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録画した番組を日曜日に観ましたが、面白かったです。これはもう完全に音楽番組ですよね。テーマを決めて、好きな音楽をかけ合うというのは、通常はラジオでやるような企画ですが、それを「中古レコード屋」風と、「昭和のお茶の間」風のレトロ感漂う2つのセットで繰り広げられるのが斬新でした。
御三方の世代が、ある意味で均等に離れているので、セレクトされる楽曲もバラエティに富んでいて、視聴者としてはとても面白かったです。豊豊さんセレクトのあのアニメの主題歌、NHKの番組なんで固有名詞を控えていましたが、たしかにタケモトピアノの財津一郎さんで、思わず、おお!って声を上げちゃいました。タケモトピアノのCMって「相棒」の時に必ず流れていたので、若い人でもわりと馴染みはあるはずです。
ウルトラマンガイアの「環境保護派なのに派手に壊している」という羽生さんのツッコミは、たしかに!という感じで、まぁでも、ガイアは平成ですけど、CGが無かった頃の昭和の番組、特撮に限らずドラマなんかでも、もっと派手にバカバカ壊しまくっていた記憶があります。
最後の方で、「GIFT」で扱われていたような「心の闇」がテーマになっていましたね。自分がよく聴くメタルなんかは「苦悩」とか「怒り」とかがよく歌詞のテーマになっていて、音楽自体も激しく怒っているわけですが、まぁ言葉の壁が一番大きいですけど、イマイチ響かないことが多いんです。いつも怒っている人が訴える「怒り」って、それこそ「深み」が無いです。
一方、源さんのライブ映像で、歌詞が字幕で出てましたけど、こういう明るくポップな曲調で、すごいこと歌ってるんだなぁ・・・と。優れた作曲家・作詞家は、幼少時代に大なり小なりコンプレックスや疎外感を抱えているもので、それが音楽として表現されることで、人々に勇気や癒しを与える。成績優秀・スポーツマン・容姿端麗みたいな人の書く音楽なんて、私だったら聴きたいと思わないですから。
きっと世の中的には、羽生結弦って人は「順風満帆な人生を歩み、若くしてあらゆるものを手にいれた成功者」って認識なんでしょうけど、我々ファンは彼の苦悩を知っている。でも最近それを、彼が語ってくれているのが嬉しいですよね。聞いていてツライ部分も無くはないですけど、それをいま公にできるってことは、そこから前に進めたわけですから。
「後編」のテーマが「未来」ということなんで、アイスショーの話が出てくるかもしれませんね。この「前編」はスケートの話がほぼゼロという感じで、それはそれで新鮮で面白かったです。
では、また明日!
Jun
コメント
突然失礼します。
テレビ局は年間一括でJARRACに著作権料を支払っているので、個別の番組で使用料は派生しません。CMとはそこが違います。
取り急ぎご指摘まで。
momoさま
ご指摘ありがとうございます。たいへん勉強になりました。