レッドブルは紀平さんのスポンサーですけど、このインタは、まさに羽生君におけるP&Gのマイレピ方式というか、これまで他のメディアで読んだことがない面白い内容に仕上がっています。
まずは一読していただきたいんですが、とにかくノリが軽い!インタビュアーが喋りすぎでくどい感じはしますが、梨花ちゃんに多少遠慮があるのかもなぁと。同じ質問を羽生君にしていたら、この4~5倍の量のレスポンスが返ってくることでしょう。
個人的に面白いと思った質問は、まず、【Question 1 】ルールがないとしたら、どんな衣装を着て滑りたいですか?(コスプレ可)ですね。
衣装の軽さ重視なので「着ぐるみやコスプレはナシ」として、「アイスショーやエキシビションであれば、ロングスカートとか着て滑ってみたい」という返答でした。
梨花ちゃんといえばFaOIでしたが、あのショーでは現役スケーターは1本しか滑れないので、彼女は、新シーズン用のプロかEXの練習の場としていましたね。だから衣装で冒険はできない。ただ、昨年のFaOIで、彼女はジョニーの「Creep」を見ているはずですから「ロングスカートでスケートは滑れる」というイメージはすでに持っているはず。うーん、こうなると、そろそろFaOIのOB・OG重視の割り当てもどうなの?と。大きな声では言えないですが、安藤さんや鈴木さんを2本見るなら、梨花ちゃんを2本見たいよなぁ・・・と。
つぎに、【Question 5】遠征に必ず持っていくモノは?(競技に関するモノ以外で)という質問。
これに、「お気に入りのノンオイル・ドレッシング!」と即答。そりゃ、そうだよなぁ・・・。ウチにもジャネフのノンオイルドレッシングがあるぐらいですから、彼女のようなストイックなアスリートなら、納得です。これを見て、味の素さんがアップを始めたんじゃないでしょうか(笑)。
しかし、さすがレッドブルだけあって、専属のカメラマンもいて、良い写真を撮ってますね。Red Bullの支援アスリートをチラっと見てみると、紀平さん以外の日本人は、eスポーツ、モータースポーツ、自転車、スノボ等々、ややマイナーな競技が多い印象です。知名度では紀平さんが一番な気がします。今後、フィギュアスケーターがもっと増えてくれることを期待したいと思います。
では、また明日!
Jun
コメント
記事のご紹介ありがとうございます。
本当にライターさんのノリが軽いですね。
なんとか普通の16歳の女の子の一面を引き出したいのでしょうね。「沈黙」の文字が紀平さんのアスリートとしてのストイックな姿勢と聡明さをより鮮明にしていますね。
これまでカッコイイ、キレイなプログラムが多かったので、いつか映画みたいな物語っぽい曲と踊りで滑ってみたいというのが気になりました。お願いですから、ツギハギのロミジュリはやめてほしいですが、来期が楽しみですね。
明日からチャレンジカップでオランダ遠征です。梨花ちゃんには世選前にくれぐれも無理してほしくないです。新葉ちゃんがボンドを再演するようで、エナージアと共に非常に楽しみです。
Fakefurさま
紀平さんが日頃から、いかにフィギュアスケートに心血を注いでいるかがよくわかる内容でした。
私がブログの中で「彼も間違いなく天才」と何度も名前を挙げているボクシングの井上尚弥選手も、グアム合宿の凄まじい内容が明かされていて、
天才がこれだけ努力しているんだから、そりゃ圧倒的に強いわけだなと。
https://www.hochi.co.jp/sports/boxing/20190221-OHT1T50186.html
たしかに、紀平さんが「物語性」のあるプロを滑る姿も見てみたいですね。ただ、私の想像では、五輪シーズンのために取っておいてあるのか、あるいはハナから選択肢に考えていないかのどちらかのような気がしています。
はじめまして。
軽いノリでやりながらも梨花ちゃんのアスリート的な所が際立ついいインタビューですね。
提供レッドブルの映像が増えて来てるので、シーズン後にカッコいい映像集みたいなものが出るのでは、と思います。
Jスポーツの隙間なんかにレッドブルの映像差し込まれるアレです。
ウィンタースポーツにおけるレッドブルアスリートは日本では馴染みがない選手ばかりですがレジェンド揃いなので梨花ちゃんスポンサードの話出た時は流石!と思ったものです。
N高にレッドブル、スケート以外でも新時代の選手なんだなあと思います。
kkさま
はじめまして。コメントありがとうございます。
レッドブルといえば、まずは「F1」というイメージですが、室屋義秀選手が活躍する「エアレース」にも協賛していますね。
紀平さんの所属は関西大学のチームですけど、N高に進学して、レッドブルアスリートとして活躍する彼女は、「USMでもIMGでもない」ことで、すでに独自の存在感をギラギラ発していると思います。
もちろん、才能と努力あっての存在感ですが、ぜひ後輩たちも後に続いてほしいものです。
もちろん初見でした。
インタビュアーのノリに若干引き気味ではありましたが、全体に楽しめました。沈黙も、紀平さんが誠実に答えている証かな、と。
EXなら、競技用より少しだけ長い裾の衣装で滑ったり、映画のようなプロもすぐに実現出来そうな気がします。色々挑戦して幅を広げて欲しいですね。
このインタで、P&GのYUZU DAYSに取り入れたら楽しいだろうなと思ったのは、GIFです。最近は動画もないので、GIFがあれば ちょっとした臨場感が感じられそうです。
ととちゃん さま
おっしゃるように、GIFは斬新でしたね!もちろん、ネット上では職人さんが羽生君のGIFをこれまでたくさん作ってくださっていますが、やはりプロの作るものも見てみたいですよね。
フィギュアスケート雑誌やテレビ・新聞関係のインタだと、「誰それに憧れています」とか「言わされている」ことにウンザリするんですが、そういうステレオタイプな誘導尋問が無いのも新鮮でした。
自分がゆづファンだからというのもありますけど、紀平さんが意識しているのは間違いなく「五輪を知っている」羽生君ですよね。でも、賢い彼女は、極力彼の名前を挙げないように努めているのが分かります。余計な弾が飛んできますからね。