藤井王将、今日も対局!(王将戦第五局2日目)

藤井王将、今日も対局!(王将戦第五局2日目)

囲碁将棋プラスでの放送は「こちら」と「こちら」で。

やはり羽生九段は、第一局・第三局で採用した「一手損角換わり」や「雁木」ではなく、違う作戦を選びました。ただ、羽生さんが本局で採用した「横歩取り」を、藤井王将は昨年の棋王戦トーナメントやJT杯でしっかり攻略しているので、かりに選ぶとしても、羽生さんが相当自信のある研究手を準備していないとキツイのでは?と想像していました。

お昼過ぎに藤井王将の指した41手目の▲4五桂。持ち時間を120分投入し、しかも昼休みの1時間も含めると180分の大長考の末に指したこの一手が問題になりました。AIの評価値的にはマイナス判定とされる手でした。藤井王将としては、このまま最善と思われる手を指し続けると、羽生九段の事前研究の「レール」に乗ってしまうと危惧したのか、あえて「変化」することで、羽生九段にとっても「未知の将棋」に引きずり込む狙いがあったのかもしれません。

しかし、これは人間対人間の将棋なので、上記の▲4五桂によって得た後手のリードをそのまま維持するのは容易ではなく、この手を受けて、羽生さんが141分の大長考。結果的に、47手目を羽生さんが封じた局面は、先手の藤井さんやや有利という形勢で、1日目を終えました。

1日目のお昼ご飯では、藤井王将が「あなご重」をオーダー。「コレ、本当に穴子?ウナギじゃないの?」ってぐらい大きくて肉厚でビックリしました。

私も昔、広島に旅行に行った際、宮島であなごめしを食べたことがありますが、いわゆる「通常サイズ」の穴子をビッシリ敷き詰めていて、あれはあれで壮観でしたね。

島根県は穴子の漁獲量日本一で、その中でも大田市は県内No.1の漁獲量とか。もし、島根に行く機会があれば、穴子はぜひともいただきたいと思っています。

メタルジョギング・チャレンジは139日目。ANTHRAXの『Among The Living』(1987年3月)です。「スラッシュメタル四天王」の一角と呼ばれていますが、本作を聴いてみると、スラッシュメタルどころか、実はヘヴィメタルっぽさも薄くて、ハードコアパンクというかメロコアというか、ストリートの雰囲気を色濃く感じます。

例えば、2曲目の「Caught in a Mosh」が象徴的で、曲は速いんだけどカラっとした軽さと明るさがあって、ヘヴィメタルの「ダサやぼったい感じ」が微塵もありません。6曲目の「Indians」もキャッチ―で速い良曲で、ヴォーカルのジョーイ・ベラドナの良い意味での「軽薄さ」がプラスに働いています。

ただ、私がリアルタイムでAnthraxを聴いていたのは、ジョーイが脱退して、後任ヴォーカルとしてジョン・ブッシュが在籍した時代です。私自身の好みとしては、ジョンの男臭いヴォーカルの方が圧倒的に好きで、彼のヴォーカルで初期の頃の曲を再録した『The Greater Of Two Evils』は最高の一枚です。ドイツのヴァッケンでの野外フェスでの盛り上がりからも分かるように、パフォーマンスも最高です。

とはいえ、結局バンドにはジョーイが復帰して、現在も活躍中。ただ、ギターのスコット・イアンと、ドラムのチャーリー・ベナンテこそが、バンドの「頭脳であり心臓部」なので、この二人がいれば何とかなるバンドです。スラッシュメタルの世界では、優秀なバンドもその後いろいろ登場するんですけど、彼らのようなストリート感覚のあるタイプのバンドって思いつきません。唯一無二の個性を持ったバンドと言えるかもしれません。

では、また明日!

Jun


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