音楽雑談(Official髭男dism)

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7月24日(水)にニューアルバム『Rejoice』が発売になりました。まぁ、いまや超売れっ子なので、本作収録の16曲のうち10曲が主題歌やイメージソングとして採用されています。

私自身、彼らの曲は「東京リベンジャーズ」の「Cry Baby」から知って、独特のヒネリの効いたメロディセンスに感銘を受けました。「東リベ」の原作は作者が明らかにやる気をなくしてグダりにグダったひでぇ終わり方をしましたが、ヒゲダンの方は絶好調で、「SPY×FAMILY」の「ミックスナッツ」なんかは、アニメの主題歌にしては複雑すぎるでしょ!と、以来、新曲が出るたびにチェックしていました。

で、アルバムの方は例のごとく「YouTube Music Premium」で全編聴きまして、知っている曲ばかりではあるんですが、アルバム用の新曲も独特のメロディセンスと楽曲構築のアイデアにハッとさせられます。

中でも、ヘヴィリピートしまくっているのが、「Anarchy (Rejoice ver.)」「うらみつらみきわみ」です。

前者は映画「コンフィデンスマンJP 英雄編」の主題歌として知ってはいたんですが、アルバム収録バージョン(Rejoice ver.)の特に2:28からの展開は完全にロックアレンジで、けっこうこのバンドはハードロック・ヘヴィメタルの影響を盛り込んでくるので、いちおうその界隈の「専門家」としてはニヤリとさせられます。

そして後者ですが、これは面白い曲です。歌詞を聴いてたら、B’zの稲葉さんが書くような「生活感のある感情表現」を生々しく言葉にしていて、ややもすると「ただ不平不満を言ってるだけ」に聞こえるんですけど、サビの「あんな人間どっかで転んでしまえばいいのに~」というストレートすぎる詞に、でもよくこんなメロディを思いついてピタっと乗せられますね!?とビックリでした。自分も50が見えてきたおっさんにしては現在進行形で音楽はけっこう聴いている方だと思ってるんですけど、この曲は本当にすごいセンスだなと感動しました。

しかも、この曲自体のオチというか結論が明るく前向きなのもいい!そこがメジャーバンドたるゆえんで、作詞・作曲・ヴォーカル担当の藤原聡さんのほとばしるような才能に眩暈がしてきます。これでまだ32歳で、もともと大学卒業して最初は銀行でサラリーマンをやってたなんて、信じられません。ちょっと名前が似ている藤井聡太さんはもちろん天才ですけど、この人も天才的な能力の持ち主だなぁと思います。

では、また明日!

Jun


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