以前の解説動画も見てはいるんですが、今回、格段に内容がよくなってますね。
以前の、画面をストップして、細かく注釈を入れる方式から、tヤマカイさんが語りたいポイントをドサっと語り尽くすスタイルになっていて、彼の考え方が理解しやすいです。そして、さすがチャンネル登録者数59万人の人気チャンネルだけあって編集が細かいし、このリズムとテンポが人気の秘密なんだな!と。プロに転向したフィギュアスケーターでYouTubeをやっている人がけっこういますが、彼の動画を勉強した方がいいと思いますね。
動画のネタバレになるので、解説自体には触れませんが、まずはご視聴ください。15分とは思えないほど情報量たっぷりで、技術面、表現面において、私たちには到底気づかないような斬新な視点で切り込んでくれています。特に、ロンカプについての解説が多かったので、その点もオススメです。
「昨日ありました、全日本フィギュア2021、また、優勝しましたね!」
個人的にツボだった所を、一つ。動画の冒頭部分で、ヤマカイさんは、「また、優勝しましたね!」と始めるんですね。とっさに私の口から出たのは、「またぁ?」というツッコミ。怪我の状況が不明で、出るかどうかギリギリまで分からなかったんですよと。
そうしたら、間髪入れずにこういう字幕が入る所に、ニヤリ・・・。こういう細かい仕事が人気チャンネルである理由でしょうね。
もう一点だけ。現地に行くようなコア層ではなく、フィギュアスケートを地上波で見る層は、みんながみんな、ルールや採点、出場選手について熟知しているわけじゃないので、ヤマカイさんは「にわかが多い、理想的な状況の業界」と言ってますね。プロバレエダンサーからすると、その点において、羨ましく感じる部分もあるのかと思います。
しかし、羽生さんが引退したら、この業界は大変ですよ・・・。ただ、全日本フィギュアに限っては、年末にスポーツ新聞を買い漁って紙面をめくっていて気づいたんですが、実はこの時期はライバルが競馬ぐらいしかないので、しぶとく放送は生き残るかもしれません。一方、GPシリーズはN杯以外はすべて深夜帯に強制送還。もちろんワールドも深夜帯で、ヘタしたらスポーツニュースで結果だけ、ってことになるんじゃないですかね。
では、また明日!
Jun