水曜日(2/12)のお昼にアップされていたんですが、重くてまったく繋がらなくて、1日経って落ち着いたようです。
――日本がさらにスケート王国になっていくためには、何が必要だと思いますか。
羽生 厳しいことを言うようですが、仲良しこよし、みんなで一緒に、というのではなく、アスリートである以上、みんながライバルだと思って突き進むしかないと思います。
――個人競技ですものね。
羽生 はい。どれだけ氷上以外では仲が良くても、その選手たちそれぞれが氷上に上がったときに、この人よりも自分は多く練習してきた、自分はこの人よりもこういうところが優れている、というふうに胸を張れる選手がどんどん増えていって、最終的にそういう自分の武器を磨きつづけられるスケーターが増えたらいいなと思います。
これはもうはっきりと、「これまでは、そして現在も、仲良しこよし、みんなで一緒にだった」ということを鋭く批判しているわけですよね。ただ、いまのジュニア・ノービス世代の子は、羽生さんを基準に「世界のトップ」を考えているはずで、この提言はすんなり腑に落ちるんじゃないかなと思います。説得力が違いますよ。
このインタビューが実施された時期は、「札幌のN杯とトリノファイナルの間」かなと予想しますが、すると、まだバラ1とSEIMEIに戻すことは考えていなかったわけです。今の羽生さんなら、もっとハッキリと、考え方が先鋭化しているかもしれません。
「スケートをできることに感謝しよう。でも、後悔しないためにも、他人を基準にするな!自分のやりたいようにやれ!」
彼の進む道は、もう現役生活を続けているうちは、ずっと茨の道であり、修羅の道。世界中のスケート関係者は敵だらけ。でも、クリケットのコーチ陣がいて、羽生さんのスケートを愛するファンも世界中にいるのです。「ひとりじゃない!」と強い気持ちを持って、スケート道を極めてもらいたいと思います。
では、また明日!
Jun
コメント
こんにちは
なかなかサイトに繋がりませんでした💦凄いアクセスだったんでしょうね。
インタビュアーが、スケ連90周年と言っているので、昨年のインタですね。ハルコイさんに言及しているのでN杯の後かと思いました。
インタは鮮度が命なので、早いうちに公開してほしかったです。おそらく、現在の心境は又変化しているでしょうし。
それにしても「連覇を振り返ると、自分でも驚いたりしないか」という質問には、こちらがビックリです!失礼じゃないですか?
羽生君は、小学生の時からオリンピック連覇を明確な目標にして、ちゃんと人生設計に入っていたんですけどね💦インタビュアーがどなたか知りませんが、全く分かっちゃいないんだなあ、と呆れました。
ひとときさま
本当はすぐに読みたかったんですけど、スケ連が特に対応するはずもないし、私は1日「寝かす」ことにしました。
あの質問者、妙に馴れ馴れしいというか、スケ連の要職に就いている方でしょうか。私の予想では、小林さんではないかと。だとしたら、多少「ピントがズレている」のも納得かなという気がしています。
最近のインタには、言うべきことを言っておこうという姿勢が かなり強く感じられます。
後輩へのメッセージであり、未来のフィギュアスケートへのメッセージでもあると捉えました。
それぞれが自分の武器を磨き続け、生かしていくフィギュア界になるためには、ジャンプ偏重の採点であってはならない訳です。評価されない武器は武器ではないのですから。
このインタから学べる人は学ぶでしょうし、読みもしない人もいるかと。羽生選手の精神を受け継ぐ組織であり選手達であって欲しいですね。
ところで北京後のルール改変案が出ましたが、私には噴飯ものでした。唯一トランジション重視が目玉かな、と。多分通らないと思いますが…。
ととちゃん さま
平昌オリンピックで連覇を果たして以降、特に「これだけは言っておこう」という強い意思を感じますよね。
例のルール案ですが、おそらく、以前話に出ていた「芸術種目と技術種目を分ける」という案を進めたい勢力の手によるものでしょうね。現行の採点の問題は「悪意を持った人間がいくらでも操作可能なこと」という部分にあるはずなんですが、看板だけすげ替えて「まだまだやりたい放題やりてーんだよ!」という意思表示にも受け取れます。
AIの話なんてこれっぽっちも出てませんし、この連中は本当にダメだなと呆れるばかりです。