藤井竜王、本日対局!(A級順位戦)

藤井竜王、本日対局!(A級順位戦)

ABEMA将棋チャンネルでの放送は「こちら」で。

先日(12/19)の棋王戦挑決第1局は、藤井竜王の快勝でした。戦型は横歩取り。この戦型は後手番が誘導する形で、2016年に佐藤九段が羽生名人から名人位を奪取した際の原動力となった「ドル箱戦法」だったわけです。それを、竜王がきっちり対応しての勝利でした。

A級順位戦の本局は手番がすでに決まっていて、佐藤九段が先手のため、横歩取りにはなりません。おそらく、11月3日の棋王戦トーナメント準決勝、先手番の佐藤九段が藤井竜王を破った際の戦型である「矢倉」になると予想しておきます。最新流行型の矢倉は、両者ともに玉型の薄いスリリングな展開になることでしょう。本局は、持ち時間6時間の長丁場なので、深夜決着必至です。お時間のある時にチラチラとご観戦いただければと思います。

さて、藤井竜王関連の対局は、実は12月25日(日)に「サントリー杯東西対抗戦」という棋戦も行われます。関西棋士6人対関東棋士6人の団体戦です。おそらく、ABEMA将棋チャンネルで無料放送になると思います。

実は、関東のメンバーの渡辺明名人がコロナ感染のため欠場となりました。で、どうなったかと言うと、関西側が一人「不戦勝」ということになりました。ただ、わざわざ大阪から赤坂のサントリーホールまで来てもらって、将棋を指さずに帰すわけにもいかないので、「関西代表棋士の一人が、エキシビションマッチとして、佐藤康光九段(日本将棋連盟会長)と指す。ただし対抗戦の勝敗に影響なし」ということになったそうです。

関西のメンバーの方がただでさえ実力的に上で、さらに関西が一勝リードで関東は厳しいですが、だからこそ関東の代表棋士には「下剋上」を狙って頑張ってもらいたいです。

では、また明日!

Jun


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