リザルトは「こちら」。フィギュアスケート速報さんは「こちら」。写真は「スポニチ」さんの記事から。
「友野君」。95.81で1位。「4T+3T 4S /3A」。イタリア大会では特に「フリー」が良くて、前半だけで3本の4回転を成功させていました。かなり調子が良さそうだったので、この構成をノーミスできたこと自体はあまり驚かなかったです。友野君はジュニアの修行時代が長く、シニア昇格後も、すぐに鍵山君や佐藤君が台頭してきて、ここ数年プレッシャーはあったかと思います。もともと独自の表現力のある選手で、ジャンプさえ決まれば・・・という所だったんですよね。まだ喜ぶのは早いですが、ぜひフリーもノーミス級の演技で2本揃えてほしいですね。殻を破ってくれ!
「クヴィテラシヴィリ」。95.37で2位。「4S+3T 3A /4T」。友野君とは僅差での2位。この拡散されている映像は単発のクワドなので、後半の4Tです。スコアシート上でも「4T(GOE+2.44)」とはなっています。でも、ぜんぜんトウなんて突いてなくて、ブレード全体で踏み切っていて、これは酷いなと。結局、このチームは、女子だけでなく男子もこの跳び方でトウジャンプを「習得」させてるんですよね。
「コリヤダ」。84.48で4位。「4S(so) 4Tq(fall) /3A」。悪い時はクワドがパンクしてましたから、今季の彼はコンディションが良いんですけど、コンボ抜けが痛いなぁ・・・。それでも84点出ているので(PCS: 44.28)、地元の期待値込みの採点と言っていいでしょう。ファイナルは彼が来てくれないと楽しみがほとんどなくなるので、ぜひ気合い入れて頑張ってください!
「田中君」。76.69で10位。「4S(so) 3A /3F+2T」。スケカナでは「SP」だけは見れたんですが、スケカナではアクセルがダブルになっていたので、その点、今回修正出来ていますね。ただ、後半が「3-2」なので、4Sが決まらないとスコアは伸びてきません。でも、同期のフェイ君は引退、羽生さんも怪我の中、彼はよくやってくれていると思います。スケカナではフリーの映像が見れていないので、ロステレでは楽しみにしています。
さあ、友野君、台乗りは絶対ですよ。あわよくば一番高い所を目指して頑張ってください!今回は大チャンスだと思います。
では、また明日!
Jun