「Quadruple Axel 2023 氷上の希望と光」(1)

「Quadruple Axel 2023 氷上の希望と光」(1)

2023年3月31日発売。定価「2,145円」。お値段もお値段だし、オンリー本では無いので、購入を見送っていた方もいらっしゃるかと思います。私も買ってしばらくそのままだったので、ようやく中身を確認しました。

今日はざっとですが、羽生さん関連の記事と写真の印象をざっとまとめておきます。

・同じ日に届いたキスクラと同様に、表紙は長瀬友哉カメラマン撮影のものだったんですね。表紙のショットのカッコよさはキスクラに軍配が上がりますが、こちらは表紙に雑誌の内容を明記する必要があって、このお写真になったのかもしれません。

羽生さん関連記事は、冒頭から43ページまで。全130ページほどなので、約3分の1ですから、かなり頑張ってくれている方かと。目次をご覧いただくと分かるように、それ以外の記事は、ワールド関係と、競技を引退するスケーターのインタなどを掲載。このラインナップを見ると、羽生さんで「頑張らない」と、こりゃ物足りないよなぁ・・・という感は否めません。

・「43ページ」までの内訳は、「ノッテ」が21ページまで(無良君インタ含む)、「GIFT」が31ページまで(佐野稔先生インタ含む)、「プロローグ」が43ページまでとなっています。写真のクレジットは、「ノッテ」は長瀬カメラマンと小橋城さん。「GIFT」はGIFT Officialのお馴染みのショット。「プロローグ」は小橋城さん。ただ、キスクラと写真の「かぶり」がけっこうあって、写真目当てでの購入は厳しいかと思います。

手元にある「プロローグ愛蔵版ブック」の写真と見比べながらめくってますが、本書も悪くは無いんだけど、公式本のクオリティが高すぎてね・・・。フィギュア雑誌はこれからますます厳しくなるかもしれません。「Sportiva」は出るみたいですが、「Number」や「Ice Jewels」は?「マガジン」は?

・ミーシャのインタを読んでいたら、アメリカで友野君と振付を作った際、クリケットクラブにも赴いて、ブライアン&トレーシーの指導を受けた、という話が出ていました。インタの最後、ミーシャが羽生さんの今後の活躍を期待している旨、エールを送っていますね。

ジェイソンと刑事君のインタも収録されていますが、ノッテへの「意気込み」を語っているので、ノッテ前の取材ですね。SOIもジェイソンは出演してくれましたし、FaOIは刑事君の出演が発表されています。・・・あれ?でも、FaOIにジェイソンINという発表はされていませんね。去年初出演でしたが、今年も呼んでくれたらいいと思うのですが。

無良君&佐野先生のインタも含めて、明日以降ご紹介したいと思います。

メタルジョギング・チャレンジは160日目。HELMETの『Meantime』(1992年6月)です。羽生結弦さんのファンでこのバンドを知っている人は世界に何人いるんですかね?というぐらい、かなりマニアックなバンドですが、私は大好きなんですよ。

1曲目の「In The Meantime」からして、カッコイイ。ザクザクと無機質に反復されるギターが印象的なんですが、スコン!スコン!とスネアが鳴る、ジョン・ステニアーのドラムが個性的。Led Zeppelinに近い雰囲気があるんですが、もっとギュッと音が凝縮・圧縮されてぶつかってくる感じがします。2曲目の「Ironhead」も、テンポよくザクザクとギターが刻まれて、シンプルで誰でも思いつきそうなんだけど、雑な感じがまったくしなくて、実は緻密でハッとさせられます。キリっとした美味い蕎麦を食べているような、そんな感動があります。

このバンドは、その良さを言葉で説明するのが本当に難しい。でも、カッコイイものはカッコイイんだからしょうがないじゃない?と、私にとってそんな音楽です。「引き算の美学」というか、過剰じゃないクールさがたまりません。

では、また明日!

Jun


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