「フィギュアスケートMemorial グランプリシリーズ2019 in グランプリファイナル」

「フィギュアスケートMemorial グランプリシリーズ2019 in グランプリファイナル」

2019年12月27日発売。1,300円+税。

この記事は30日の夜に書いていますが、令和元年もこれで終わりですね!今年は、私のブログのメインコンテンツともいえる「雑誌のレビュー」が、かなりおろそかになってしまったなぁ・・・と反省しています。「試合の感想」を、ジュニアやB級試合、あるいは他国のナショナルまで手を広げると、どうしても書籍・雑誌のレビューの方が手抜きになってしまうので、来年はもう少しバランスを「ゆづに寄せて」いかねばと、考えています。令和二年もどうぞよろしくお願いいたします。

さて、Memorialのトリノファイナル号が間に合いました。この雑誌はスケ連の「お墨付き」が無いので、ゆづ尽くしというわけにはいきません。そこはウチのブログの読者さまならご存じのはずですが、アマゾンに本書に対する英語のレビューがあって、「70%はゆづにしろや!」などと無茶な要求とともに2つ星を投げつけています。そういう人は通信か応援ブックを買えばいいのです。

通信のファイナル号の方は、意図的に「ネイサン外し」を敢行していて、我々ゆづファンの気持ちに寄り添った写真選びをしてくれていました。本書は、ファイナルに進出した男子6人全員カバーしていて、それでも羽生さんの写真は50~60ページは収めてくれているので、十分に頑張ってくれています。

個人的にエキシビ練習の写真に興味深いものがいくつかあって、駿君と談笑するショット、エテリ3と自撮りしているショット、知らない男の子(カップル競技のジュニアの選手?)の頭をなでているショット、アイスダンスのポール・ポワリエの紙テープを取って上げているものもありました。

そして、これを取り上げないわけにはいきません。以下、ご紹介します。

忘れがちだが、今年の羽生は怪我明けスタートだったということ。滑り込みはおそらく足りていないだろう。その中で急遽プログラム構成を大幅に変更して4回転を5回跳びきったことは、称賛しかない。構成の見直しはあるかもしれないが、世界選手権にはきっと、最後まで滑りきれるよう調整してくれるはずだ。

ただ、気になったのは羽生に対してのGOE。特に冒頭の4Loと4Lzは、大きな加点が見込めるであろう美しいジャンプだったが、1や2があるのは疑問しかない。

Memorialはいつも辻めぐみさんがテキストを執筆してくださっているのですが、市販の出版物でこのトリノファイナルのGOEについて苦言を呈したのは、彼女が初めてではないでしょうか?その意味で、「メモリアルな仕事」をしてくれたと思っています。

なかなか本書をネットでポチるのは勇気が必要ですが、書店で見かけたらぜひ中身をチェックしてみると良いのではないでしょうか。意外性のあるショットがけっこう入っています。

では、また明日!

Jun

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コメント

  1. おの より:

    こんばんは
    雑誌を買う元気がでず、悶々としていました
    そうですか、辻めぐみさんはちゃんと書いて下さったのですね
    海外の方が羽生くんの事良く分かってますし、誉めてくれます
    日本はアスリートの扱いが酷いですね
    尊敬と言う事がありません
    揚げ足取りや嘘など、ジャーナリストなんて居ないのでは?と、思ってしまいます

    所でBSMOIの羽生くん
    SEIMEIからのOtonalが素晴らしい‼️
    現地で見たはずなのに、改めてじっくり見て、別格のスケートでした
    余裕があり、うっとりさせてくれる演技でした。
    羽生くんはスケートを滑る為に生まれて来たんだと、また惚れ直しました
    これだから羽生くんのファンは止められないですね
    あと、1日ありますがJunさんのブログで励まされたり、参考にして本を買ったりと、色々ありがとうございました
    ここの皆様も良い年を迎えられますように!
    ありがとうございました。

    • Jun より:

      おのさま

      信用できないライターって、野口氏、田村氏、あとSportivaで抜擢されている小宮氏。現状この3人ぐらいですかね。

      かつての、高場、青島、原、このアンチ三人衆は見事にいなくなりましたから、「なんかやったら許さないぞ!」と、我々もしっかり監視していけばいいと思いますね。

      今季の羽生さんのEXはぜんぶ違うプロなので、今シーズンで引退しないか心配になりますが、4Aという壮大な目標がありますし、まだ頑張ってくれるでしょう。

      まずは、怪我なく今シーズンを走り抜けてくれることを祈っています。

  2. ととちゃん より:

    memorialの紹介、ありがとうございます。辻さん、しっかりと書いて下さっていて頼もしいですね。memorialだけのライターさんでしょうか。今後もこの姿勢を貫いて欲しいものです。

    ところで、先日マガジンについてかなり辛口の感想を述べてしまいましたが、GPF号をザッと見返すと、写真に載せたコピーで4Lzと4Loに触れ、「何故か得点が伸びなかった」と山口さんが記してくれていました。(p50) 他にもショートのコンボ抜けが最大の減点であったと、淡々と事実を述べながら、間接的に疑問を呈してくれています。よく読みもせず、短絡的にメディアの限界などと述べ、恥ずかしいです。本当に出来る限り寄り添ってくれているのだなと分かりました。

    junさん、今年もありがとうございました。
    来年も切れ味鋭い記事を楽しみにしています。

    • Jun より:

      ととちゃん さま

      マガジンは隅々まで読むと、「おっ!」という記述があるので、見逃せないですよね。ただ、出版ペースが凄いことになっているので、まだ私は消化しきれておりません。

      しかし、あのギュウ詰めの文字に、ついに私はこの年末に眼鏡を作り直しました。10年以上前に作った眼鏡だったんですが、視力がけっこう落ちていたので、今回しっかり自分の視力に合ったものを作ることができました。定期的に視力をチェックされることをオススメします。

  3. マリィ より:

    こんにちは
    羽生くん優勝でない雑誌はどういう紙面にするのだろう?と心配していましたが、それぞれ各社工夫をこらしているのですね。
    今期の本は先日ざっと通信など、まとめ買いしましたが、この本は買ってないのでどうしようかな?って感じです。
    GOEの指摘話はいいですね、もっと言ってくれる人が増えるといいですよね。

    先日の全日本の話は全日本大歓迎って意見ではありません。
    やっぱり選手ファーストでない大会だと思うし、GPF出場者には負担でしかないと思うし、その中でも得るものがあったのはせめてもの幸いではなかったかな?って勝手に思ったからでした。
    うまく伝えられるか自信はありませんが、補足でした。
    私は地上波オンリーですからJunさんの深い話はなるほどなぁと色々勉強になります。
    深い知識はないのでたまに的外れなコメントもあるかと思いますのでお許しください。
    来年もよろしかったらおじゃまいたしますので、よろしくお願いします。
    ありがとうございました!

    • Jun より:

      マリィさま

      ここ最近は、書籍・雑誌を買ってもなかなか読み切る時間が取れなくて、レビューが手薄になっていました。2020年はもう少し頑張りたいと思っています。

      フィギュアスケートに限らず、情報源が、地上波だけでも、ネットだけでも偏ってしまうので、バランスよくご紹介できたらと思います。2020年もどうぞよろしくお願いいたします!

  4. みつばち より:

    こんにちは 更新ありがとうございます

    Jun様が寛大だからって好き勝手なこと言っちゃだめだよ、と息子(94年生まれ)に注意されております。ほんとにすいません。来年もよろしくお願いします。

    紹介してもらう雑誌すべてを購入しているわけではありませんが、基準にしておりますのでこちらも今後ともお願いいたします。
    すでに購入済みの本でも、あれ、こういう記事あったかな?と見直すこともたびたびです。単に読解力の差かもしれませんが・・・・

    • Jun より:

      みつばちさま

      もし、息子さんもこのブログを見てくださっているのだとしたら、いままで以上に気を引き締めて記事を書かなきゃいけませんね(笑)。

      4CCまでしばらく時間がありますので、「読書の1月」にしたいとおもっています。何か「新たな発見」がありましたら、またシェアさせていただきます。

  5. レモンパイ より:

    はじめまして、
    メモリアルの情報をありがとうございました。
    こういう記事を読みたかったと嬉しくなり
    多くの方に知って欲しくてツイートさせていただきました。(今更ですが、よろしかったでしょうか💦?)
    いいね!リツィートの数の多さに驚いています。(メモリアル買います!という反応も多(*´▽`*))2日たってもまだ続いています。
    採点に対する疑問、ファンが怒り、海外では指摘されているのに
    あれほどの報道陣が貼りつきながら、国内では誰も言及しないことに絶望しかかっていました。どれ程待たれていたかがよくわかります。
    少しずつメディアも変わってきているとは感じていましたので、これがまたいいきっかけになることを願っています。
    突然失礼しました。

    • Jun より:

      レモンパイさま

      はじめまして。コメントありがとうございます。

      Memorialの辻めぐみさんは、以前からはっきり主張する方ですね。さいたまワールド号でも「4Lzだけが高難度というわけではない。4T-3Aや4Loは世界で羽生しか跳べないではないか?」と強めのトーンで批判していました。私たちとかなり考え方は近いと言えます。

      日本限定だと思いますが、スケオタの中には、例えばトリノファイナルの採点結果を批判すると、「ネイサンへの誹謗中傷だ!」「羽生選手を困らせるな!」とわけのわからない主張をする方々がいるのですが、まったく意味不明ですね。プロ野球やサッカー日本代表の試合で、審判のミスジャッジに文句を言うことが、相手チームへの誹謗中傷になりますか?少しは他のスポーツも見ろと言いたいですね。

      少なくとも私は、おかしいと思ったらどんどん言うことにしています。これからもよろしくお願いいたします。

  6. 匿名 より:

    ただ意味もなくジャッジに怒ったりネイサンくんやしょーま叩きしたり
    する悪質なオタクと違って、辻さんの意見は素晴らしく分かりやすかったです!

    結局悪質オタク達は、試合も大して見ず、何ひとつの証拠も示さず(示しても本質からズレズレ)、ただ妄想だけで自分の怒りだけを撒き散らすので、羽生ファンにさえ嫌われ、理解が得られないのだと思います。
    実際辻さんのような人は、羽生くんの真の味方ですが、悪質オタクは真に羽生くんの敵です。
    たとえば、自分の親が、自分の大切な友人やライバルや先生を、お前の為だと言って、悪口や嫌味三昧を撒き散らしたらどうでしょうか?
    私は経験がありますが、相手に申し訳なくて申し訳なくて、一日中イライラして、罪悪感で苦しかったです。次会った時、相手が傷ついてないか気になって、相手を元気づけようと物凄く気を使いました。もの凄く疲れました。
    羽生くんは自分のファンの一部が悪質化しないよう、自分の体を張って、ネイサンくんやしょーまへのリスペクトを背中でしめしてくれています。
    羽生結弦という人を物凄く尊敬しています。

    羽生くんがそれをされて、どういう気持ちになるか、羽生くんの立場になって考えれば、どういう書き方をすればいいかは、自ずと見えてくると思います。
    実際に辻さんのような意見は、憎しみの流れを先導するものではなく、真に羽生くんやフィギュアスケート界を救い、良くする流れを持っていると感じました。

    • Jun より:

      なにをもってネイサン選手や宇野選手を「叩いている」と言うのか、人によってバラバラなんですよね。

      両選手に対して誹謗中傷するのは論外として、テクニカルやジャッジの「明らかな誤審」を指摘しただけでも「選手批判」と断定する方々もいます。

      私は、どちらの方々とも議論するつもりはありません。フィギュアスケート鑑賞は、私にとって趣味・娯楽ですので、だから、個々人が(犯罪行為にならない範囲で)自由に楽しめばいいと思っています。

      ただし、私の立場としては、スコアとして出たものに対して、ネイサン選手や宇野選手に限らず、男女関係なく、おかしいものはおかしい!と言うつもりです。

      これは決して特別なことではなく、フィギュアスケートだろうが、サッカーだろうが、ボクシングだろうが、すべて同じレベルで鑑賞しますよ、という意味です。