音楽雑談(DGM)

音楽雑談(DGM)

私が高校生時代に「メタルファン」として「覚醒」したのは、アメリカのDream Theaterに依る所が大きいのですが、彼らは来年2月に新作のリリースを予定してはいるもの、先行シングルが微妙なんですよ(この曲に関して言えば、4:50まで我慢して聴くと、おっ?という展開になるわけですが)。

彼らの場合、アルバムを出す度に世界中を熱狂させた「凄まじくテクニカルで、それでいて革新的なサウンド」というのは2000年前後ぐらいまでで、まぁ、こんな「微妙さ」ももう20年ぐらいそうかも?という感じで、もはや「続けてくれているだけで有難い大御所」という位置づけになっています。

ネットの掲示板を見ていると、私のような不満を爆発させている書き込みが山ほどある中、

779 名無しさんのみボーナストラック収録 2024/12/06(金) 10:10:36.15

DGMも曲の傾向は似たような事やってるがマーク・バジルという初期のラブリエさんのような熱いメロハー歌唱を誇る強力ヴォーカリストがいるおかげで全く衰える事が無い

「ラブリエさん」というのは、Dream Theaterのヴォーカルのジェイムズ・ラブリエのことなんですが、ほう?DGMってバンドの名前?マーク・バジルって誰?という感じでまったく知らなかった私。実は、このDGMについて調べていたのは、Echoes埼玉2日目のライブビューイングに行く途中の電車の中でした(笑)。

それで、YouTube Musicに彼らのアルバムが一通り入っていたので、最新作の『Endless』を聴いてみると、これが実にいい!で、MVをチェックしてみると、音楽性の割にけっこうなおじさま揃いで、イタリアのバンドなんだそうです。特にヴォーカルの人とかドラムの人なんかは、実はジローラモさんの遠い親戚でワイン農家なんですとか、バンドだけじゃ食えないのでサッカースクールで子どもたちを教えていますと言われたら、信じちゃいそうです(汗)。

今のところ、『Endless』『Life』『Tragic Separation』と遡って聴いていますが、多少似ている曲はあるもののどの作品もまずまず安定していて、日々の楽しみが増えました。そして、MVを物色していて面白かったのが、こちらの「Flesh and Blood」。ダムみたいな所に楽器を持ち込んで演奏しているのがなかなか斬新ですが、ウイスキーをガブ飲みして最後ぶっ倒れている人は、ちゃんとした役者さんみたいです。

最近プログレメタル系だと、おじさんのバンドが勢いがあっていいんですよね。他には、イギリスのFrost*の新作も良かったし、まぁ、Frost*についてはまた別の機会にやります。若けりゃいいってもんじゃない。だからこそDream Theaterの新作も先行シングルのガッカリ感を吹き飛ばす出来であることを期待してますぜ!

では、また明日!

Jun


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