2021年1月21日発売。定価「640円」。
いやぁ、やればできるじゃないか!という、予想以上の充実度にビックリでした。これは心してじっくり読むに値する豪華な内容だと思います。慌てず急がず、週末も使ってしっかり読み込もうと思っています。
今日は一番読みたかった、ToshIさんのインタビューのみコメントします。
「オペラ座の怪人」を語るとは言っても、「FaOIのマスカレイドのエピソードだろうな?」と想像していたら、いやいや、ToshIさんのお話は、ご自身が1990年にNYのシアターで鑑賞した『オペラ座の怪人』まで遡ってくださっています。そして、ToshIさんは、2014年の中国杯の放送をご覧になっていて、FP「オペラ座の怪人」について、特に冒頭の4Tの音ハメの部分を熱く語っていますね。
この時こそ、僕の中で「人間・羽生結弦さん」への興味の度合いがはっきりと、深く変化した瞬間でした。その時のプログラムが『オペラ座の怪人』で、後にそれと縁が深い『マスカレイド』で共演をさせていただくことになったのは奇遇な感じもしますが、僭越ながら必然なご縁だったのかなという感じもします。
さらには、全日本のLMEYについてもコメントしてくれています。さすが、YuzuloveのToshIさんだけあって、サービス精神旺盛です。
SPに『レット・ミー・エンターテイン・ユー』というタイトルの楽曲を選ばれたことが、本当に、羽生さん素敵だな、と思います。それこそが今伝えたいメッセージ。エンターテインメントとはそういうものだと僕も信じています。
既成概念をぶち壊して新しいものを創造する、自分自身をぶち壊して新たなチャレンジをする、そしてそれを思いっきり楽しむ。僕の思うそんなロック魂の真髄を羽生さんは痛快に爽快に表現してくれます。そのスピリット、僕も見習いたいと思います。
昨日ご紹介した「ロシアのライター」が、「このフィギュアスケーターは、自身の得意な役柄についてのステレオタイプすべてを完全に破壊している。彼は力強い叙情詩しか滑れないと思っていたのでは?そこにロックである」という論評と、まさにピタっと一致します。
時代状況という部分を抜きにしても、特にSPではピアノの曲が続いているので、私もこの選曲は間違っていなかったと思います。個人的には、五輪もこのSPでイケると思っているぐらい好きなプロなんですが、「天と地と」はともかく、SPについては今後チームで相談することになるでしょうか。
今回は特に興味深い企画がたっぷり詰まっているので、ゆっくりやっていきます。
では、また明日!
Jun
コメント
こんにちは 更新ありがとうございます
私も買ってきました。Toshlさんのところから読み始めてます。
コロナでこもっている間に羽生さんはまた一段と成長したんですね。
大学の卒業論文製作をしながら、考えをまとめていったのかも。
元々内省的な人なんだと思いますけど、ほんとに時間を無駄にしない人なんですねえ。
識者に無理やりアゲアゲしてもらわなくても「羽生さんについて?書きます、描きます、答えます!」っていろんな人が・・・アハハ!これですよ
SNSなんかやらなくてもバラエティー番組なんかでなくても競技に向き合う姿勢そのもので十分勝負できるんだわ。
みつばちさま
おっしゃる通りです。SNSを通じた日常の切り売りなんて必要ない、まさに日本でもきわめて特異なスーパースターだなと改めて思います。
そして、今回の各界のアーティストが集った企画も、年末の全日本後に依頼したタイトなスケジュールだったにも関わらず、これだけのメンツが応えてくれたのが凄い。さすが天下のNumber!と言えますが、羽生さんの演技がそれだけセンセーショナルだったことの証明ですよね。
いつもながら、彼の現役時代にこうして立ち会うことができて、本当に幸せです。
Junさんありがとうございます。
すみませんJun さんのレビューを読んでからと考えてましたのですぐ買います!!
ToshIさんのコメントビックリですね。流石だわ〜。
Senninさま
今回は絶対に買った方がいいです。
資料的価値の高い記事が多いので、後で何度も読み返すことになると思います。
Twitterで当人たちも語っていましたが、一冊の雑誌の中で、能登さんと田中さんの二人の写真が見られるのはかなりレアですよ。