1月に入ってからジワジワと仕事が忙しかったのですが、先週ぐらいから猛烈な状況になってきて、自分が何をしているのか、誰と何を話していたのか分からなくなることがありますね・・・。
仕事が忙しいから、安易に出歩いて感染するわけにもいかず、それで酒量が増えてくるという、ダメなループに入っているのを感じます。普通に生活している分には、私自身はインドア派だと思っていたんですけど、許容量を超えた労働を強いられると、ステイホームはけっこうメンタルに来るというのが分かりました。
なんとか水木金土はジムで走って身体を元に戻したい。しかし、日曜に大仕事があって、事前にやろうと思っていたことがけっこうできなくて、それがまたストレスになりますね。まぁ、峠を越すまで耐えるのみです。
実は、王将戦もあまりちゃんと観れてなくて、そうしたら藤井王将も負けていました。今回の羽生さんの第二局の指し方を見ていると、竜王戦の広瀬八段の「作戦」を踏襲しているようです。
藤井王将は、基本的に相手の作戦を受け止める戦い方なので、作戦選択で主導権を取れる先手番で、「藤井王将が深く研究していないであろう戦型に誘導する」と、王将が持ち時間を大量に使って悩んでくれます。今回、羽生九段が終盤でミスなく勝ち切れたのも、持ち時間の面でのアドバンテージが大きく、終局の場面で羽生先生は1時間余っていました。
一つ気になったのは、藤井王将はAIでの将棋の研究に精通しているので、「AIの評価しない戦型は指さない」という特徴があります。AI同士で対局させると「角換わり」という戦型になることが多く、実際、藤井王将の角換わりの研究は棋界トップの深さと手厚さなんですが、今回のように角換わりを避けられて、未知の将棋に誘導された場合、長考せざるをえない。そして、持ち時間が少なくなると、いくら藤井王将といえどもミスが発生します。
広瀬八段、羽生九段の戦い方を見て、2月5日に開幕する「棋王戦」で渡辺棋王がどのような作戦を選ぶのか興味深いです。超人的なスターの登場によって、ファンが増え、注目度が上がることは否定しません。しかし、やっぱりハラハラドキドキするような競り合いを見たいわけです。それこそ、勝負の世界の醍醐味ですからね。
では、また明日!
Jun
コメント
お仕事お忙しくて大変ですね!なんとかジムに行けますように。
王将戦は有料なのでYouTubeでは見れませんでTL追ってましてそれだけでも最後の方
面白かったです。最後の1時間でもいいのでテレビで放映しないのかと思いましたね。世紀の対局で私のように中身が分からなくてもドキドキしてるんですからね。映してほしいです。感想戦は毎日のYouTubeで観ました。藤井聡太王将悔しそうでした。私が勝手に感じただけですけど。次は来週のようですね?移動もあるし大変ですがまた追ってみたいと思います。
GIFTのシネマのライビュきましたね?それより現地に行きたいんですけど。テレ朝エントリしましたが注釈しかないということは正規の席は終わってるという事ですよね?テレ朝も落選でしょうからそしたらローチケあるのでしつこくエントリーします
Senninさま
感想戦までチェックされているなんて、素晴らしいですね!私は、2日目以降、形勢が広がって藤井王将が明らかに脱力している状況になってから、あまり見なくなっていました。
ただ、他の棋士が藤井さんに勝つためには、持ち時間・形勢ともに序盤・中盤で大量リードして、それこそ藤井さんの戦意を喪失させることが大事。番勝負のスコアとしては接戦になりますが、放送としてはつまらなくなる可能性もあるので、そこは諸刃の剣ですね。
GIFTですが、当日仕事で、ライビューであっても開演時間に間に合わないので、テレ朝チャンネルさんの放送に期待しています。