みやびやかなひと刻(第一夜)など

みやびやかなひと刻(第一夜)など

羽生さんのボイスは「インスタ」の方にアクセスしないと全編聴けないので、ご注意ください。

「こりゃ化粧品の商品紹介だけかな・・・」と思っていたら、「何ひとつ、妥協しない」をキーコンセプトとして、羽生さんが最後スケートやゲームに引き寄せて語ってくれてましたね。

トップアスリートの場合、周りの人たちの支えや応援など、たくさんのものを背負って競技活動を行っているので、「妥協しない」の意味する所も、我々の日常とはまるで違うストイックさで追究する必要が出てきます。

でも、私たち一般人が「妥協しない」という部分を取り入れる場合、他人の目を気にしてそれを求めようとすると、辛くなるんですよね。趣味でも仕事でも、心身を疲弊せずに続けられるレベルで、ほどほどに頑張れば十分なんじゃないでしょうか。継続できることが大事。それが経験になり、実力になり、自分自身の独自性に繋がると思っています。

今回の五輪は、ガッツリとテレビの前で見る余裕は無くて、晩飯を食べる時にテレビをチョロっとつけたり、気になったメダリストは、NHKの「YouTube」でハイライトを見たりしています。

今日ご紹介したいのは、こちらの記事です。高藤選手は前回の16年リオ五輪で銅メダル。今回の東京五輪で悲願の金メダルを獲得しました。以下、一部引用します。

2018年2月の平昌五輪。男子フィギュアスケートで、羽生結弦が圧巻の演技で日本選手団第1号となる金メダルを獲得した。記者は当時、弊紙のメダリストコラムで高藤を初めて取材した。「五輪メダリストとなって初めて見る五輪。夏と冬は違いますけど皆、この大会に人生をかけているんだろうなぁ。重圧きついんだろうなぁ、と自分の経験を重ねながら見られるのは、出た人にしか味わえない五輪の楽しみ方。良いも悪いも1日で決まってしまいますから。羽生選手に対しては、周囲は優勝を前提に見ていますよね。ある意味で、「お家芸」と呼ばれる柔道にも通じる重圧かと思います」とその重圧とストレスをおもんぱかっていた。

五輪連覇後のインタビューで羽生は「勝たないと意味がないので、この試合は。これからの人生でずっとつきまとう結果。本当に大事に、大事に結果を取りにいった」と本心を語った。高藤はその言葉に聞き入り「インタビューを見て感動した後、自分ももっと頑張らなきゃ、負けていられないな、という感情がわきました。やっぱり僕も金メダルが欲しい。自国開催の東京五輪での金メダル。この時期に生まれた運もないと味わえない体験ですから」と、東京五輪での世界一に照準を絞った。

高藤選手については、東スポの記事もなかなか面白かったです。例えば、小川直也さんも次のようにコメントしています。

高藤君は「勝ちに徹した」という柔道だったよね。派手な技を連発していたリオ五輪のころとは対照的に、手堅く、ドロ臭く戦っていた。それくらい、ニッポン柔道さえも必死にやらないと勝てない状況だったってことだよ。

この間のNumberの「羽生・池江対談」でも、池江選手は平昌五輪での羽生さんについて熱く語っていましたよね。フィギュアスケートと比べると、はるかに五輪で勝つためのノウハウのある水泳や柔道の日本代表選手でさえも、羽生さんから刺激を受けていたと知って、ゆづファンとしてとても誇らしく感じます。

では、また明日!

Jun


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