第一局一夜明け罰ゲーム(スポニチ 1.15)

第一局一夜明け罰ゲーム(スポニチ 1.15)

タクシーで撮影会場に到着した藤井の視界に、約20人の人だかりが飛び込んだ。忍者のいでたちをした掛川城戦国おもてなし隊に市の公式キャラクター「茶のみやきんじろう」ら。「何をやるんだろう」。不安げに漏らすと、意を決して車外へ足を踏み出した。

・・・今回は、控室で真っ赤なジャージーを手渡され、輪の中で体を大きく使うよう指示された。「意表を突かれました。(3回目で)一番予想が付かなかった」。大盤解説会場にもなった大日本報徳社の敷地で12年前から続く「ほうとくラジオ体操」。盤上の読みにたけた王将もスポニチ本紙カメラマンの思惑までは読み切れなかった。それでも体を動かすと次第に笑顔が広がった。実は前期王将戦の副賞フィットネスバイクをこぐのと同様、ラジオ体操もYouTube動画を見ながら導入済みだった。

オンライン版は「こちら」。王将戦恒例の「勝者の罰ゲーム」は、終局直後と対局翌日の2度行われることになっていて、「2日連続でハイクオリティということはない」という私の予想がやはり的中しました。ただ、多忙な藤井聡太王将に「2日連続で大がかりな撮影に付き合わせるわけにはいかない」と考えてみれば、まぁ、手抜き気味でもよいのかなと。忍者の恰好で待ち受けていた方も「藤井さんが掛川で対局のたびに、依頼を待っていた。ついに念願がかないました」と喜んでくださっていたのは何よりでした。

藤井王将が運動不足解消のために、自宅で「エアロバイク」「ラジオ体操」を導入している話は私も知っていて、今回の撮影は後者にちなんだものということです。

藤井さんの安定した強さの秘密って何だろう?と私なりに考えてみることもあるんですが、(1)実家住まいで規則正しい生活を送れていること、(2)睡眠時間も規則正しく確保していること、この2点はよく知られている所です。特に後者がしっかりしていると、タイトル戦の前夜でも寝られるわけですからね。

最近、もう一つ気づいたのは、「食事をバランス良くほどほどで留めている」点も見逃せません。タイトル戦の勝負めし&スウィーツは、ご自身の影響力を考慮して「現地特産のもの」を幅広くオーダーしていて、ここは偉大なる大先輩の羽生善治九段のスタイルを踏襲しています。ただ、「食べ過ぎ・飲み過ぎ」ということはありません。誰とは言いませんが、やたら飲み食いする挑戦者を見ていると、普段の食生活が透けて見えるというか、それってやっぱり、将棋の成績の安定感にも影響している気がしますね。

まぁ、他人が何を飲み食いしようがその人の自由なんですけど、私としては「心から尊敬できる人から学びを得たい」というのはあって、規則正しい生活あっての高いパフォーマンスなのだなぁ・・・としみじみと感じるのでした。

では、また明日!

Jun


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