2022年2月23日発売。定価「1,650円」。
ワールドも閉幕したので、レビューに戻ります。さて、ジュエルズの五輪写真集は前回の「平昌五輪2018フォトブック」と同様に、全収録写真が田中宣明カメラマン撮影によるもの。
以下、まず前作との違いについて触れておきます。
(1)前作よりも4ページ増量。価格は330円お高くなりました
(2)前作のテキストは折山淑美さんによるものでしたが、今回は長谷川仁美さんが執筆
(3)前作に収録されていたプロトコルとリザルト(最終順位)は今回無し
(4)前作は1ページに最大3枚の写真を詰め込んだページもありましたが、今回は1ページ1枚か、見開き2ページに1枚というレイアウト
(5)前作にはハビ・宇野さんの写ったページもありましたが、今回は全ページ羽生さんのみ(*唯一関係者が写っているページも後ろ姿で、ピントはあくまでも羽生さん)
以上、こんな所でしょうか。特に、(3)(4)(5)はゆづファン的には嬉しい改善点で、若干高くなった点はマイナス要素ですが、コロナ禍の中で、田中さんが現地で頑張って取材してくださったので、そのご祝儀と思えば、大したことではありません。
写真についてもう少し触れると、この大判サイズを生かした迫力が伝わってくるのが、ロンカプだなと思います。ロンカプと練習ウェア姿のショットは見開き2ページを使った写真が多め。他方で、天と地とは、見開き2ページでもそこまでアップのものはありません。春ちゃんは3枚のみ。
通信のボリュームに慣れていると、「もう少しあっても・・・」という気がしないでも無いですが、だからこそ、改めて最初のページに戻って細部までチェックするのも良いかと思います。おそらく、4月か5月にジュエルズ本誌は出るでしょうし、その後に『SEASON PHOTOBOOK 2021-2022』も間違いなく出るでしょうから、本書は「序奏」という感じに捉えておけばいいのではないでしょうか。
ダイアリーも届きました。使用されているお写真はタイムスパン的にわりと長めで、一番新しいものだと、昨年末のMOIの白レミエンさんも確認。ぜひこちらも入手しましょう!羽生結弦展の「新作5点」も楽しみですね!
メタルジョギング・チャレンジは26日目。Alice Cooperの『School’s Out』(1972年6月)です。悪魔的な白塗り&コテコテのパンダ目アイメイクに、ホラーな演出をふんだんに盛り込んだロックアーティストの先駆者ですね。そういう方向性の大御所「バンド」だったら、やはりKISSですが、ソロアーティストで言えば彼が真っ先に浮かびます。先月、74歳になったそうですが、上の動画は5年前なので、まだまだお元気です。
アルバムを聴いてみると、例えば、Black Sabbathあたりに比べたら遥かにカラっと明るい音楽性で、特に私が気に入ったのは、6曲目の「My Stars」です。ギターロックなんだけど、ピアノの旋律が美しい!でもって、声はダミ声という、不思議な組み合わせ。他の曲はわりと単調ですが、この曲だけやけにインパクトがあって、とても印象に残っています。
では、また明日!
Jun