マイレピ・婦人画報・報知などいろいろ雑談

マイレピ・婦人画報・報知などいろいろ雑談

カンゼンの「Memorial」が発売延期ということで、入手できませんでした。まさか中止にならないだろうね・・・と心配しています。

まず、「マイレピ」から。「今だけ一般公開中」とありますが、バックナンバーも読めるようですね。さて、アップされたインタは、おそらく今年のFaOI幕張公演の合間に行われたと思われます。

僕自身は、コラボレーションさせていただいたので、今の自分が皆さんに伝えたい気持ちを押し付けるわけではなく、感じてもらえるようなプログラムにしたいと思っていました。歌詞があるものだったので、よりストレートに自分が伝えたい気持ちが届きやすかったのではないかと思います。「言葉の翼」というものを感じながら、もっともっと前に進んでいこうという気持ちを込めました。

一読して「矛盾」した発言に思えて、何度か読み直してみました。ケミストリーとコラボした「Wings of Words」には、「歌詞のある歌モノなのでメッセージ(もっともっと前に進んでいこうという気持ち)を込めたが、でも歌詞の内容を押し付ける意図はなく、単純に『感じて(楽しんで)もらえるようなプログラム』としても工夫した」と、私は解釈しました。その「工夫」の部分が具体的に何か知りたかったですが、このインタには続編があることを期待したいと思います。

つぎに、「婦人画報」の中谷ひろみさんのロステレ杯の現地レポートです。

他選手たちに遅れて、羽生選手が通路に姿を見せた瞬間、悲鳴にも似た歓声が上がった。笑顔、泣き顔とともに、無数のバナーが翻る。「3回転だけでいい、滑っているだけでもいい。とにかくここで“Origin”を演じさせてあげたい」。負傷を知った後、各国のファンたちは異口同音にこう言った。「ゆづの願いが叶うことが、私たちの願いです」。

日本で怪我の情報を伝え聞いた時は、「フリーは棄権でいいでしょう」と軽々しく考えてしまった私ですが、現地の方々の中には「そこまで踏ん切りをつけられない」というような、複雑な心情も伝わってきます。

今回の中谷さんのコラムからは、「感謝」という気持ちが全編から伝わってくる印象を受けました。五輪連覇を果たしながらも、現役続行を決断してくれたことへの感謝。そして、ロステレ杯でOriginを決行してくれたことへの感謝の気持ちも滲みでています。いわゆる「平等主義」を求められるジャーナリストとは明らかに違う目線で羽生君を見つめつつ、しかし、どっぷりファン目線に浸かっている「応援団」という感じでもない。彼女は、独特な立ち位置ですね。

スポーツ報知」は、高木恵記者が「記者コラム」として彼女の意見を発信してくれています。いつもは、「完全再現インタ」のために黒子に徹してくださっているだけに、珍しいですね。

前戦のフィンランド大会後に「試合ってやっぱり楽しい」と笑顔を見せていたばかり。心中は察するに余りある。誰より悔しいのは羽生自身。無理することはない。今季を迎える前に言った「自分のために滑る」シーズンにしてほしい。

筆致は抑制的ですが、毎試合あれだけ詳しい「完全再現」をしてくださっている方です。「無理することはない」に彼女の感情が現れていますね。

中谷さんと高木さん。役割は多少違えど、羽生結弦というスケーターを深く理解しつつ、リスペクトの気持ちをいつも忘れない。素晴らしいですね。

では、また明日!

Jun

にほんブログ村 その他スポーツブログ スケート・フィギュアスケートへ
スポンサーリンク
レクタングル(大)
レクタングル(大)

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク
レクタングル(大)

コメント

  1. マリィ より:

    こんばんは
    memorial発売延期ですか!
    昨日料金を払ってきたばかりですけど、どうなるんでしょうね?
    もう解決したと思っていたのにどうしたんでしょうね?
    最近は週刊誌もネタがないせいもあるかと思いますが、sage記事がないですね。
    昨日立ち読みした週刊誌もチームブライアン新たな旅の野口美惠さんの記事の抜粋だったし羽生くんのアドバイザーの効果かな?って思いました(わかりませんけど)
    memorialは羽生くんのアドバイザー関連の発売延期はあり得ないですよね?
    ケミストリーとのコラボのインタ私も読み返してみてjunさんの仰るのと同じく捉えました。
    中谷さん、高木さんの記事は羽生くんを応援する気持ちが痛いほど伝わります。
    ファンみんなの総意でもありますよね。

    すみません、なんか昨日はちょっと辛い事があって酔っ払っています。
    誤字脱字変な事書いてたらごめんなさい。
    どんな時にも負けない羽生くんを見習って私も元気出そうと思います。
    弱いのにお酒飲んでなんか手が震えてきました。
    もう寝ます、おやすみなさい。

    • Jun より:

      マリィさま

      まとめてこちらにお返事します。

      おっしゃる通り、週刊誌やスポーツ新聞のゲスな記事も減りましたよね。私が知る限りでは、アサヒ芸能の「羽生結弦が落胆!?ロシア大会で起きていた“プルシェンコに片思い”事件」という記事ぐらいでしょうか。

      この記事もまったくアホな内容で、Originが「プルシェンコへ捧ぐ」という主旨だったことを「羽生とプルシェンコとのすれ違い」だったとして、「だからプルはロステレ杯にいなかったのだ」という主旨でした。プルさんがハビのアイスショーに出演していたという話はまったく触れられておらず、ましてや、その後のプルさんのインスタでのメッセージも言及せず、署名記事の割には、中身スカスカです。

      悪質ライターのレベルも落ちたよなぁ・・・と、ここで叩く気も起こりませんね。

  2. ととちゃん より:

    高木さんは、羽生選手ファンの中で すっかり信用のおける記者の位置を獲得したと思います。この記事も、シンプルでいながら現地でつぶさに見聞したからこその正確性、そこからの感想を何の忖度もなく述べてあり、「怪我の代償」などといった大仰な表現もない書きぶりを清々しく感じました。

    一方の中谷さんの文章は、高木さんよりエモーショナルで、ファンの気持ちに寄り添ったスタンスに、今こんな状況だからこそ 嬉しく思いました。

    昨日、せめて雑誌でも、と書店に行き、売り切れたのかとびっくりしたのですが、memorial、販売延期なんですね。
    本当に販売されるのかどうか、ちょっと心配になってきました。

    • Jun より:

      ととちゃん さま

      高木さんは、マガジンの座談会を思い返してみると、あんまり平昌五輪での「無茶」を希望するような発言も無かったので、その点でスタンスは一貫していると思います。おそらく、羽生君の出ないファイナルも取材に行くと思いますが、逆に、他のスケーターに対する報道も見てみたいですね。

      中谷さんのコラムは、もう少しボリュームが欲しかったなと思う反面、怪我の影響とはいえ、羽生君のフリーの出来が不本意だっただけに、その点で「抑制する気持ち」が働いたのかなと思っています。さいたまワールド(あるいは四大陸?)での現地観戦記をまた楽しみにしましょう。

  3. マリィ より:

    こんばんは
    昨夜は失礼しました(汗)
    memorial今日発送されました。
    注文も受け付け再開みたいで良かったです。
    なにやらモヤモヤしますね。
    まだ揉め事の完全解決には至っていないのでしょうか?

  4. おの より:

    こんばんは
    そうですか、memorial延期ですか…
    中谷さん、高木さん、本当にありがたい
    羽生くんをちゃんと見ていますね
    見てなくて適当に書くライターもいるので、見習って欲しいです
    別によいしょして欲しい訳ではなく、事実を書いて欲しいですね

    余談ですが
    この数日過去の動画が回ってきて、悲しくなるものでした
    羽生くんはずっと前から色んな事に耐えてきたんだと…
    色々分かってましたが、やっぱり全員応援する事が出来ないと思います
    元から羽生くん一筋なんですけどね(笑)
    色々見て、改めて羽生くんは選手としても人としても素晴らしい人なんだと思いました。

    • Jun より:

      おのさま

      最近、私がTwitterのTLで見かけた「過去の動画」は、全日本でのタオルのやつとイスが無かった奴ですね。

      だから私は、「悪質ファン」とともに「全員応援系」なる人たちも許せないんですよ。ただ、どの世界でも「出る杭は何とか」っていうのはありますからね・・・。それ以降、羽生君が超人的な頑張りで五輪連覇を果たし、結果的に、私たちもこのように喜びを共有して、結束できたわけです。

      もちろん、いま怒っている人たちを上から責めるつもりはないし、それは我々も通ってきた道なので、その怒りを飲み込んで、月日が立てばいつか気にすることもなくなりますよ、と言いたいです。

  5. Yuki より:

    Junさん こんばんは
    Memorialですが、今日Amazonから届きました。
    内容はがっかりしたというのが正直な感想です。
    Memorial独自の売りだったエレメンツの連続写真は1枚もなく
    普通のムック本みたいでした。
    さらに(ここが重要なんですが)羽生くんのページは半分あるかないかぐらいです。
    友野くんや他の選手のページが半分以上です。
    1404円の値段を考えると予約したのが間違いだったという気持ちになりました。
    今までは1試合の記念になると思って、このシリーズは必ず予約をして手に入れていましたが、今後はそうする価値がなくなりました。
    本当に「並」になっちゃったなと思います。
    「通信」があの値段で羽生くんonly本を作ったことに良心と意気込みを感じました。
    ロステレコム杯の通信が楽しみでなりません。

    • Jun より:

      Yukiさま

      入手報告をありがとうございます!

      まぁ、出版社それぞれに事情があるとは思いますので、事前の根回しが足りなかった・・・ということですかね。どの出版社も「なんとかPLUS」のような棲み分け発売ができるとは限らない、そういう教訓ですね。

      まさか通信のロステレ号もそんなことにならないか?と不安ではありますが、なんだかんだで明日ですからね。いつもの内容であることを期待しましょう。