藤井三冠、本日対局!(B級1組順位戦)

藤井三冠、本日対局!(B級1組順位戦)

ABEMA TV 将棋チャンネルのリンクは「こちら」で。

先日の木村九段戦を危なげなく勝ち切った藤井三冠ですが、「最年少名人への道」はまだまだ長く険しいのです。

本局の対戦相手の横山七段は、東京都多摩市出身の40歳。まさに私の行動エリアのご出身で、年代も近く、親近感の沸く棋士の一人です。これまで、藤井三冠の対局のABEMA中継の解説者としてもよく呼ばれていて、男性棋士の中でも屈指の「おっとりとした口調」は、勝負の世界に生きる人にはとても思えません。とても穏やかなお人柄です。

この二人は、初手合い(初対局)で、横山さんとしては念願の藤井戦だと思いますので、とっておきの研究をぶつけてくることでしょう。というか、横山さんに限らず、誰もが対藤井戦には秘蔵の研究手順でもって襲い掛かってきますので、結果として、熱戦になることが多いです。かつての羽生さんもそうですが、絶対王者に待ち受ける試練ですよね。

持ち時間は双方6時間ずつで、しかも、B級1組とA級順位戦は「ストップウォッチ形式」なので、59秒以下は切り捨てになります。どういうことかと言うと、記録係がストップウォッチで計測していて、1分単位で持ち時間が減っていく方式で、つまり、「59秒までに指したら、持ち時間は減らない」のです。

他方で、他の多くの棋戦で採用されている「チェスクロック方式」というのは、「1秒で指すと1秒減らされ、59秒で指したら、もちろん59秒減らされる」形式になっています。

同じ「持ち時間6時間」の棋戦でも、ストップウォッチとチェスクロだと、1時間~1時間半ほど(体感で)違うと、プロ棋士で言っている人もいますね。

つまり、今回の対局は間違いなく長くなりますので、お暇な時にアベマの方をチラチラ見ていただければと思います。決着がつくのは、早くても夜10時以降、熱戦になればてっぺん越え必至です。私も頑張って視聴する予定です。

では、また明日!

Jun


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