紀平さんクリケ移籍!

紀平さんクリケ移籍!

スケ連から今年度の強化選手の発表があったのは、4月23日。その資料の中で、紀平さんは「令和2年度に関西大学KFSCより変更予定」と記載がありました。てっきり、濱田先生を追って「木下アカデミー」の所属になるか、あるいは彼女のメインスポンサーの「レッドブル」所属になるのか、その辺りの契約の話がまとまっていないのかなと、思っていたんですよね。

ところが、クリケットとはビックリでした。メインコーチは濱田先生と記事にはありますけど、「カナダの入国制限が解除され次第、7月にもトロントで練習を行う予定」と「共同」の記事にもあるので、事実上の「クリケット移籍」と見てよいでしょう。宮原さんがバーケルの元で練習しているのと似た状況になるのではないかと。

よくよく考えれば、羽生さんがクリケットに移籍したのは2012年春で、ソチ五輪の2年前の決断でした。まさにこれと合致していると言えます。

しかし、よくメドちゃんサイドから文句が出なかったなぁ(?)と思いましたが、まぁ、FaOIで交流もあるし、紀平さんはロシアや北米の女子スケーターとも違うので、その辺りはクリアできたのかもしれません(あくまでも想像です)。

女子は何歳までトップコンディションを保てるか分かりませんし、ロシアの女子も北京までに誰が生き残っているか分かりません。紀平さんも、まさに今しかない!というタイミングで決断したと思うし、濱田先生もよく送り出したなぁ・・・とそこもビックリでした。

ウチの読者の皆様はご存じかと思いますが、私はこのブログの中で、

羽生結弦の後継者は紀平梨花!

と言い続けてきました。才能があってストイックな努力もできる根っからのアスリートであると同時に、羽生さんから「学ぶ」姿勢が、他のスケーターとちょっと違うんですよね。羨望と尊敬の対象というよりは、すべてを吸収し、自分も真似し、それを自分のスケートに生かすという「研究対象」として見ているように、私には感じたのです。

それは、「何が何でも北京では自分が金メダルを獲る!」という気持ちの表れにほかなりません。同時代の「最高の教材」から学ばなくてどうする?という覚悟のようにも感じました。

無観客になる可能性もありますが、今シーズンも始まりそうな気配ですし、2022年に向けて最高の準備をしてもらいたいですね。

では、また明日!

Jun


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コメント

  1. おの より:

    Junさま、びっくりしました
    誰がお膳立てしてけれたか分かりませんが、よく行けましたね
    ジェイソンくんも最後は羽生くんと一緒に練習したかったと言ったとか?
    羽生くんと一緒に練習する事は、選手にとって大きな夢なんでしょう
    紀平さんが北京まで怪我のないように祈ります
    余談ですがトップの選手で濱田コーチの所に残ってるのは韓国の方だけですか?

    この先羽生くんのプライバシーと練習が守られて行くなら誰が来てもいいのですが、マスコミがくっついて来ない事を祈ります
    根掘り葉掘りしますから

    • Jun より:

      おのさま

      紀平さんはSNSでたまに画像や動画をアップすることもありますが、羽生さんの状況はよく承知しているはずですし、賢い子ですからプライバシーについては大丈夫でしょう。

      ただ、ガッツリとトロントに拠点を置くのか、ちょっとまだ詳細は分からない感じですね。