絵本「GIFT」オフィシャルサイトは「こちら」。
最近、堺雅人さん主演の『VIVANT』というドラマを観ていて、作中において「強堺」と「弱堺」という二つの人格が衝突するシーンが何度も登場するんです。
2月26日の「GIFT」公演では、羽生結弦というスケーターの成長と葛藤が時間の経過とともに描写されていました。ただ、「別のキャラクター」が対比的に設定されているのではなく、彼自身の内面の心象風景が丁寧に描かれていた、というのが私の理解でした。ただ、羽生さんの様々な事情をある程度知っているはずの私にとっても、「難解」な部分はあったんですね。
そこにきて、この絵本では「ちいさいさん」と「おおきいさん」という二人の主人公がいて、それを羽生さんが演じ分けるというのが、「GIFT」の世界をより分かりやすく表現するための工夫と言っていいかもしれません。
しかし、この白と黒の衣装ですが、黒は分かるとしても、白の方は並の男性が来たら単なる「夏のパジャマ」ですよね。これが衣装として成立してしまっているのが凄い!白の方は靴も面白くて、ジャーマントレーナーのような感じですが、もっと上品で凝っていて、当たり前だけど高そうです。
前も少し話しましたが、購買層・ファン層のことを考えれば、「子ども向けの絵本」になるはずが無いので、発売日が近づくにつれて徐々に盛り上がっている自分がいます。
では、また明日!
Jun