「つづく」とあるので、まだお宝動画を公開していただけるのでしょうが、今回の動画を見ていて、「おや?」と思ったのは、カメラ担当の方が、羽生さんを探して、ちゃんと収めている所なんですよ。
これまで、ToshIさんのFaOI振り返りシリーズ動画は幕張からカウントしたら20本以上になるはずで、もちろんスケーターとハグをしたりする様子もありました。おそらく、バックステージでの羽生さんの様子は世に出てこないと思いますので(私の想像です)、「ここだけは撮っておくぞ!」という心理が働いたような気がするんです。無意識に、本能のレベルで、「見ておきたい!」と思わせるのが羽生結弦さんという存在なんじゃないかと。
そうなると、やっぱり、ちゃんと見ておかないわけにはいきません。
カメラアングル自体は、ショートサイドの向こう正面側のみですが、特に後半部分のステップの激しさが印象に残ります。ギターソロが切り込んでくる辺りから、意図的にそういう振付を作っていますよね。
このクリメモの振付は、幕張に来て、デイヴィッドと1日で作って、もう1日でブラッシュアップと、計2日で仕上げたという話は、未だに信じられません。その前に原曲を聞き込んでいたのは確実ですが、そうなると、ここ数か月の羽生さんを思えば、新プロの選曲さえ決まっていれば、それを聞き込む中で、たとえ氷上に上がれない時期でも、相当細かい部分までイメージが固まっていると想像します。
1秒も無駄にしない人生を走りづづける男、羽生結弦。どんな世界観を私たちに見せてくれるのか、本当に楽しみですね!
話かわって、藤井聡太ファンには、棋聖戦第1局の喜びに浸っている暇はなく、6月10日(水)にはやくも対局です。
対戦相手の大橋六段は非常にユニークな棋士です。2016年10月に藤井七段と同期でプロ入りしました。14歳でプロ入りした藤井君と対照的に、大橋さんは23歳でプロ入りという苦労人です。ただ、プロ入りしてからは大橋さんもよく勝っていて、7割以上の勝率をキープ。実は、藤井君との対戦成績は2勝2敗の五分なので、まったく気の抜ける相手ではありません。
ちなみに、「藤井 大橋」で画像検索すると、原色系の怪しい色のスーツを着た大橋さんの写真がヒットすると思います。解説の時は黒のスーツなんですが、対局の時だけ「勝負カラー(?)」を身にまとうことにしているとか。ぜひ大橋さんのスーツだけでもチェックしに、アベマの将棋チャンネルを覗いてみてください。持ち時間は5時間と長いので、夜の8時・9時ぐらいまで対局は行われていると思います。
では、また明日!
Jun
コメント
こんにちは 更新ありがとうございます
前カテで藤井さんの昼ご飯や持ち物(お財布)についてJun様が考察してらしたけど、ほんのちょっとしたことで難癖つける輩はどこにでもいるんですね、あきれます。
大竹まことさんは毒舌キャラで売ってる人ですが、ご自分の私生活はなかなか波乱がある方で、過失はないそうですが死亡事故があり、お嬢さまの教育についてもねえ・・・おばさんの記憶力をバカにしてはいけませんですよ?
藤井さんのお母さまは一度だけテレビで拝見しました(藤井さんが中学生の時)が、もうマスコミの前にはでないおつもりのようです。山口百恵さん方式ですね、賢い方です。
Toshlさんのバックヤードシリーズは配慮が行き届いていて、それでいてファンの気持ちに沿っていて(一番のファンは彼自身)ほんとに素敵です。
みつばちさま
羨望は嫉妬の裏返しですから、昨今の「世間」はすぐに豹変します。それを金儲けのネタにしているマスコミ関係者に乗せられちゃいけませんね。
やっぱり、好きなものだけを自分の周りに置いて、日々を過ごすのが一番だなと改めて思います。
ToshIさんの振り返り記事、こちらで昨日の分からまとめて見たのですが、一気に見ると なかなかの迫力でした。
ToshIさん自身のプロ意識の高さと、羽生選手へのリスペクトがしっかり伝わって、ファンとしては本当に嬉しいですね。今日の記事には、最後に羽生選手がToshIさんに向けて剣を高々と上げているところを、「僕達ひとりひとりの心に捧げ」ていると表現するなど、気配りの人だなぁと思います。続く、とあるので、引き続き楽しみたいです。
ところで、将棋はチーム戦なんてあるんですね。バナナの動画、微笑ましかったです。
実は、先日藤井七段と対戦した終盤に、永瀬さんの、スっと上着を着てマスクをつけ、居住まいを正す姿を見て、非常に好感を持ちました。もしかして将棋では当たり前なのかも知れませんが、多分勝敗が分かった上での藤井さんへのリスペクトと、品位が感じられて気持ちが良かったです。永瀬チームが勝つといいな、と思っています。
ととちゃん さま
マスカレイドもクリメモも、その背景にストーリーがありますからね。それを二人が擦り合わせるんじゃなくて、お互いがお互いにとって、この2つのコラボを通じてさらに成長しようとしている。ToshIさんは絵画展を開かれましたし、羽生さんにとっても大きな財産になったはず。だからこそ、ToshIoveさんも、ゆづファンも、このコラボでハッピーになれたんだと思います。
負けを悟って投了を覚悟する前に上着を着るという光景自体は、将棋界では比較的見られます。ただ、永瀬さんは将棋界でもユニークな人で、「将棋に才能は必要ない。努力だけで誰でもプロになれる」という過激な発言がよく知られています。
ただ、この発言にはおそらく真意があって、彼は「小学生時代から、様々な習い事をさせられたけど、何ひとつ人並みにできなかった。唯一将棋だけだった」と回想しているんですね。だから将棋に対して「努力」できたのでしょう。
今の日本は、大人も子供も、自分の適性や好き嫌い関係なく、「いまはアレができないのは恥ずかしいから、人並みにできるようになりなさい」とばかり言われて、好きでもないことばかりを嫌々やらされる。
べつにそれが本業である必要はないですが、「人並み」という視点を捨てた時、見えてくるものがあるなぁ・・・と私も考えさせられることが多いですね。