ジュンファン君。89.12でもちろん1位。2位とは22点も離れています。もうちょっとカメラが引いてくれると、動きが見やすいんですが、まぁ、韓国国内では経験豊富なカメラマンが少ないということなのでしょう。
4S、3Lz-3LoともにGOEでマイナスがついてますが、3Aは良かったと思います。しかし、ジュンファン君はもはや韓国男子の絶対的エースですが、意外にもGOEは渋め。あちらのジャッジは、全日本のような不可解な「盛り」とは無縁で、マジメに採点してますな。
ウンス。67.14の2位。しかし、スイッチャーがひどい!ウンスちゃんの顔が一瞬消えてビックリしました。3Lz-3Tのセカンドのステップアウトは、ジャンプのミスが少ない選手だけに、珍しいです。
ただ、さすがラファの所に行った効果でしょうか、スケーティングとつなぎに上品さと迫力が出てきた印象です。昨シーズンまでの彼女は、選曲のせいもあって、日本に営業に来ている韓流アイドル特有の「媚びる感じ」が出てたんですよね。スタイルはいいけどスケーターっぽさがなかった。でも、いまの彼女は完全にアスリートの動きで、今後の飛躍が楽しみです。真凜ちゃんも、彼女に追いつけ追い越せで、頑張ってもらいたいです。
ユ・ヨン。67.68で1位。昨シーズンまでクリケットでも指導を受けていたのですが、今季からコロラドのトム・ザカライセックのチームに移籍しました。JGPシリーズでは3位&4位でファイナル進出は叶わなかったですけど、韓国ジュニア期待の実力者です。ウンスにジャンプのミスが無ければ、順位は逆だったかもしれないですが、PCSは30点台で競っていますし、いい勝負してますね。
振付はシェイリーンなんですが、タンゴではあるけど、定番のピアソラではなく、すごく遊び心のある振付があって、チャーミングな仕上がりになっています。面白いプログラムなので、ぜひ見てください。
ウンスとユ・ヨンは、スリムな体型と、ジャンプをそつなく決める巧さもあって、似たタイプのスケーターですよね。一方、日本の女子選手の方が、タイプ的にはバラバラな感じはしますが、日韓のスケーターが違うという意味では興味深いです。明日はフリーの方を見ていきたいと思います。
では、また明日!
Jun
コメント
韓国では ウンスが飛び抜けているんだろうと思っていたのですが、ユ・ヨンも同等の実力を持っているんですね。本当にどちらも細くてびっくりします。ジャンプの跳びやすさが関係しているんでしょうか。
ジュンファン、今季の活躍を考えると、ナショナルなのに点数渋めですね。そして、オリンピックを開催した国の割には空席の多さに驚きました。ロシアと日本のナショナルを見た後なので余計に差を感じました。
集客は、これからの彼の活躍にかかってくるのかも知れませんね。
ととちゃん さま
まぁ、平昌オリンピックも、特にフィギュアに関してはどれだけ地元の方がいたのか分からないですからね。日本と中国のお客さんが相当いたんじゃないかと。
韓国の男子は本当に人材不足で、日本の方が遥かにマシですね。女子はジュニアに有望な選手がいるので、日本もウカウカしていられないと思います。