藤井竜王、本日対局!(B級1組順位戦)

藤井竜王、本日対局!(B級1組順位戦)

ABEMA将棋チャンネルでの放送は「こちら」から。

ABEMAの番組表のお馴染みの画像も「竜王 藤井聡太」となりました。ファンとしても感慨深いです。

藤井竜王にとって、次なる最大の目標と言えば、順位戦「B級1組」を今期中に突破することです。というのは、今期B級1組を突破して、A級に昇級。来期A級で1位となって、名人への挑戦権を獲得。2023年4月から始まる名人戦に初挑戦&初戴冠することで、谷川浩司九段の持つ「最年少名人(21歳2ヶ月)」を更新することができます。現在、19歳3ヶ月の藤井竜王がこの記録を破るためには、2023年の名人戦というワンチャンスをモノにするしかありません。

世間的には、四冠からさらにタイトルを!という期待が膨らんでいますが、羽生善治さんが七冠制覇(当時タイトルは全部で七つ。現在は八つ)したのは25歳の時だったので、藤井竜王の全冠制覇はまだしばらくいいでしょう・・・とは思います。そもそもタイトルを増やすためには、いま持っているタイトルを全て防衛しなきゃいけないので・・・。しかし、藤井竜王がいまの安定感と勝負強さを2年後も継続していれば、七冠持って名人挑戦ということも、ありえないことではないので、恐ろしいです。

さて、対局相手の松尾歩八段とは、今年の3月23日に竜王戦2組ランキング戦準決勝で当たっています。後手番の松尾さんが「横歩取り」という、藤井竜王が比較的苦手としている戦型に誘導して、非常に際どい大接戦となりました。藤井竜王が「▲4一銀」という、プロの間でも「大絶賛」された妙手をひねり出して、勝利します。この勝利が、まさに先日の竜王位奪取につながっているわけですね。「藤井 41銀」でググると「神の一手」とか「伝説の一手」とか、賛辞の嵐です。ちなみに、3月23日と言えば、羽生さんがストックホルムに到着して「公式練習」を行った日でした。

そして、今回の順位戦はすでに先後が決まっていて、松尾さんが再び後手番です。当然ながら、横歩取りに誘導するでしょうし、藤井さんも竜王として臨む初めての対局ですから、もちろん受けて立つでしょう。どちらの研究が上回るのか?今回も名勝負になると思いますので、ぜひご覧ください。

持ち時間は各6時間で、昼食・夕食休憩があるので、終局はてっぺん近くの長丁場になるでしょう。お暇な時間にチラチラと「ABEMA」の方をチェックしていただければと思います。

では、また明日!

Jun


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