7月に61歳の誕生日を迎えられ、まだまだ現役バリバリということは知ってたんですが、4月に発表になった5年ぶりの新作『Soar』を聴いてみると、ゴッリゴリのメタルでビックリしました。Loudnessの高崎晃さんが参加しているということで、現代的なサウンド作りで、古臭さはありません。
麻里さんのヴォーカルもまったく衰えておらず、どうやってこの声域・声量を維持しているのか、ちょっと信じられません。
メタルに限らず、楽器の演奏者ということで言えば、ピアニストやバイオリニストだと高齢でも活躍されている方はいます。メタル・ロック界隈だと、Dream Theaterなんかは、演奏陣は20代の頃の曲もしっかりライブで再現できているし、それもツアー前の凄まじい練習量の賜物なのでしょう。しかし、ヴォーカルのJames LaBrieは、アルバムですらけっこう厳しくなっていて、ライブだったらさらにキツイ・・・。ヴォーカリストの喉というのは、アスリートにとっての肉体、あるいは将棋のプロ棋士の「読み」のように、加齢には耐えられないのかもしれない。そう思っていました。
しかし、その「寿命」の長い人もいる。それを延ばせる秘訣って何なんでしょうね?やはり、ストイックで節制した生活ということは一つのカギでしょうか。
というわけで、麻里さんの強靭な声を聴いて、羽生結弦さんや藤井聡太さんに思いを馳せて、さらなる活躍を祈るのであります。当たり前のようにストイックな方々ですから、心配無用でしょうが。
では、また明日!
Jun