漫画雑談(東大リベンジャーズ)

漫画雑談(東大リベンジャーズ)

少し前の話になりますが、床屋で私の髪を切ってくれる担当スタッフさんに教えてもらったのが、あの「東京リベンジャーズ」のパロディ漫画、『東大リベンジャーズ』です。

設定としては、本家と同様に「タイムリープ」ものなんですが、「東大出身なのに26歳フリーターの俺が、7年前の東大入学時にタイムリープして、人生をやり直したら?」という内容です。

アマゾンレビューの少なさや酷評を見るに、本家に思い入れのある人ほど受け入れがたいでしょうし、東大や慶応などの首都圏の大学にあまり馴染みの無い方にとっては、刺さりにくい設定かもしれません。私はどっちの卒業生でも無いですが、地方の公立高校を出て都内の大学に進学したという点では私も主人公と共通するので、大いに笑わせてもらいました。

この主人公は静岡県出身という設定ですが、私はそのお隣りの愛知県出身なので親近感も沸きましたし、新歓時期の怪しいサークルからの勧誘、クラスのコンパ等、実によく描けています。

じゃあ、もし自分が大学1年からやり直せたら?・・・って考えると、自分のために時間を有効活用したいですよね。

授業はそれなりに出て、酒は飲めないフリして飲み会はできるだけ断り、人間関係も厳選しつつ、ジムに通い、語学の勉強に時間を割き、無駄な出費をせずに貯金に励む・・・。

あれれ?でも、いまと何が変わらないの?という気がしてきました(笑)。こーいうのが中高年の発想なんでしょうね。まぁ、結局はいまを精一杯生きるのが一番ということですね。

メタルジョギング・チャレンジは46日目。イギリスのUFOの『Phenomenon』(1974年5月)です。ハードロック・ヘヴィメタルのギターヒーローと言えば?と聞かれて、知名度的には、ジミー・ペイジとリッチー・ブラックモアが双璧かと思います。これに続くのが、エディ・ヴァン・ヘイレン。私は、4人目に、マイケル・シェンカーが思い浮かびます。マイケルの通称は「神」です。ちなみに、5人目は、ここまで何度も登場しているブラック・サバスのトニー・アイオミとしておきましょう。

ドイツ出身のマイケルは、もともとスコーピオンズのリードギタリストだったんですが、今回ご紹介するUFOが1972年にドイツをツアーする際、スコーピオンズが前座だったんですね。その翌年、UFOのギタリストが突如失踪し、そこでUFOがマイケルに声を掛けて、スコーピオンズから彼を引き抜いた形になります。

で、私のマイケルのイメージって、2つ目の動画の「短髪でライダーズジャケットでフライングVを股に挟みながらギターを弾きまくる」というものなんですが、1本目の動画は今回初めて見ました。おそらくマイケルは20歳で、サラサラの長髪で細身の兄ちゃんって感じで、でもこの頃からフライングVを挟んでいたわけですね。

この「Rock Bottom」は、名ギターソロの金字塔です。鋭角的でシンプルなリズムを刻んでいると思ったら、3:10過ぎから突如としてソロになだれ込んで、そこから約3分間、若き天才が弾きまくります。

もちろん、もっと速く、もっと難解なフレーズを短時間に詰め込むような神懸かったソロは、その後、80年代に入って、彼が結成する「マイケル・シェンカー・グループ(MSG)」で堪能できます。UFOでは、天才が神になる前の、若さゆえの制御しきれない生々しさのようなものも出ていて、これはこれで意義深いです。

では、また明日!

Jun


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