしいので、「見て良かった・・・」と素直に思えました。ジャンプのコケと抜けさえなければ、結果はついてくると思いますので、ロステレで頑張ってもらいたいですね。ファイナルには日本から2人、頼みますよ!