冊子版が配布された時は、オークションサイトに高値で出回るという事態になり、ワイドショーのネタにまでされていました。ただし、この月曜日に「電子版」が公開されたことで、騒ぎも完全に沈静化しましたね。
この電子版で、今回初めて中身を見たんですが、しっかり作られていますね!てっきり、仙台の名所ガイドに、何の脈絡もなく羽生君の写真が挟まれていると思いきや、しっかり本人のコメントも取っていて、充実の内容です。
瑞鳳殿に始まり、陸奥国分寺薬師堂、そして仙台平・・・。
実際に動いてみると、本当に動きやすい。一流の能楽師の方々が「仙台平でなくては」とおっしゃる意味がとてもよくわかりました。身に着ける機会をいただいたことをとても光栄に思います。
さらに、「羽生結弦さんが語る“現在(いま)、これから”」という部分では、能登さんへの信頼感を語っていますね。
今日の撮影をしてくれている能登直さんは、僕が仙台のリンクで滑っていた小さなころから撮り続けてくれているカメラマン。彼の仕事に対しては心から信頼していますし、どんなに大きな大会に出ても、どんなに遠い国の氷上に立っていても、カメラマン席の能登さんの顔を見つけると、僕は「ああ、きっと仙台のみんなも応援してくれているんだ」と心を落ち着けることができるんです。
もちろんこれは能登さんだけでなく、田中さんも含めて、ヨーロッパ、アジア、北米と、カメラマンそして記者たちの姿も、世界を転戦する羽生君の大きな支えになっているのだなと感じます。
他に、「羽生結弦さんゆかりの地を巡るモデルケース」として、半日コース、1日コース、1泊2日コースと、3つのプランが紹介されています。やはり、気になるのは「1泊2日コース」なんですが、秋保コースも作並コースも、山形方面というか、私が滞在した松島とはまったくの逆の方角で興味深い!そっちもいい温泉があるんだ・・・とますます仙台の魅力を感じた、素晴らしいガイドブックだと思います。
では、また明日!
Jun
コメント
こんにちは
更新ありがとうございます。
「仙台めぐり」まだよく見てないのですが、できれば平泉もつけたしてもらえれば・・
平泉は岩手県ですが、伊達政宗の正室愛姫の実家、田村家の領地で、一関藩は仙台藩の支藩です。
盛岡藩、南部家より仙台藩とのつながりが深いです。交通も仙台からの方が便利、というかわかりやすい。
伊達政宗は遅れてきた戦国大名といわれ三傑の織田信長、豊臣秀吉、徳川家康より一世代若いです。東北という京、江戸から距離があったのが不利と言われましたが、かえって独自の文化を築いた大名ですねえ。
(スケート界もそんな感じ・・・?)
実際の石高よりポテンシャルあったそうです、うん、まさに羽生さんだ。彼も日本男子黄金世代より一世代下・・・そして独自路線。
(すいませんこじらせ歴女でした)
みつばちさま
すごい!専門的すぎて私の知らないことばかりですが、とても勉強になります!
たしかに、その三人の戦国大名と比べると、伊達は、地理的条件はもちろん、世代もやや違うことや、独自の存在感をギラリと放っている所も含めて、スケート界に通じるものがありますね。
でも、羽生君はつねに在野(現役)精神を忘れず、庶民に愛され、海の向こうのスケート愛好家も味方にしましたからね。そう考えると歴史的偉業だなと痛感します。
仙台巡り欲しいよお(笑)
この写真思い出の写真だし、仙台旅行の時に使いたい。私は逆に明保温泉などの方が知ってますが松島も魅力。あと仙台市内がよくわかりません。いつも同じとこばかり、コメントも書いてあるんですね?
定義山の三角揚げをお店で食べてみたい。いつも池袋のふるさとプラザで買うのですが、売り切れていることシバシバ。これは美味しいです!仙台行ったらレンタカー借りて行動した方がいいですね?ゆづ事で行くのでしっかり観光出来ないのが真実?
パソコンない人にはプリントも出来ずでスマホでは見辛いのです。
なかなか厳しいです。
senninさま
アイスショーや試合と観光が両立できるかというと、なかなか体力的に厳しいこともありますよね。観光は観光で、別の機会にしっかり行った方が、食事も含めて楽しめると思っています。
そう考えると、幕張や武蔵野の森はスケートを見ることだけに集中させてくれるのでうってつけ。一方、代々木は微妙に周囲に色々あるので困りますが、代々木は何よりも、フードの問題が深刻なので、それが全日本で解決されていることを期待しています。
電子版、仙台巡り、良かったですね。
各地の写真は色鮮やかで美しく、旅心を誘われます。それぞれの場所や物に寄せる羽生選手のコメントが、また 素晴らしい。最終的には編集者が綺麗にまとめたのには違いありませんが、根本にある視点、仙台への愛情、造詣の深さに 改めてこの人の頭の良さや人柄を感じ、また更にファンになりました。
junさん始め関東の方は、比較的行きやすいのでしょうか。うらやましいです。なかなか行きにくい場所に住んでいますが、ただ、いつか絶対に行きたいという気持ちだけは持っていたいです。
ととちゃん さま
羽生君以外の部分はまったく見ていないのですが、そこらへんの雑誌の仙台旅特集モノよりも、よっぽど高品質で、情報も詰め込みすぎていないのが良かったなと思います。
東京から新幹線を使うと、東京・仙台間というのは、東京・名古屋間とちょうと同じぐらいの1時間半ほどです。ちなみに、東京・金沢間は2時間半かかるのでちょっと遠いです。
いまの名古屋は、私が住んでいた頃よりはるかに栄えちゃっている一方で、仙台はそこそこ便利な中心部から海も山も近いという意味で、あまり似ている地域が思い当たりません。ゆづファンなら絶対に満足できるはずなので、チャンスがあればぜひ訪れてください。