藤井八冠、今日も(収録)対局!(NHK杯準決勝・新人王戦記念対局)

藤井八冠、今日も(収録)対局!(NHK杯準決勝・新人王戦記念対局)

番組HPは「こちら」。両者の対戦成績は、藤井八冠から見て「13勝3敗」です。放送は、Eテレにて、3月10日(日)午前10:30からです。

昨日に続いて、日曜日も将棋ファンは大変なんです。どちらも収録対局ですが、いずれも対局結果は未公表。私の予定としては、10時からABEMAの新人王戦記念対局をつけて、10時半からEテレのNHK杯に移動し(と言ってもスマホでABEMAをつけながらの二窓ですが)、12時に新人王戦に復帰という感じになるかと思います。

羽生善治九段は、昨年6月から日本将棋連盟会長に就任して、会長職で多忙を極めています。各種イベントの挨拶で全国を飛び回っており、藤井八冠のタイトル就位式でも必ず羽生会長が贈位状(名人就位式では推戴状)を手渡してきました。

対局以外では頻繁に顔を合わせているお二人ですが、対局は昨年8月以来なんですね。とある界隈では、羽生会長が勝ったのでは?なんて噂されています。まぁ、NHK杯はタイトル戦ではないので、私としては「藤井必勝」を祈念するという感じでもありません。どららが勝つにしろ、熱戦になることを期待しております。

ABEMA将棋チャンネルでの放送は「こちら」。こちらは、午前10:00からABEMA将棋チャンネルにて放送開始です。

さて、こちらも面白い対局です。新人王戦というトーナメント棋戦がありまして、出場資格が「26歳以下・六段以下の棋士。26歳以下の女流棋士。アマチュア。26歳以下の奨励会三段リーグ成績上位者」という若手の登竜門となっています。藤井八冠も、2018年10月の藤井七段時代に新人王を獲得しています(*七段昇段が同年5月。トーナメント開始時は六段)。

新人王は、タイトルホルダーを指名して非公式の記念対局を行えることが慣例になっています。で、現在タイトルホルダーは藤井聡太さんしかいませんので、新人王となった上野裕寿四段の相手は自動的に藤井八冠となったわけです。ちなみに、藤井七段の記念対局の相手は、豊島将之二冠(王位・棋聖)でした。

上野裕寿四段は、2023年10月1日にプロ入りした現在20歳の新鋭です。藤井八冠の1つ年下ということになります。師匠は井上慶太九段で、井上門下は菅井竜也八段や稲葉陽八段のようなトッププロを筆頭に、現在進行形でコンスタントにプロ棋士を輩出している関西将棋界の超名門。それこそフィギュアスケートにおける「木下アカデミー」みたいなもんですね(でもまあ、井上先生は軽妙なトークでお馴染みの温厚なお人柄ですが)。

持ち時間は各3時間で、新人王が先手番と決まっています。もちろん両者は初対局。いくら先手番とはいえ、藤井八冠優位は揺るがないはずですが、上野四段がどんな作戦を準備して、どれだけやれるのか。目の肥えた将棋ファンを唸らせるような若々しい将棋を見せてもらえたらと思います。

では、また明日!

Jun


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