2022年3月7日発売。「1,528円」。
この雑誌は、スケ連のお墨付きが無いため、通信のような「全ページ、羽生結弦選手!」というわけにはいきません。その代わり、唯一無二の「大判サイズ」と音楽雑誌の出版社らしい「独特な企画」、そして「写真のチョイス」も、既存のフィギュア雑誌と一線を画している、というのが個人的印象です。
本号における、羽生さんの写真は冒頭から41頁まで。それ以降の約30ページは他の選手に割かれています。
その約40ページに関して、写真の並びは、通信のような時系列になっています。2月7日の公式練習のショットに始まり、2月8日のSP直前(6分間練習前?)のショットでは、羽生さんと、韓国代表ジャージを身にまとうブライアンが同じフレームに写り込んでいる一枚が印象的です。
そして、2月9日の公式練習で、羽生さんは4A練習中に怪我をするわけですが、転倒後に苦痛と怒り(?)で顔を歪める写真が、計2枚掲載されています。こういう写真を一切入れない雑誌がある中、本誌はあえて入れてきました。個人的に、その編集方針について、良い・悪いという感想は無いです。
ただ、その怪我のショットを入れた意図を勝手に想像してみると、その後のページに続く、「天と地と」での沈着冷静な表情と、その後の数日間のサブリンク練習での笑顔溢れるショット、そして、エキシビで仲間たちと談笑・ハグをしたり、「春よ、来い」での自信と充実感に満ちた表情、なんというか、これまで私たちが誌上で当たり前のように見てきた羽生さんの明るい表情が、いつも以上に胸に迫る印象を受けます。
ただ、これはあくまでも私が受けた印象ですので、やはり実際に実物を手にとって、めくってもらいたいですね。いつも言うようですが、実物の羽生さんの顔はもう少し小さいのでは?と思えてしまうほど、アップのショットもありますので、迫力は相変わらずです。
メタルジョギング・チャレンジは9日目。The Allman Brothers Bandの1作目『The Allman Brothers Band』(1969年11月)です。70年代よりアメリカ南部を中心に盛り上がった「サザンロック」の元祖的存在。サザンロックやブルーズロックについては、90年代中期からヘヴィメタル界隈でも再評価されていて、私も学生の頃、ザック・ワイルド(プライド&グローリー)、DOWN、COCのようなバンドを聴きながら、「渋くて、男臭くて、砂埃ただようような古ロックってのが、サザンロックなんだろうなぁ・・・」という認識でした。とはいえ、元祖の方はわざわざCDを買って聴くほどではなかったんですよね。
今回、初めて聴いてみて、思っていたよりも古臭くない。特に1曲目の「Don’t Want You No More」にビックリしたのは、オルガンの役割なんですよね。開始30秒ぐらいまでは、いかにも古臭い曲調なんですが、そこから、オルガンが切り込んできて、急に色彩豊かというか、カラフルでモダンな印象にガラっと変わります。ライブの映像を見ると、大所帯のジャズバンドのような雰囲気なんですが、アルバム全体としては、そこまで軽快な曲が並んでいるわけではなく、渋くてスローな感じの曲が支配的です。私の好みど真ん中ではないですが、随所にセンスは感じます。ちなみに、大事MANブラザーズバンドの「それが大事」みたいな曲は無かったです(笑)。
ところで、本日、これまでの設定スピードで15分走った後、心拍数を測ってみると、目標心拍数を下回っていました。そこで設定スピードを0.1km上げました。9日目にしてレベルが1つアップ!という感じです。「この本」を参考に走り始めましたが、トレッドミルのできるだけ前に位置取って、小股で腕振りを小さくして走るという意識、もっと言えば、前に進むというより「小刻みに上に跳ぶ」ようにすると、疲れにくい感じはします。
では、また明日!
Jun
コメント
フィギュアスケーターズの紹介ありがとうございます。
ファンの間ではananとLifeが人気のようですね!ブリアンがインスタにもなんかアップしていてボーヤンくんの4ルッツの事も書いてあるのか?私は見てないのでわかりませんが…。
西山しんごくんがトロントから日本に帰ってきてダンスは続けるけどこの前までのパートナーの方とは解散したようですね。成美ちゃんもコロコロ相手が変わったしダンスやペアは相手がいてこそだし難しいですね?スケートは続けるそうだから良かったですが。
ところで昨日の対局素人の私にはわかりませんが凄かったですね!藤井竜王はこれでA級ですね。佐々木勇気さんは凄い眼光で藤井くんをあの時負かしたんですから覚えております。昨日は藤井竜王が劣勢だったかと思うんですが?AMEBAで見てたんですよ。なんで勝ったのかそこは目撃してなくて目撃してても分からないと思いますがあの瞬間はワクワクするのに私は何をしてたのかと自分を怒っております。昨日は解説者が面白すぎて楽しかったです。解説者によって将棋がわからなくても対局をみようと思わせるのだから大切ですね 笑笑
Senninさま
ananはもしかしたら買うかもしれませんが、Lifeをジスランのインタだけのために買うかどうかは微妙な所ですね。
西山君のカップル解消の件、残念ですね。まだオフですから、シーズンインまでに新しいパートナーが見つかることを祈っています。
昨日の対局は、藤井竜王にとっては厳しい内容でしたね。佐々木七段が、ある種「奇襲」のようにいきなり攻め掛かる展開で、午前中~お昼過ぎ辺りまで、藤井竜王は防戦一方でした。ただ、そのリードを最後まで維持して勝ち切るのが大変なんですよ。藤井竜王は、豊島さんとのタイトル戦で「形勢が悪いながらも、ひたひたと並走して、最後に逆転する」という戦い方をモノにして、隙が無くなりました。
豊川孝弘七段は「隙あらば親父ギャグをねじこむ」というトークスタイルで、それを田村康介七段(通称・親方)がつねにスルーしたからこそ、相性抜群だった感がします。
昨日はけっこう新ネタも多くて、「これは、詰みがありますね。矢沢永吉!」と来て、コメント欄が混乱してましたよ。「時間よ止まれ」の「罪なやつさ~」という一節からだろうと、永ちゃんに詳しい人がコメントしてくれていました。