私も東京ドームではエアロスミスのLiveを観たことがあるんですよ。たぶん1998年のNine Livesツアーだった気がします。私はスタンド席だったんですが、その時の音響を一言で言うと「大浴場」というか、音がボワーンと反響していて、歌が数秒ズレて耳に届いてくる感覚でしたね。
エアロとU2、海外の大物バンドということで言えばなかなかいい勝負なんですけど、エアロよりも音響に拘っていそうなU2ですら、これですから。
この動画は3年前にアップされたもので、永野さんは「いまはわかんないですよ」とおっしゃっていますが、コメ欄では「ドームもスタジアムも音響悪いのは今でも変わらない」という意見も見かけたので、羽生結弦さんの「GIFT」がいかに凄いかということは推して知るべしですよね。
Blankeyは大学時代の友人(邦楽しか聴かない)がよく聴いていて、当時の私は「なんだかふにゃふにゃしたヴォーカルだなぁ」とまったく良さが分からなかった記憶があります。同様のガレージロック系の日本のバンドだとミッシェルが大人気で、特にアベフトシさんのド派手なギタープレイは私も大好きでした。
新しい国が出来た 人口わずか15人
それも全員センスのない 単車乗りばかりが揃ってる
この「PUNKY BAD HIP」の冒頭の歌詞には私も衝撃を受けました。たしかにジュニアさんがおっしゃるように、この先がどうなるか私も気になって、歌詞を一通り読んでみました。特に日本政治や世界情勢を批判するような革命ソングではなく、よく分からないなーと思いつつも、
古い世代の奴らは 金で何でも買いあさった
だけど オレ達は自然の掟の中で生きる獣の世代さ
焚火を取り囲むオレ達15人
世界で一番新しい国
なるほどねーと、「新しい国」というのはあくまでも比喩ということが、終盤になって理解できました。でも、面白いですよね、言葉のチョイスが。彼らぐらいメジャーなアーティストでこんなセンスの歌詞が書ける人がいれば、ぜひ知りたいですよ。
Blankeyの作品は残念ながらサブスクに入ってなくて、さあどうするか・・・という所。この曲の入っている『C.B. Jim』はジュニアさんも薦めていたので、いずれアルバムまるごと聴いてみたいですね。
では、また明日!
Jun