2021年5月21日発売。定価「1,430円」。「前号」はきっちり1年前の発売だったんですね。
前号のレビューを読み直してみると、本書の特徴としては「紙質がいい」「羽生さんのショットは全体の7割(スケ連お墨付きなし)」「1ページ1ショットのレイアウトが単調」ということでした。さて、今年はどうか?
・羽生さんの写真は冒頭から67頁までノンストップ掲載。これに、表紙・裏表紙・目次・両面ポスター(1枚)がプラス。最終ページの小松原夫妻のショットが97頁なので、今回もちょうど7割という所です。
・羽生さんの写真の並びとしては、時系列になっていて、全日本(練習着・SP・フリー)→MOI(春よ、来い)→ワールド(SP・フリー・「花は咲く」は無し)→国別(SP・フリー→「花は咲く」有り)→SOI(白プリンス・オープニング・フィナーレ)という並び。ワールドの花は咲くは無いのですが、その欠点を補って余りあるのがSOIで、SOIだけで10ページのボリュームがあります。「キスクラ」のSOI写真が計4ページのみに留まっていたことを考えると、かなり健闘してくれていると思います。
・他の選手のショットは、やはり前号のスタイルを踏襲していて、各大会(全日本・ワールド・国別)で「1ページ・1ショット」の選手名鑑風。まぁ、ゆづファン的にはここはあまり関係ないし、逆に一部の選手に偏っていないので、さほど気にならない点はプラスですね。
去年のレビューは、「この雑誌でなきゃ!という個性は無い」と締めくくっていましたが、今回も基本的には同じです。ただ、今年はSOIのショットで他誌を上回っているので、気になる方は、SOI目当てでチェックしてみても良いのかなと思います。
では、また明日!
Jun