紀平さんRedBull最新インタ（7/11）

紀平さんをサポートする「RedBull」のHPで、彼女の「最新インタ」がアップされました。

いやぁ、スケートに対する向き合い方が、男女問わず、国内・海外関係なく、他の選手と比べて一段階、二段階、厳しさが違うように感じます。

栄養バランスや摂取カロリーは、毎食計算してコントロールするようにしています。ジャンプの調子を崩さないためにも、毎日できるだけ体重の変動を少なくして。最後の最後、試合の直前で0.5kgくらい減らすというのが経験上、私にとって一番いい状態になるんです 。

完全オフは大晦日と元旦だけ。 初詣に行ったり、親戚のところに行ったりして過ごします。あとは、移動中の飛行機の中とか。時差調整で寝る時間を決めておいて、空いた時間は映画を観ます（笑）

これを読んで感じたのは、そういえば、「大きな試合の後は、自分へのご褒美に、スウィーツを食べに行く」とか、梨花ちゃんは、そういう話が無い人ですよね。つねに臨戦態勢。戦いの中に身を置くのが普通。オリンピックを本気で勝ちに行く人は、こうじゃなきゃ！と。

羽生君の後継者は、現時点では、残念ながら男子には見当たらないですが、「才能がありつつストイック」という点では、梨花ちゃんが一番近いと感じます。

順位よりも、理想の演技に近付けたかどうかを重視しています。それも、“全体を通してノーミスでいければいいな”なんて漠然と思っているだけだと、どこかで必ずミスが出てしまう。どのジャンプも“これだけは絶対に跳びたい！”と思うことで、トータルしていい成績を残せると思っています。絶対にひとつのミスも許されない世界なので、自分がこれ以上改善できるポイントがなかったと思えるような演技が目標ですね 。

「ノーミスできたらいいな！と漠然と思っているだけだと、必ずミスが出る」というのは、目からウロコというか、これは、「絶対ノーミスするんで！」と言う羽生君よりも明確な課題を課しているようにも感じます。

Quadrupleにもあったように、若い選手はよく物事を分析していて、しっかりしているんですけど、いかんせん「仲が良すぎる」という所がある。でも、紀平さんの場合、たしかに濱田チームで先輩たちと一緒に練習してはいるんですが、いつもニコニコ笑顔の耐えない選手なのに、上記のような考え方の持ち主なので、すでに「孤高のオーラ」を感じるのは私だけでしょうか？

お餅は高カロリーな割に消化が早く、試合の日の朝など炭水化物だけを取りたい時にちょうどいいです。醤油だけトッピングする餅を４つ食べたこともありますが、身体が全く重くなくて、しっかり身体が動いたのでとてもお気に入りです。

最後はバカ話を。「餅」と聞くと、将棋ファンとしては黙っていられません。「将棋　餅」でググると、「冷やし中華・餅追加」とか「肉豆腐定食・餅トッピング」という怪しいワードがヒットするんですが、一時期、将棋界で棋士たちの間で「餅を追加する」というのが流行していました。そんな無茶なリクエストに答えてくれる「みろく庵」というお店がこの春に閉店してしまって、ブームは去ってしまいましたね。

しかし、藤井七段と誕生日が2日違いの梨花ちゃんが「餅党」であることが広まれば、またブームが再燃するかもしれません。

あ、でも、藤井君が餅トッピングの注文をしたのは、私の知る限りはゼロだったと思います（苦笑）。

では、また明日！

Jun