GPフランス杯(男子フリー)感想

GPフランス杯(男子フリー)感想

リザルトは「こちら」。フィギュアスケート速報さんは「こちら」。写真は「朝日新聞」の記事から。

鍵山君」。フリーは185.77で1位。合計286.41で優勝。「4S 3Lz 4T+3T 3A+1Eu+3S /4Thd 3F+3Loso 1A」。イタリア大会の「フリー」はノーミスで、197.49点(PCS: 88.78)でした。今回、後半でミスが続きましたが、PCSは「90.20」出ています。ちなみに、イタリア大会の「レビュー」で、私は以下のように書いていたんです。

今回のPCSは「88.78」ですが、この構成のままでノーミスを続けたとしても、もっと跳ね上がってくるんじゃないでしょうか?次戦のフランス大会でノーミスを揃え、ファイナルでネイサンにどこまで迫れるかですね。

さすが、日本スケ連が全力で推す選手。私の予想の斜め上を行く展開で、ノーミスじゃなくてもフランス大会でPCSは上がりました。伊東委員長の「コメント」も、このPCSの変遷を踏まえれば、どの口が言うんだ?と呆れるばかりですね。

佐藤君」。フリーは177.17で3位。合計264.99で2位。「4Lz 4F! 4Tot+1T 4Tso /3A 3F!+1Eu+3S 3A+2T 」。ルッツとフリップを降りて最高のスタートだと思いましたが、得意の4T+3Tのミスでリズムが狂いましたか。でも、次の単発の4Tでsoだったので、一つ前のジャンプでシングルトウだけでもつけておいて、失点は緩和できたと見るべきでしょう。後半はまずまず良かったと思います。スケアメの怪我の影響も無かったようで、何よりでした。シニアのGPシリーズ初の表彰台、立派です。これを続けましょう!

ジェイソン」。フリーは174.81で4位。合計264.20で3位。「4S 3A+2T 3Aq 2Lo /3F+3T 3Lz!+1Eu+1S 3F」。3本目のジャンプ(単発の3A)にqがつきましたが、その前の2本のジャンプの方が明らかに足りない感じに見えましたが、分からないもんですね。しかし、ジャンプだけでなく、スピンでもステップでも、ずっと声出ししているのは、現地在住のアメリカ人の方ですかね?気持ちは分かるんだけど、会場で注意喚起って無いんですかね?あっても無視?文化の違いなんですかね・・・。

デニス君」。フリーは164.72で7位。合計254.48で4位。「4S<<so 3A+2T 3A< 3Lo /3F+3T 3Lz+1Eu+3S 3Lz」。冒頭の首を回す所が、ちょっとバラ1っぽかったですね(回転は逆ですが)。4Sは本当に高さがあって、それこそボーヤンやコリヤダを彷彿とさせるような、着氷できたらそれぐらいダイナミックなジャンプなんですよね。あとは降りるだけなので、もうひと頑張りしてもらいたい。それ以外のジャンプもしっかり跳べているし、かなりの成長が見られます。今回のフランス大会で、私にとって一番のサプライズは彼なので、ぜひ、SP・フリーともに見てもらいたいです。クワドは1種類でもいいので安定してくると、表彰台に確実に乗れると思います。がんばれ!

なんだかんだ、毎回文句ばかり言いながら、スケアメ→スケカナ→イタリア大会→N杯→フランス杯と、5戦きっちり見てきましたよ。この後も、ロステレ、ファイナル、全日本、ロシアナショナルと、しっかり見届けて、年を越したいと思います。明日は、全日本ジュニアの三浦君と島田さんを見て、ロステレのレビューに移っていく予定です。

では、また明日!

Jun

にほんブログ村 その他スポーツブログ スケート・フィギュアスケートへ

スポンサーリンク
レクタングル(大)

コメント

  1. Seninn より:

    この頃、駿くんへのJunさんコメントがコーチ並みになってきましたね?
    心強いですね‼︎
    デニスの演技は観てないので時間のある時に観ておきます。
    各試合を観たとは凄い、私なんか結弦くんが出てないとやはり気持ちがいかない
    傾向にあります。ただ、それなりに皆さんの演技をみると口直しのように結弦くんの
    演技を観たくなってしまいまして早速昨年のSP観ました極上です、
    羽生結弦はやはり違います。
    よく音を拾ってると言われますが本田さんは必ずジャンプの音取りを強調しますね?
    イヤイヤジャンプ前のスリータン?ステップ?あれまで細かい音とエッジングワークのコラボレーションが巧妙です。世の中にこんなスケーターいない。勿論裏音もとります。
    リズム感の悪い人には感じないでしょうね。これだから流れのある演技というのですよね?どんだけ練習したのか?と感服〜。今更すみません
    この前の中野由加里さん達の動画で小塚さんが結弦くんの筋肉の話してませんでしたかね?あれは面白かった。

    • Jun より:

      Senninさま

      デニス君はジャンプ上手くなってますので、ぜひチェックしてみてください。

      羽生さんの演技を急に観たくなるというのは、分かります。好きな音楽を無性に聴きたくなるように、観たくなるときありますよね。

      羽生さんのプログラムって、他のスケーターとは比較にならないほど細部まで深く考え抜かれている形跡があって、観るたびに発見がある。ジャンプ前後のステップやスピンの手の動きもそうですが、姿勢・目線に至るまで、おそらく自分自身の中で納得した上で、表現してますよね。

      これって、まさに「藤井将棋」に通じるんですよね。プロの解説者が「ここは1秒でこの一手を指すでしょ?」という局面でも、しっかり時間を使って考えて指す。思いつきで雑に指すことが無くて、必ず深い読みの裏付けがある。

      感覚や才能にまかせてその時の気分でやってるんじゃなくて、「どこまでも緻密に考えられていて、表現するものすべてに理由がある」というのが私の印象です。

      • Sennin より:

        藤井四冠はだから時間食っちゃったりするんですね?そして勝つという
        対局にもよりますがなんでこんなに時間なくなるの?と思ってました。
        藤井くんは人間的にも素晴らしいですもんね?長く頭下げる場面で豊島さんがもっと長く下げてて藤井くんが諦めてましてそんな下らないとこを見ている私です。
        あと解説が面白い、一番面白いのが ボクにもわかりません と言い出すとこ(╹◡╹)
        予想できないことをする藤井くんの脳についていけない様子が素人の私が興味ある場面です。高校中退は正解でした。

        • Jun より:

          Senninさま

          藤井竜王は、今年のタイトル戦ではタイムマネージメントがかなり上手になったと思います。年始の王将戦で当たる渡辺さんは、時間の使い方がまた巧い人なので、そこも比較しながら観戦すると面白いかなと思います。

          「ボクにもわかりません」と言う解説者はいろんな人が思い浮かびますが、一番投げやりなのは、「私に聞かれても・・・」というキメ台詞の使い手の藤井猛九段(てんてー)の解説ですね。

          将棋界で「藤井竜王」と言えば、これまでは猛竜王だったんですが、聡太さんが竜王を獲得したので、猛さんは最近「先代竜王」を自称しています(笑)。

      • Sennin より:

        遅くなりました
        デニスくん観ました。最高じゃないですか。いつのまにかこんなに素晴らしく
        演技全部が良かった。ジャンプは そりゃあ高いです下回りしてないでんもん、跳んでから上がる
        ルッツのエッジ正確。ランビの弟子だけありま。デニスに金メダルあげたかったなあ。
        強いて言えば髪の毛なんとかしてくれかな(*^_^*)

        • Jun より:

          Senninさま

          デニス君、よかったでしょ?

          しっかり跳んでから回っていて、あとはもう着氷だけ・・・という感じです。ランビさんもクワドに関しては無理させていない感じで、そこは昨今の「流行」に対して抗うような、彼独自の指導方針があるんだと思います。

          髪型はどれぐらいの長さが似合いますかねー。若い頃の(Poetaの時のような)ランビさんみたいに撫でつけてもいい感じになりそうですが。